神のロジック・人間のマジック(次は誰の番ですか?)

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評判

神のロジック・人間のマジック(次は誰の番ですか?)の評価:

3.17/5点 レビュー 29件。 B ランク

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平均点3.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 21〜40 2/3ページ
No.23
(1pt)

ストーリーは悪くないが。。。

初めて読んだ作家で、叙述トリック物と知った上で読み進めた。

ストーリーは面白い。世間から隔離された寄宿舎で過ごす数名の小学生が、この寄宿舎の特異性に疑問を持ち推理していく内容。
決して独特な文体と言う訳では無いと思うが、新しいようで古い、古いようで新しい感じがする文体からは、この寄宿舎の情景が目に浮かんで来て、匂いや味まで伝わってくる感じがした。

なので、物語にはすんなりと入り込めたのは良かったが、結末がこれとは。。。

結末は、叙述トリック物を読むきっかけとなったある作家と全く同じ。その作家の本は叙述トリックと知らずに読み最後のオチ(トリックの開示)で凄く驚いた記憶が有る。
しかし、本書では全くその様な驚きや感動が無かった。

上に上げた本と本書の一番の違いはこの点だと思う。共に最後までトリックに気付かず、ミスリードにすっかりリードされてオチまで進んだ。しかし前書は「そうだったのか!」と一瞬にして霧が晴れたようにすっきりとしたが、本書は「え?これって有り?」となってしまった。トリックとは関係の無い、結末も気持ちの良い終わり方では無かった。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.22
(4pt)

最後のどんでん返しにかけた作品

アメリカの謎の施設に集められた小学生達の隠された驚愕の真実を巡る西澤氏らしい凝ったギミックのミステリー作品。
いわゆる叙述系トリックの作品であり、散りばめられた伏線と意図的な違和感が最後に結実する衝撃の落ちに勝負をかけた作品とも言え、あくまで最後の落ちありきの作品であるため、物語自体としてはやや退屈な部分もある。
この落ちのアイデア自体は過去にも例があるものだが、その落ちに向けて西澤氏らしい周到な伏線が張られているのは素晴らしい。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.21
(4pt)

最後のどんでん返しにかけた作品

アメリカの謎の施設に集められた小学生達の隠された驚愕の真実を巡る西澤氏らしい凝ったギミックのミステリー作品。
いわゆる叙述系トリックの作品であり、散りばめられた伏線と意図的な違和感が最後に結実する衝撃の落ちに勝負をかけた作品とも言え、あくまで最後の落ちありきの作品であるため、物語自体としてはやや退屈な部分もある。
この落ちのアイデア自体は過去にも例があるものだが、その落ちに向けて西澤氏らしい周到な伏線が張られているのは素晴らしい。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.20
(5pt)

傑作だと思います

文庫本で読めば良かった。歩きながら読むには大きかったわ。面白かった。傑作だと思う。残念なのは、途中からミステリになってしまうところなのだが、それは仕方がない。アマゾンレビューでは、ミステリとして評価されるため点が低いが、同上。トリックは単純で、ほぼわかってしまう。ラストは予想が付いたので驚きは無かったが、ミステリで文学が読めるとは思っていなかったので、そっちの方で吃驚。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.19
(5pt)

傑作だと思います

文庫本で読めば良かった。歩きながら読むには大きかったわ。面白かった。傑作だと思う。残念なのは、途中からミステリになってしまうところなのだが、それは仕方がない。アマゾンレビューでは、ミステリとして評価されるため点が低いが、同上。トリックは単純で、ほぼわかってしまう。ラストは予想が付いたので驚きは無かったが、ミステリで文学が読めるとは思っていなかったので、そっちの方で吃驚。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.18
(4pt)

Logic of God is Magic of Human

題名が秀逸。「人間のロジック 神のマジック」なのではない、「神のロジック 人間のマジック」なのである。神とはその名の通り神秘的な存在であり、人間の論理を超越している――のではなく、神はあくまで論理的であって、人間こそがそれを超えた神秘をなすのだ。
 …などと読了後に感心していたら、題名には英訳が附されているのにいまさら気がついた。"Logic of God is Magic of Human"。少し拍子抜けする。なるほど。作者はあくまで人間の視点で考えているということなのだろう。わずか一文字違いだが、私は"Logic of God vs Magic of Human"だと思いこんでいた。こちらはいうなれば、論理としての神(言葉は神なりき!)の視点である。
 要するに、作者が描いたのは多神教の世界であるが、私には神=キリスト教の神という大前提があったのである(日本の神は、人間と対概念を成したりしない存在だから、だが)。
 「ステラ、愛しているんだ、きみのことを」
 終盤、主人公のこの科白は真実に切ない。少年の熱い思いみなぎる訴えは、本当に己の全存在を賭けている。ヒロインであるステラ・ナミコ・デルローズがマモルの言葉に耳を傾けてくれなければ、世界はもう終わったも同然なのである。
 「世界そのものの謎」をトリックと物語で表現した、長く語り継がれるべき佳作である。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.17
(4pt)

