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ベロニカは死ぬことにした



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ベロニカは死ぬことにしたの評価: 4.00/5点 レビュー 66件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 41~60 3/4ページ
No.26:
(5pt)

ベロニカから学ぶ新しい自分探しへの旅

奇妙なめぐり合わせにより精神病院に入院したベロニカという若い女性が
残された数日間の心の葛藤と純愛を描いたパウロ・コエーリョ独特の世界が
醸し出す素晴らしい作品です。
作者のこれまでの作品でも見られる、自分探しというテーマの系譜にも
沿っていると思いますが、ベロニカが心の内的側面を深く洞察して導き出した
結論に従い行動を始める瞬間は感動的です。
すでに物質的に満たされた世代に生きているものの、何故か心が満たされず、
ふとした瞬間に暗澹たる風が心を吹き抜けてしまっている様な人には
是非一読いただきたい本です。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.25:
(4pt)

「狂気」と「普通」

この作品は、精神病院を扱ったものなので、当然のことながら、人間の「狂気」を題材にしています。ただ、作者はこの「狂気」を捉えるにあたって、それに対応する概念として「普通」ということを定義しようとしています。「普通」とは何か?と言うことで、タイプライターのキー配列の話や、時計の針の回り方を例にとって、大勢が納得すればそれが合理的であろうとなかろうと、それが「普通」だと言います。そうした大勢が「普通」と考えることに反する人を「狂気」の人と言うんだとします。
そんな中で、主人公を中心に4人の男女が「生きる」意味を見つけて、それを乗り越えようとします。「普通」の集団の中にいようと、「狂気」の集団の中にいようと、人間として一番大切なのは、「愛情」であり、「生きる」意味を知って生きることだと言っています。
この作品自体は、やや哲学的な部分もありますが、昨今騒がれている精神疾患を考える上で、面白い小説だと思います。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.24:
(5pt)

自分の中の狂気

みなさんは、自分の中に潜む狂気を知っていますか。他に向けられることだけでなく、自分に向けられる狂気をです。誰もが感じだことがある自虐心を通し、そこから、混沌とした「生きること」をベロニカが表現しています。そして、ベロニカを取り巻く狂気の本質を知る人々が、ベロニカを通し、「自分とは」「生きるとは」を見出し、それらを全うするための道を見つけます。読み方や感じ方は「みなさんの中の狂気」で読むと違う世界を見ることが出来るかもしれません。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.23:
(4pt)

あと5日でなにをしますか?

仕事も恋も充実していたベロニカ。だが毎日同じことの繰り返しに飽き、死ぬことを決意。大量の睡眠薬を飲んだ。気づいたとき彼女は精神病院に入院させられ、医師から死の宣告を受ける。「薬の影響であと5日しか生きられない」と。一風変わったその病院で、他の入院患者と共に過ごすうちに、彼女は迫りくる命のタイムリミットに震え、過去を振り返るようになる。人生とは?生きることとは?いままで自分に何が足りなかったのか?やがて来る死に備えて、たとえ短くても悔いのない生き方をしようと決めたベロニカ。その若さと健全さは周囲の患者にも影響を与え、それぞれが現実と向き合いつつ生きる道を模索し始める。作中の医師の「死を意識することで、より密度の高い人生を送るよう力づけられることがある」という言葉に納得する。人間誰しも「こんな人生や~めた」と思うことがあるだろう。でもそういうときには本当に死を理解していないのだと思う。それが現実として迫ってきたときに、人間はどう生きるのか?その答えがこの本の中にはある。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
4047913448
No.22:
(3pt)

ちょっと難しかった

表紙にひかれて高校のときに読みました。結構、感動したのですが訳がとてもわかりにくいように思えました。原書を忠実に訳した、という感じです。お話自体はとても素晴らしいのですが、訳がどうも好きになれません。文庫版は訳に多少手が入れられているようなので、また読みたいと思います。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.21:
(5pt)

