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コンタクト・ゾーン
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コンタクト・ゾーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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リゾートとショッピング、東南アジアの内紛状態などどうでもよく、ただただ自分たちの欲望のために旅行にきた30半ばの女性3人組が、ひょんなことからその地域の内紛に巻き込まれサバイバルを強いられるというストーリー。 『女たちのジハード』『百年の恋』『インコは戻ってきたか』に登場してきた「キャリアウーマン」と呼ばれる働く女たちの内実を描くことにかけて篠田ほど的確な作家はいないと評者は思う。しかし、だからこそ、最初の一章で現地ガイドをかってでた工藤の描写する主人公3人組の描写と、その後の彼女たちの振る舞いがあまりに断絶している気がしてしっくりこなかった。 内紛で現地通貨が下がるだろうことを見越してショッピング目的でツアーに参加し、ガイドの注意を一切無視して夜の繁華街に繰り出し男をひっかけ、暴動の最中ですらショッピングモールに繰り出そうとするこの主人公たち。結末で主人公達は「日本で幸せをみつけられなかった」と吐露するが、評者から言わせるとこんなに「頭の悪い」30代半ばの女性たちっていますか?もちろん数々のエクスキューズはあるにしても、その後、村に匿われる彼女達の振る舞いはかなり常識的で社会的な発想を展開している。なんだか別人のよう。 文化人類学視点から、近代化/植民地化、村の慣習法などが詳しく述べられているだけに途中退場(登場)した工藤やアリフィンなどを視点に書き直した方がむしろすっきりしたのかもしれない。 | ||||
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筆者のコンプレックスや偏った思想が丸見えで、ところどころ読むのが苦痛だった。 折角お金を出して買ったのだから、一応読んでおこうと我慢しながら読んだのは初めての経験。 冒頭部分の「日本女は豚」「資本主義がなんちゃら」などのしつこい描写、はっきりいっていらない気がするんだけど。 | ||||
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