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エトロフ発緊急電
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エトロフ発緊急電の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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NHKの放映ドラマを見て、再びスリルとサスペンスを味わいたいと思い購入しました 長編小説ですが歴史の好きな方にはもってこいだと思います | ||||
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この物語に登場する人物に共通するのは、生粋の日本人ではなく、時代に冷遇されている出自を背負っている点も読み込んでみると面白い。日系アメリカ人の主人公にはじまり、ロシア人と日本人の混血のヒロイン、北千島から強制移住させられた親を持つクリル(千島アイヌ)人、朝鮮から徴用され日本で辛酸を舐め米軍諜報員として生きる朝鮮人スパイから、米国人ではあるが日本軍によりこころに深い傷を持つ宣教師など、みなそれぞれが時代と戦争により翻弄されている者たちである。 単純に冒険活劇として読んでも充分に面白い作品だが、立ち止まってそのような部分にも目をはせてみると、更に国家というもの、戦争というものについて得るものがあると感じた。 | ||||
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テレビのBSで再放送を視聴しました。以前、観たことがあり今一度、真珠湾攻撃の裏を確認できました。しかし、原作も読んでみたくなりました。現在、読んでいる最中ですが、テレビ画面を思い浮かべながらわくわくしながら、本を開いています。 | ||||
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良好 | ||||
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史実をベースにした冒険活劇としたら最上級じゃないですかね アメリカから東京、東京から北海道、択捉島というロードムービー感も良いし 上海帰りの宣教師エピソードとかの折り込み方もうまい 発刊当時も言われていた大きな突込みどころは、ケン・フォレットの『針の眼』との相似だが 話の展開やストーリーテリングは本作の方が圧倒的に優れていると思う ミリオタや通信工学の専門家はすぐに気づくと思うが あの状況では米国向けに暗号送信を開始した途端に、 艦隊の全艦船の通信室が驚愕でひっくり返るので 現実には全く不可能な筋書きなのだが 冒険活劇を読むのに一々野暮は言わない | ||||
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もう何十年も前のことになるが、NHKで『エトロフ遥かなり』と言う連続ドラマをやっていた。すべてのエピソードを視聴したわけではないが、配役がとても優れていて印象に残るドラマであった。そう言うわけで、原作である本書を手に取ることになったわけだが、ドラマはかなり原作に忠実であることがわかり、頭の中でドラマのシーンを想像しながら楽しく読めた。内容はノンフィクションではあるものの、実際の史実も織り交ぜてあり、この時代の雰囲気を十分に感じ取ることができた。非常に読み応えのある重厚な長編小説である。 | ||||
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日本海軍による真珠湾奇襲の裏にうごめくスパイたち。ルーズベルトは事前に察知していたのか?『ベルリン飛行指令』に続く戦争三部作の2作目。多彩な登場人物で描く力作。 | ||||
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史実とマイノリティにからめて様々な思いが交差する深い話❗️後半は哀しさと美しさが同時進行 | ||||
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私は、フィクションはフィクション部分が少ないほど面白いと思っています。 荒唐無稽な怪獣がもしも存在したら・・、超人的な能力を持つスナイパーがもしも存在したら・・・・。 その他は実在のもので構成され展開されるフィクションが一番面白いと思います。 この作品はやや虚構部分が多いですが背後に歴史的事実が流れていますので、実在感があり楽しめました。 | ||||
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太平洋戦争勃発前の緊張感が伝わってくる。読みやすい。一気に読める。 | ||||
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新潮ミステリー倶楽部の1冊。この作者としては2冊目にあたる。 単行本はかなり分厚いが、くじけることなく読み切れる。文庫本より、Amazon1円古書(案外きれいです)をお勧めします。 戦史ものというよりは、大戦争のかげにこんな泥臭いことがあったのかと感心します。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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この一連のシリーズは最高です、第二次大戦の背景・状況も読み解けます。 | ||||
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祖父にプレゼントしました! 喜んでました。 私も読んでみたいと思います! | ||||
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「昭南島に蘭ありや」、「総督と呼ばれた男」で佐々木譲がお気に入りになり、こちらを読み始めました。一級の歴史冒険小説です。自分は改めて、このジャンルの小説が好きなのだと再認識しました。非常に読みやすく、史実を踏まえながらのフィクションは読み応えがあり、そんなこともあったのでは?!という臨場感にあふれています。 一つ残念なのが、作者独特の毒や色がないところです。非常に優等生的に分かりやすくストーリーが展開されるのですが、何か得意技ではないですが強烈な個性が、登場人物にあるともっと良かったと思います。全般的に8割以上の満足度で展開され、一気に読み終えてしまいました。 次に、「ベルリン飛行指令」を読みました。順番的には、こちらが先のようですが、面白さでは「エトロフ発緊急電」に軍配が上がります。 | ||||
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最高に良かったです。開戦の緊張感溢れる記述にグイグイ引き込まれました。読んで損は無いです。 | ||||
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佐々木氏の作品に一層の現実感を与えている要素の1つとして、登場人物の微妙な心理の揺れの描写があると思う。例えば磯田軍曹が斉藤を追跡中ふと、カニの缶詰を食べてみたいと思ったり、岡谷ゆきに対する浜崎中尉の心理的な動揺が斉藤の活動に有利に働いたり。こうした描写が登場人物の個性を際立たせていると思う。 作品の終わり近くになって、つい結末を読んでしまった。以後、読み進めるのがむしろ辛い気持ちだった。 | ||||
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北海道の小さな町での人々の心の動きや、軍隊のしきたりで個人の意見は言えない こともあるけで、町の住民中心の流れになっているので、非常に楽しく読んだ。 | ||||
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真珠湾攻撃から始まる太平洋戦争開戦の数日前から米国政府のトップが真珠湾攻撃が計画され実行されること、さらにその予定日、想定攻撃地点等を知っていたということを暗にほのめかすような締めくくりとなっていますが、そこのところを誰が読んでも解るように書くというのは難しいことなのでしょうね。ベルリン飛行指令を読んだ人がこの本を読むのと、読まなかった人では、この本のストーリーの面白さの伝わり方や深度が相当異なるだろうなと思いました。ベルリン飛行指令を先に読んでいたためとてもその繋げ方がうまくて感心しました。 | ||||
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面白かった。 実話だと言われても納得するような、詳細に亘る丁寧なストーリ展開だと思った。 真珠湾攻撃という歴史的事実に人間ドラマを加えて、生き生きとさせて下さったと思う。 佐々木氏の努力が伺われる。 | ||||
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