優しい本です

「結局は自分は一人なんだ」、「他人が自分を完璧に理解してくれる事なんてありえない」、「誰も助けてくれない。自分で決断し実行しなければ」、ってゆうような、騒がしい町の中でぱったりと自分の世界だけが切り離されて痛い位の沈黙の中に取り残された様な孤独感を感じた事のある人は、他人と自分との境界線をはっきりと持っている。他人と向き合えば向き合うほど、自分と向き合えば向き合うほど、その境界線ははっきりしてくる。それが、はっきりすればはっきりするほどに、孤独感は強まる。そして、自分が生きている意味に疑問を感じる。あれ?私は毎日何やってるんだろう、何でこんなことしてるんだろう、みたいな。世間体、一般常識、何だそれ、みたいな。<<普通>>という言葉に押しつぶされて、自分を見失っている人が、読んでみると共感できるんじゃないかと思います。自分の中の押し込められている想いが掘り起こされていく感じで不思議と気持ちが楽になっていく本です。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.20:
(3pt)

文芸<哲学書

 精神病院を舞台とした、魂の解放の物語。主人公の自殺未遂美女ベロニカが、何人かの登場人物から影響を受け、また、彼らに影響を与えながら、話が進む。「自分らしく生きる」って、どういうことか本当に分かってますか?という質問を投げかけられ、「私はこういうことだと思う」という著者の主張が、物語に込められている。 物語や比喩でメッセージを伝える、というよりは、登場人物の会話やナレーションで主張を朴訥に書き出している、という印象を強く受ける。そういう意味では、文芸作品、というより、哲学書のようだ。 また、訳がかなり不自然なほど無味乾燥なものになっている。これは著者の文体に忠実に訳した結果なのか、それとも・・・・そのへんは原文を読んだ方にしか分からない。 とにかく、文章の美しさ、表現の味わいを求める方にはお勧めできない。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
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No.19:
(3pt)

精神世界

パウロ・コエーリョの作品は、いろんな意味で考えさせられることが多い。
その中でも心の中のタナトスを描いたのが、この作品であると思う。
生き続けても得るものはなく、苦悩する可能性が増えていくだろう人生に見切りをつけた主人公。
しかし自殺は未遂に終わり精神病院に収容される。
後遺症で一週間の命と宣告され、再び生きることの意味を考え始めた。
生きることの意味を探し求め、患者達との交流もまじえてストーリーは展開していく。
なんでもない日常に疑問を持ってしまった時、人は死を選ぶのだろうか。それはその人の価値観だから、責められるものではないと思う。正常な人間と精神に異常をきたした人間との違いは人数の違いだけだという話を持ち出しておきながら、最後には皆が医学的に回復の兆しを見せ始めたというところで終わっている。ひとつ気になったのは、多重人格の男性も絡めているけれど、どう見ても自閉症。誤訳か? 自分の人生を自分らしく生きろ、と言いたかったんだろう。「アルケミスト」が完成されていただけに、もう少し精神世界を掘り下げてみて欲しかった。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.18:
(5pt)

深く同一化し、周囲の雑音が消えた・・・

パウロ=コエーリョを読むのはこれで4冊目になります。「アルケミスト」では彼の正の理想をさらした。「第五の山」は彼の信仰の一般性が小説と結びつき、純粋な物語として現れた。「星の巡礼」はさすがについていけなかった。この本は違う。哲学的な問答が行われるあたりはパウロ=コエーリョそのものだ。けれども、この本では、「アルケミスト」と逆行し、彼の負の内的世界、彼の心の奥底にあるものをあるがままに示している、と思った。熱心なキリスト教徒であったはずの彼が書いたとは思えないような描写もある。主人公達に彼の何かが乗り移ったかのように話が展開される。とんでもなくリアルで、とんでもなく共感してしまう。これまでにない経験だった。大学の生協に売られていたのを衝動的に買い、図書館で取り付かれたかのように読んだ。時間も、周りの雑音も、全てが消えてしまうほどだった。主人公達の心の葛藤は、全てにおいて深く自己にシンクロし、自分がいるかのような錯覚さえ感じる。正直、「アルケミスト」は一度読んだ時は強く引き込まれたものの、改めて読んでみると冷めていく自分がいた。でも、この小説は違うと思う。あまりにリアルで、真実を映し出している。死を前にしたベロニカ、深い混乱を抱えた登場人物たちの生き様は本当に本能のままで生々しい。エンディングは少しだけ書きすぎているようにも思えたが、この小説に共感し、同一化してしまった自分が怖くなった。あまりに不思議で、他人事とは思えない、そんな小説である。刺激がかなり強いので、精神的に不安定な人は心が強く落ち着くか、強く乱れるか、わからない。私は少し中毒っている。冗談ではなく、受験生に「車輪の下に」を読ませるよりも危険かもしれない。それほど人間の内面をえぐりだしている。私はえぐりだされて困っている。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.17:
(4pt)