Logic of God is Magic of Human

題名が秀逸。「人間のロジック 神のマジック」なのではない、「神のロジック 人間のマジック」なのである。神とはその名の通り神秘的な存在であり、人間の論理を超越している――のではなく、神はあくまで論理的であって、人間こそがそれを超えた神秘をなすのだ。
 …などと読了後に感心していたら、題名には英訳が附されているのにいまさら気がついた。"Logic of God is Magic of Human"。少し拍子抜けする。なるほど。作者はあくまで人間の視点で考えているということなのだろう。わずか一文字違いだが、私は"Logic of God vs Magic of Human"だと思いこんでいた。こちらはいうなれば、論理としての神(言葉は神なりき!)の視点である。
 要するに、作者が描いたのは多神教の世界であるが、私には神=キリスト教の神という大前提があったのである(日本の神は、人間と対概念を成したりしない存在だから、だが)。
 「ステラ、愛しているんだ、きみのことを」
 終盤、主人公のこの科白は真実に切ない。少年の熱い思いみなぎる訴えは、本当に己の全存在を賭けている。ヒロインであるステラ・ナミコ・デルローズがマモルの言葉に耳を傾けてくれなければ、世界はもう終わったも同然なのである。
 「世界そのものの謎」をトリックと物語で表現した、長く語り継がれるべき佳作である。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.16
(1pt)

ネタは良いけど・・・

某有名作を読んだことがあるので、導入部でネタが分ってしまった。
ある意味某有名作よりも世界観を作りこんであるのでその意味では残念です。
だから、ネタが分った人のためにも楽しめるような工夫、つまりもう一ネタなり、
もう一トリックなりがあればよかったの思います。
ラストも救いがないので、点数は低いです。
ただ、某有名作がなければ星四か三ぐらいの価値はあると思います。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.15
(1pt)

ネタは良いけど・・・

某有名作を読んだことがあるので、導入部でネタが分ってしまった。
ある意味某有名作よりも世界観を作りこんであるのでその意味では残念です。
だから、ネタが分った人のためにも楽しめるような工夫、つまりもう一ネタなり、
もう一トリックなりがあればよかったの思います。
ラストも救いがないので、点数は低いです。
ただ、某有名作がなければ星四か三ぐらいの価値はあると思います。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.14
(4pt)

生徒に犯人当て問題のディスカッションをさせる〈学校〉

「ぼく」こと御子神衛(11歳)は、どことも知れない荒野
にある〈学校(ファシリティ)〉で、寮生活を送っている。
「ぼく」以外の生徒は五人、教職員は三人しかおらず、
授業では実習と称し、犯人当て問題のディスカッション
が行われていた。
「ぼく」たちは〈学校〉の目的や、自分たちが集められた
理由について、あれこれ推測するが真相は見出せない。
そんな折、新入生がやって来たことにより、
それまでの安定した世界に亀裂が入り……。
本作のメイントリックについては、作中でいくつか仮説が提示されたり、結構
露骨なヒントもあるので、カンのいい人は、中盤で察しがつくかもしれません。
しかし作者は、そのトリックによって読者を騙すことを最優先の目的としていたわけではありません。
あくまでそれは、本作の特殊空間と対峙する探偵役の「ぼく」に対して仕掛けられたものなのです。
(要するに、いわゆる叙述トリックではない、ということです)
作者からすると、真相が発覚した後の残酷で悲痛な幕切れをこそ 描きたかったのでしょうが、
人によっては「安直な設定とアンフェアなトリ ック」と裁断する向きもあるのかもしれませんね。
個人的には、お得意のディスカッションや連続殺人のアクロバティックな展開
に作者の持ち味が遺憾なく発揮されていたので、それなりに楽しめましたが。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.13
(4pt)

