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ゴサインタン 神の座
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ゴサインタン 神の座の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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展開が早く読みやすくはあったけど、タイトルに使われている山がもっと象徴的に使われると思ったら、最後にちらっと出てきただけだった。ネパールに行ってこの山を命をかけて超えるなどの展開を期待していたけど...。 | ||||
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日本とネパールの農村を舞台にした、ひとりの男性の没落と再生の物語。 旧家の後を継いだ主人公の輝和はネパール人の妻を娶りますが、奇行癖のある妻は宗教の教祖に奉られ、ご託宣に従って輝和は無一文に。やがて失踪した妻を探して輝和はネパールに旅立ち、神の山ゴサインタンの麓で生きる意味を悟る、というあらすじ。 豊かさとは何か、というテーマを終始問いかける壮大な物語でもあります。ただ、妻を殴る、浮気する、妻の言いなりになって財産を切り崩す、といった輝和の優柔不断な性格にはやきもきさせられますが…。 | ||||
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篠田節子さんの作品はちょっと気味悪いので、苦手な作品と面白い作品とあります。これはその中間くらい、前半が苦手で、後半は面白かったです。でも物語としては前半の方が<読ませる>ストーリー展開で、後半はちょっと納得できない箇所もあって、スッキリしませんでした。 | ||||
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主人公輝和は典型的日本男性であり,加えて資産家であり,十分な教養を持っている.幾度もの見合いの末ネパール人女性カルバナタミ淑子を実質カネで買う.当然,輝和は淑子を忖度しないわけであるが,淑子自身もメンヘラであり,輝和は人生のどん底へと落ちる.淑子は宗教の教祖となり,資産数千万円を信者へ譲渡する.結婚している限り輝和のカネは淑子のカネであるから問題ないのである.フローべールのボヴァリー婦人を思い出すシナリオだが,宗教色が非常に強く,様々な文化が絡み合い,生きることの意味,堕落の必然性が問われる. | ||||
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