一気に読めると思います

 平凡な日常生活の中で繰り返される変わりのない日々。そこでは、思いもかけない危険や困難は遠ざけられているものの、人々と変わらぬ生活スタイルを頑なに守ることが要求される。でも、そういった日々を繰り返していると、やがて自分の生来の願望や、秘められた強い欲望を自分で封殺してしまう。 自殺しそこなった後に余命を1週間までと宣告されたベロニカは、狂人たちとのコミュニケーションを通じ、自分の生命が無意味に感じられたのは、狂うことなく、自分を抑圧し続けていたことに気づき始める。その気づきは、周りの入院患者たちにも影響を及ぼし始める・・・・。 自分の日常生活をかえりみつつ、一気に読み終わりました。見事なストーリー展開だと思います。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.16:
(5pt)

肩の荷が下ろせた

この本を読んだ方々のレビューをみて、(カバーも気に入り)読んでみました。自分が抱えてたわだかまり、苦しみ、不安に思うことが、ページを捲る毎、少しずつ取り払われて行くのを感じました。(言葉で表すのはとても難しいけれど)それはパウロ・コエーリョは、ベロニカや他の人物について、いらない語句で装飾していないから。登場人物の過去や現在をありのまま記し、これらの事柄を、それ以上にもそれ以下にも、大袈裟に(わざと同情をあおろうなどと)表現することは望んでいなくて、それが読み手の、現在の自分の心に素直に届いた感じがします。なにも、考え方が180度変わったとか、憂鬱から開放された、とまで言いませんが、しかし実際に読み終わった後から今日までの1週間と、今までの何十年、かなり視点を変えられた気がします。悪役のいない小説、だと 私は思います。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.15:
(5pt)

パウロ・コエーリョ

「悪魔とプリン嬢」そして本作、私は個人的にとても気に入っています。訳が悪いと言われてますが、作風の雰囲気が良くでているのではないかと思います。一気に読んでしまいました。ガルシア・マルケスに独自の世界があるように、最近のパウロ・コエーリョはとても魅力的な世界を作り始めているように思います。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
4047913448
No.14:
(5pt)

死を考えたことのある人へ

検索してこの本にあたった方の中には,一度は死を考えた覚えのある方もいるのではないだろうか。
それに対する各人の答えはその人なりに異なるだろう。
しかしまだ答えの出ていない人にささげる本である。
ただし断っておくと,この本に答えは書いてない。書いてあるのは,答えを探すための処方箋である。
死を考えるのは,決して生に背くことではない。むしろ,体が生きているという事実だけにだまされたくないという魂の声である。耳をふさがず,自分の本当の気持ちに気づいてほしい。
生きることに,この世にあることにタブーはない。そんな,実はあたりまえのことを思い出させてくれる一冊である。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.13:
(5pt)

この小説は、現代社会の悩みの一つの回答です。

この本に対する感想は、読者の置かれている心理状態によって大きく左右されるだろう。現在進行形の恋愛の渦中にある人には、とっておきの恋愛小説として。そして日々の生活に疲れた人には、希望を与えるファンタジーとして。短い小説ながら、その時の心理状態で様々な輝きを見せる作品です。そしてもっと大きな意味で言うと、年間自殺者3万人を超える自殺大国日本(日本よりも人口の多い先進国アメリカをも超える自殺者を出している事実)に暮らす、私たちに対する自殺問題に対する一つの回答として読む事も可能です。コエーリョの他の作品同様に、人が生きていく為に必要なものは何なのか?これがコエーリョのテーマですが、愛だけでなく、家族愛だけでなく、豊かな生活を営む私たちに一番必要と!されるものは何かを教えてくれる小説です。作品内にも豊かな(世界の他の国々と相対的に比較して)日本に触れているくだりがありますが、他のコエーリョの作品と切り離して読むとよいと思いました。特に多忙なビジネスマンにお奨めです。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.12:
(5pt)