構成員を呪縛する〈学校=(クローズド・サークル)〉

「ぼく」こと御子神衛(11歳)は、どことも知れない荒野
にある〈学校(ファシリティ)〉で、寮生活を送っている。
「ぼく」以外の生徒は五人、教職員は三人しかおらず、
授業では実習と称し、犯人当て問題のディスカッション
が行われていた。
「ぼく」たちは〈学校〉の目的や、自分たちが集められた
理由について、あれこれ推測するが真相は見出せない。
そんな折、新入生がやって来たことにより、
それまでの安定した世界に亀裂が入り……。
本作のメイントリックについては、作中でいくつか仮説が提示されたり、結構
露骨なヒントもあるので、カンのいい人は、中盤で察しがつくかもしれません。
しかし作者は、そのトリックによって読者を騙すことを最優先の目的としていたわけではありません。
あくまでそれは、本作の特殊空間と対峙する探偵役の「ぼく」に対して仕掛けられたものなのです。
(要するに、いわゆる叙述トリックではない、ということです)
作者からすると、真相が発覚した後の残酷で悲痛な幕切れをこそ 描きたかったのでしょうが、
人によっては「安直な設定とアンフェアなトリ ック」と裁断する向きもあるのかもしれませんね。
個人的には、お得意のディスカッションや連続殺人のアクロバティックな展開
に作者の持ち味が遺憾なく発揮されていたので、それなりに楽しめましたが。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.12
(3pt)

衝撃の結末

2003年に出た単行本の文庫化。
 西澤氏の特徴が良く出た作品。舞台はアメリカ、多国籍の登場人物、虐殺、推理ゲーム、衝撃の結末。
 なかなか意外性のある結末で、氏の作品のなかでも良作に位置づけられるものだろう。ただ、ちょっと残念に感じる点もある。まさか、こういう方向のラストになるとは思わなかった。確かに凄い結末だが、なんだか拍子抜け。いや、本当に悪い作品ではないのだが、がっかりというか。
 まあ、これも作者に完全にだまされてしまったということなのかな・・。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.11
(3pt)

衝撃の結末

2003年に出た単行本の文庫化。
 西澤氏の特徴が良く出た作品。舞台はアメリカ、多国籍の登場人物、虐殺、推理ゲーム、衝撃の結末。
 なかなか意外性のある結末で、氏の作品のなかでも良作に位置づけられるものだろう。ただ、ちょっと残念に感じる点もある。まさか、こういう方向のラストになるとは思わなかった。確かに凄い結末だが、なんだか拍子抜け。いや、本当に悪い作品ではないのだが、がっかりというか。
 まあ、これも作者に完全にだまされてしまったということなのかな・・。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.10
(4pt)

爽快感と喪失感

なかなか厳しい感想が多いようですが、私にとっては近年読んだ中では
かなり好印象の作品でした。
なんといっても、自分が思い描いていた世界(観)がぐるっと反転する
あの感じ。これがあるからミステリはやめられない、という思いを久々
に味わせてもらった作品です。
決して後味は良いとは言えないし、論理的にどうこうという作品ではない
(と言うと語弊がありますが)と思いますので星4つとしましたが、
サプライズを求めている方に、強くお勧めできる作品です。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.9
(2pt)

ミステリーなんですよねコレ?

はっきり言ってダメでしょ。
ミステリーにおいて破綻しています。
どのくらい破綻しているかというと、四次元ポケットと秘密道具をフル装備したドラえもんが普通の人に変装してミステリーに加わってるぐらいに。
ラストの種明かしでは、それまでに物語の中で構築した世界観が完全に蒸発してしまい、読む気にもなれませんでした。
ソレを物語り最大の『謎』にしてはダメだろ、反則だろって感じです。
ソレを物語の主軸にするんだったら、はじめの段階できちんと世界観として読者にすり込ませるべきでしょう。
別の展開をすればSFでは道が開けたのかもしれませんね。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.8
(2pt)

虚妄のロジック

西澤氏はSF的設定の中、ある縛りを設け、その縛りの中で謎を論理的に解くというロジカル・ミステリの大家。その西澤氏が題名に「ロジック」と入れたからにはさぞかし自信作だと思ったのだが、とんだ失敗作だった。
世界中から子供を学校に集め、そこで連続殺人事件が起きるという設定は非現実的だが、それはそれで構わない。上述したように、どんな設定であれ、その世界で一本通用する論理があれば立派な作品になり得る。ところが、本書は「神のロジック」どころか、ある登場人物の「**」で成りなっていると言うお粗末さ。これでは、途中でどんな不可思議な事態が起きても、結末は一言で済んでしまう。この構想に怒らない方がいたら、余程我慢強い方であろう。
西澤氏は、私が日本ミステリ界で最も期待している作家の一人である。それが、こんな低レベルの作品を書かれては失望感を味わうだけである。休養を取るなりして、もっと練りに練った作品を発表して欲しい。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.7
(4pt)

