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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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この作品はきっと、「推理小説」を期待して読んではいけないんでしょうね。 だからといって、エンターテインメントともいえないのではないでしょうか。この文体に、ながったらしい戯言。知識をひけらかされている気分になる箇所もあります。かなりマニアック。人を選ぶと思います。人を選ぶエンターテインメントって・・・。 解決した謎も、特に驚くようなことでもありませんでした。 トリックも動機も考えながら読むのめんどくさい! という人にはいいのかもしれません。しっかり意味付けしたい方は、読まないほうがいいかも。 「○○○○(超有名本格ミステリ作家)は巧い! 西尾維新は新しい! 面白い!」 と、ファンの中学生が言っていたので、ちょっと期待しすぎたかもしれません。或いは、私の感覚が歳なのでしょうね。 | ||||
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本格ミステリよりエンタメミステリが好きだと言ったら推薦されたのがこの作品。面白くなくはない、でも2度と読み返すことはない。 「いーちゃん」みたいな戯言遣いはごまんといるし、そういう奴らとの会話はもううんざりだ。頭の回転に余裕がある人は、こちらを愉しませることに配慮を惜しまない。そういう心がけに欠ける不愉快な人間とは付き合うだけ損だ。あるいは、頭は良くないけど、相手を愉しませることに心を砕く人なら、それはそれでいい。 残念ながら、西尾維新、書きたいことは書いている、でもエンターテイメントを名乗るなら、今ひとつ足りない。 | ||||
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たまたま手にした「零崎双識の人間試験」という彼の作品を面白く読んだので 原則的に同一世界らしい(そしてデビュー作?の)この本を注文したのですが、正直期待はずれでした。 最初に手にとり、裏表紙の解説を読んでおもったことは クリスティの「そして誰もいなくなった」みたいな話だな、ということです。 孤島の館の女主人から招待された人々が殺されていく――― そのまんまですね。しかしまさかトリックまでそのまんまだとは思いませんでした。 結局、問題はUNオーエンは誰なのかってことなんですが、 大抵の読者には二人目が死んだ時点で犯人と展開が読めてしまうんじゃないでしょうか。 あまりに酷いのは一人目の時のトリックで、一目見てわかるようなことを誰も言及せずにずるずるとページが消費されていきます。ウンザリしました。 これがミステリ小説だとしたら星1つにも値しません(たぶん「ミステリーを装ったなにか」という位置づけなんだとおもいますが)。 おそらく西尾維新の本領は上記の「零崎双識〜」のような小説なのでしょう。 本作は「西尾維新の小説が読みたい人間」以外には薦められません。 ミステリが読みたければ本物を読めばよいし、本物を読んだことのある人間には読んでも意味がありません。 余談ですが、とってつけたようなエピローグで「僕」がのべる、 「絶対に不可能な可能性を除いたら、残ったものがどんなにありそうにないことでもそれは真実である」 というセリフは本来「彼(To Sherlock Holmes she is always the woman.)」の非常に有名なセリフですが、この程度の事件で使用されてしまったことをとても遺憾に思います。 | ||||
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メフィスト賞は京極夏彦が第0回受賞(?)した …京極氏が講談社にもちこみしたからこそ設立された一風変わった賞です。 それゆえにメフィスト賞受賞者は個性派揃いです。 この著者もそんなメフィスト賞受賞者です。 青色サヴァンこと玖渚友(くなぎさとも)と戯れ言遣いこと主人公が 『天才』を招くのが好きな、変わり者の女主人に孤島に呼びつけられる。 その孤島で発生した連続首切り殺人事件… 次に殺されるのは? 主人公は『天才』青色サヴァンを守れるのか? 殺されたのは『天才』、犯人も『天才』、謎を解くのは『凡人』 とにかく『天才』づくしになってます。 表紙の印象通り、ライトノベル調です。 また、主人公の『戯れ言』がきもい、と感じるような方、 数ページぱらぱら読んで、ダメな方は読まない方が良いでしょう。 ストーリーは十分に面白いです。 こういうのって、好き嫌いが激しいと思います。 ★が、1か5かのどっちかになるタイプです。 | ||||
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どうなのだろう?つまらなくは無かったが、そこまで騒ぐほどのものではなかった・・・「西尾維新の作品が好きなら奈須きのこの作品も大丈夫!」と言う話を聞いたので「奈須きのこが大丈夫なら西尾維新も大丈夫だろう・・・」と思い、読んでみたが・・・・明らかに違うものであった。文章自体は好きだが、内容が薄っぺらで、あまり好きにはなれない。 | ||||
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QEDの様に普通人の退屈な精神論はなく、特異な者の論理が5割。事件が3、謎解きが2、後日談1。といった場合が多い よくある刑事の犯罪者を見下した観は無いが、主人公の過去が全くと言って良い程明らかでないので、精神論に付き合えない。好きになることが前提のキャラクタ小説。キャラの凄さをひけらかす場面もあるが、それも掘り下げてほしい。配列が特性のキーボードを持っているからどうしたのだろう。美しいプログラムがあるなら実際に書いてもらわねば虚飾にしか感じれない 実際に学者並みの見識を小説内部に期待する者なら、瀬名 秀明を読もう 事件そのものは簡単かつ手ごろに纏められているが、簡単すぎる。森 博嗣の様に事件から謎解きまで掛かり過ぎるということは無い | ||||
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話の雰囲気は確かに新しいです。だけど、現実感ないんですよね。キャラにも、話にも。だから主人公のいーちゃんに感情移入できないんです。あと、言葉の壊し方が読んでてちょっとツライです。疲れてしまう。なので全体的にいまいちでした。 | ||||
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