期限付きの命

若くて、きれいで、恋人もいるし、仕事もあり、両親の愛も足りているのに、死を決意する主人公。運び込まれた精神病院で、あと数日の命という宣告を受け、自分のこころをみつめていく。ひとはみんなオリジナルな存在であり、それぞれどこかヘンなのだ。でも、いろいろなものに適応しようとするうちに、何か大切なものを抑圧してしまうのかもしれない。この小説の中の精神病患者は抑圧された何かを持ち、それに耐えられずに逃避してしまった「ふつう」の人たちであるように思う。ベロニカは、自分が知らない間に抑圧していたものの存在を認め、死が迫る中、自分のこころにしたがって生きようとする。自分のこころに忠実に生きることが、生きることであり、そうでなければ、体が生きているだけで、死んでいるのと一緒なのかもしれない。命に期限が迫っていることに気づいて、ベロニカはこころのままに生きようとする。でも、実はすべての人の命に期限があるのであり、良く生きるにはこころのままに生きるしかない。(時として、勇気のいることだが。)エンディングも暗いものではなく、とにかく、パウロ・コエーリョの他の作品と同様、生きる勇気を鼓舞するメッセージに溢れた作品である。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.11:
(5pt)

「死」は「生」を生み出す

この本は面白い。一言でまとめると「生」と「死」について述べられている。 いや小説だから、述べられているというよりもあたかも読みながら自分が主人公のベロニカのようになったような疑似体験ができて読み終わったあと生きていることに対しての意義はすごいなあ、価値は大きいなあ、と実感したし、「生きよう!」と力がわいてきた。 面白いのは死を意識すればするほど生の意識が高まると言うこと。 藤原紀香が自分の親戚の死に直面して一回しかない人生は後悔してはならない!と決心した、といつかの日経新聞で語っていたことを思い出した。 やっぱり僕も死ぬ。いつかは分からないけど。でもその「いつかは死ぬ」という意識がありながら生きることと、意識が無くただダラダラ生きているのとは決定的に違う。 また死の意識がなくだらだら生きていること=「おまえはすでに死んでいる」(ケンシロウ)(なんとすごい言葉だろう!)ということだろう。 でもそのように既に死んでいる人は今日多いのかもしれない。今日生きていることは奇跡であることを感じさせてくれる一冊でした。
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.10:
(5pt)

飛ばし読み厳禁!!

死から甦ったベロニカは暗い精神病院の灯台☆皆の心を明るく、残酷に、滑稽に照らし出していく。精神病院というとても不自然な環境を、「自然」に思わせてしまうパウロ・コエーリョはすごい!!
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)より
4042750052
No.9:
(5pt)

面白かった!!

単行本版、文庫版、両方読みました。文庫化に際して、大分訳に手が入れられているようで、読みやすくなったように思います。現代日本が抱える病巣をいち早く見抜いていたようなコエーリョ氏の着眼点の鋭さに感服しました。星5つです。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
4047913448
No.8:
(3pt)

訳がマズイ!「た。」が多すぎる!

文末のくくりが、「・・・した」「・・・であった」「・・・だった」等いやと言うほど「た」が多用され過ぎていて読みにくかったです。原作がいくら良くても、訳者のせいで魅力が台無しになる事があるけれど、これもそれの一つ。それから文の作り方が、中学生の英文訳のようなんです。私は英語が出来ないので、原作とどれくらい違いがあるかは分かりませんが、この本の訳はかなり杜撰だと言えるでしょう。だけど内容自体は面白いので星三つ。だからその分残念です・・。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
4047913448
No.7:
(4pt)

読みづらいですけど,興味深いです

 訳が少々わかりづらいです.私の頭が堅いからかもしれませんが...文脈をよく読んでいかないと誰の発言なのか誰の描写なのか,不明の個所が多々あるように感じました.もう一度,筋がわかった時点で読み返してみるともっと深く理解できると思います. 内容は自分にとってはかなり興味深いものでした.最近の精神世界関連の本とは趣を異にする,人生に悩み疲れた時に考えそうな事柄を丁寧に扱っていると感じました.自殺場面が妙にリアルで自分の息も止まっていきそうに感じて...いろいろ考えさせられました.
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
4047913448

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