怪しげな「学校」

いつもの西澤ワールドとは趣向の違った一冊。
最初から最後まで、どこか不気味で暗い、ホラーテイストが漂います。
どこともしれない荒野にそびえ立つ建物の中に、6人の少年少女が集められ、共同生活させられます。
主人公のマモル11歳もその一人です。
この小さな「学校」にいるのは、妖しげな「校長先生」や「寮長」たち。そして謎の「ワークショップ」と称した、推理ゲームの授業・・・ 
ここはどこで、「校長」の目的は何なのか、なぜ彼らはここに集められたのか?
少年たちは次第に自分たちで、この奇妙な状況について推理を巡らせるようになり・・・
序盤は少年少女が推理するということで、ジュブナイルのような雰囲気かなと思って読み始めましたが、全然違いました。
少年が主人公って、宮部みゆきの小説でもあるのですが、個人的にはすごく好きな設定。
大人の理不尽さを感じつつも、そこに依存しないと生きて行くことができないというアンビバレンツ、
そこを割り切って生きるしたたかさなど、大人にはない心理的な制約があったりして、おもしろいです。
大人顔負けの推理を展開しつつ、ジュースやお菓子に釣られる素直さもかわいい。
幻想小説かホラーのような感じで、綾辻行人あたりが書きそうな、終始全体的に暗くて重々しい雰囲気が漂っており、
いつもの西澤作品に見られるような、明るくロジカルな推理ではなく、そういった物語全体の雰囲気を楽しむべき一冊だと思います。
ストーリーを通して「大きな謎」が仕組まれているのですが、しっかり騙されてしまいました。
後味は悪いけれども、きれいに騙されたので爽快感がありました。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.6
(2pt)

すっきりしませんなぁ〜

基本的に西澤氏の本は読んでおりますが、他の作品に比べると、見劣りの感は否めません。私は、突拍子もない(あり得ない)前提を置き読者に知らしめた上で、推理を進めさせる“七回死んだ男”や“神麻嗣子シリーズ”をこよなく愛するわけですが、最後にそれこそ“ウッソー”とあり得ない設定が明らかになる本作は、最後の謎があまりにも、現実離れしすぎであったことや、殺人の描写が物足りなかったことなどから、少々がっかりしました。

ここのところ、西澤氏は発表のペースが落ちておりますが、じっくりと充電してもらい、また神麻嗣子シリーズや山吹みはる=完全無欠の名探偵のような暖かく、推理も楽しい作品を期待します。
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)より
4167674025
No.5
(2pt)

すっきりしませんなぁ〜

基本的に西澤氏の本は読んでおりますが、他の作品に比べると、見劣りの感は否めません。私は、突拍子もない(あり得ない)前提を置き読者に知らしめた上で、推理を進めさせる“七回死んだ男”や“神麻嗣子シリーズ”をこよなく愛するわけですが、最後にそれこそ“ウッソー”とあり得ない設定が明らかになる本作は、最後の謎があまりにも、現実離れしすぎであったことや、殺人の描写が物足りなかったことなどから、少々がっかりしました。

ここのところ、西澤氏は発表のペースが落ちておりますが、じっくりと充電してもらい、また神麻嗣子シリーズや山吹みはる=完全無欠の名探偵のような暖かく、推理も楽しい作品を期待します。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408
No.4
(3pt)

運。

荒唐無稽な設定を、いかにミステリに編み上げるか、というのがこの作者さんの、ひとつの真骨頂なわけで、今回もそれが発揮されております。元々、マンガとかからのインスパイアを隠さない作者さんですが、今作は「学園物サイコ・スリラー」みたいな、サスペンスな雰囲気のある奇妙なストーリー。ある種ライト・ノベルか、コミック風にも読めると思います。ストーリーテリングはポップです。この作者さんらしい。ミステリとしては、まずはクローズド・サークル物に分類されるのでしょう。が。※ 以下、一切の予備知識を持ちたくない方は、読まない事をお薦めします。ごめんなさい。はい。一番の謎はその「学校」の存在自体についてなわけで、結局ここが骨子になるという事は、いわゆる○○トリックで。やっぱこの真相というかオチが肝であり、この作者さんらしい一発勝負の大技。で。この作品にとってやや不幸だったのは、近い時期に発表された某作品に、メイントリック(プロット)が酷似、というか核は同じになってしまった事でしょう。それと、最後の解明(説明)部分が、いくらなんでも強引過ぎやしないかい?と少し思ってしまいました。この手の話は、元来私は嫌いではないのですが…。っていう辺りの諸々を考慮して、星3つとさせていただきました。ちょっと、運がなかった、とも言えます。ストーリーは結構気に入ってます。
神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 神のロジック・人間のマジック (本格ミステリ・マスターズ)より
4163218408