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猛き箱舟
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【この小説が収録されている参考書籍】
猛き箱舟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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コミカライズで端折ってる所多数 小説のがよい | ||||
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船戸与一さんを初めて読みます。30年来、古い友人が好きで勧められてもいて。今それを思い出す様にして手にしたのは、自分の人生が前半でなく後半にあるからだろうと思えます。 読んでみて引き込まれる箇所と登場人物もあるのですが、どうもリアルさに欠ける変なハードボイルドの登場人物がいて、それが私には物語を読みながら頭に描くトーンを破壊している様に感じられます。友人と二人で飲んでいる所に知らない酔っぱらいがやって話し掛けて来る異物感、そんな呑み込め無さです。若しくは知らない香辛料が入っている味のカレーか。読み進めたいのだけれどなかなか難しい。過去に私の行ったアフリカの歴史もこれから生きそうなのだが。私にはハードボイルドより物悲しさの方が現実として「ありそう」で読み進められる動機になるのかも。私は乗りで読むタイプではないという事かも知れないです。 | ||||
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相変わらずのリアルな血と暴力の世界観。 この作家の文体は受動態が多いような気がして、少しうっとうしくなります。 たとえば、「たばこがとりだされた」など「なになにが、された」と連発。描写力自体はすさまじく上手いのですが……。 登場人物のだれ一人、幸せにはならないのは、どの作品にも言えることですね。それが残念。 ラストに関谷が殺されるのは蛇足では? せっかく幸せになろうとしているのに。 作者は関谷の孫が「第二の香坂」になるという暗示を残して幕を下ろします。 奥が深いですね。 | ||||
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船戸与一作品はちょっと癖があって、初めて船戸与一の作品を読む人は船戸節とでも言うべき話の進め方に慣れるまで我慢出来るかどうかで船戸与一の評価が変わってくることが多いと思う。 というのも、冒頭部分で何が言いたいのか掴みかねる作品が多い。掴みが悪いというか。 例えば私が初めて接した船戸作品の砂のクロニクルではハジが二人出て来て、しかも主人公が複数人いる。 もしくは蝦夷地別件でも後半の畳み込みは凄まじい凄みがあるが、前半は若干掴み辛い。 大まかに言って船戸作品は100ページ我慢出来ればあぁそういう展開かと分かるんだが、そこまで我慢出来るかどうかという作品が多い。 ところがこの作品は珍しく掴みがバッチリ。 船戸作品はほぼ全作読んだがこんなに出だしがいい船戸作品は他にないと思う。 ただ、その掴み、いわゆる「起」の部分であり「結」の部分でもある掴みの冒頭部分がなかなか「転」まで辿り着かず上巻はかなり苦しいものがあった。 全体通しての評価と言われれば☆3とは思わないが上巻の評価と言われると3になるなという感じ。 | ||||
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問題なし.......................... | ||||
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問題なし............................ | ||||
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