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カッコウの卵は誰のもの
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カッコウの卵は誰のものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全159件 41~60 3/8ページ
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結末の幸・不幸レベルでは好きな作品ですが 「密室のトリック解決にページを割いて決着させたら 青天井でそもそも密室ではなかった」的なのが何とも・・・。 過去の事件がああいう形で新聞ダネになっていたのなら ・風美の容貌に世津子夫人に憶えがないなどありえないハズ ・更にはその時点で犯人が守るべき秘密も存在しなくなっているハズ (警察もマスコミもそんなに甘くないでしょうに) だから、犯人の動機は推測(あっちの彼と似た状況かと勝手に補填)すれば 成立しなくもないかなと思えるが その成立の為の前提条件がご都合主義なのが残念。 過去のエピソードを別な形にすれば 三人の若者が三者三様、 素質があってもなくても自分で選んだ道を行きたい というのを浮き彫りにできたのにと思う。 片手落ちとされる智代の自殺も 自分と娘の風貌が似ていない事を周囲から指摘されたらと怖かった 夫をたばかっている、という罪悪感からノイローゼになった となどと推測すれば、まあ何とかなりますが やはり女性なら秘密は隠して育て上げるだろうという気はします。 「過去の流産か、或いは自殺前に再度流産して不妊になり、 実子を持てなくなった緋田への罪悪感が増してノイローゼになり、 事実を打ち明けるのも緋田に悪いと思って隠したまま死んだ」 くらいでないと、動機としては弱い気がします。 また血液型のABO式はシス型やボンベイ型などがあり メンデルの法則は原則に過ぎないと広く知られています 少し補足を入れるくらいしても・・・とあの場面でちょっと読む気が萎えました。 作者の好きなウインタースポーツ物ということで 筆が走っている印象で楽しいですが 冬戦教宣伝・スキー種目の競技人口拡大狙いの文庫化かも知れませんね | ||||
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遅ればせながら東野作品にハマってここのところ読みあさっていたのだが、 残念ながら、これでストップ。入り込めず、何度も途中で投げたくなった。 私に、しばらくもう東野作品は読まずまい、と思わせた作品。残念至極。 | ||||
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まあまあ面白かったですけど最後はバタバタ劇でしたね。 前置きが長い!!! そして謎が多いです。結局文也の長い手紙で全容が解明するのですがその中で感じた疑問。 ・上条伸行と畠中弘恵との接点。いつどこで知り合ったのか ・なぜ畠中弘恵は俳田智代に自分の子供を託したのか?弘恵と智代って卒業してからもつきあいがあったの? ・排田智代はなぜそもそも自殺したのか?預かって育てるのって罪なのか? ・上条文也はドナーとなってくれるであろう風美に父親が犯した20年前の真実が暴かれないように怪我までさせようとしますが、彼がそこまでして生きたくない理由は何? 等でした。そもそも19年間も実の父親じゃない人と一緒に生活していたら 普通は何か変だと娘も感づくのではないのかな? | ||||
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一人の才能有る、女性スキーヤーの出生からの、数奇な運命を、著者らしい描き方で、ミステリータッチに描く。最近の著者の作品は、何か物足りない、白夜行,幻夜のような、骨太い作品を望む。 | ||||
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浅い。非常に浅い。これが東野圭吾の小説か?と思えるほど酷い。意味不明なオチ、無理やりな動機。 東野圭吾もこんな物を書くほど落ちてしまったのかな。 でも人気作家だから次こそは面白いだろうと少し期待しています。 なので評価はあえて辛口です | ||||
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文庫化されるだけの本なのだろうなと期待して読んでみたけれど 人物像すら描ききれていないし、始終右往左往していたように感じられた。 読み終わった後の印象は、ただゴチャっとして最後をやっつけ仕事されたという感じ 東野圭吾は読みやすくて面白い作家の印象だっただけに残念だった。 単行本だけで止めておけばまだ良かったのに | ||||
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動機が無理やりだという意見もあるようだけど、それほどまでとは思えないし、犯行の理由なんてそれをする人の数だけあるものだからいいと思う。 それよりも大事なことは本作が発しているメッセージだと思う。 作者が伝えたいことはいくつかあると思うが、一番自分の心に刺さったのは、「人を育てるうえで、人が成長する上で一番大切なことは何なのか」ということだ。 人を育てるうえで大事なことは、その子の才能を見つけ、それを伸ばしてあげることが一番なのだと、それがその子の幸せに繋がることだと思っていた。 しかし、それは違うことなのだと本作の登場人物たちから教えられた気がする。 人を育てるうえで一番に優先されるもの、それはその子が好きなことを応援してあげること。 その子の成長のためにも、人生をよりよくするためにも必要なことだと思う。 子供がいる人はもちろん、人を育てる立場にいる人には読んでもらいたい。 きっと、その子の人生をよりよくするためのヒントをつかむことができるのではないだろうか。 | ||||
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皆さん 評価があまり高くないですが 面白いですよ・・・ 色々なテ−マを織り込みながら 一つになっていく さすがの面白さです。。 親子の絆、情感、遺伝? 不思議ですね。。 | ||||
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まず、息子の動機がありえない 父親のファンの女の子を怪我させようとしてバスのブレーキに細工しないでしょ。 発想がありえない。 次に、最後まで不明だった事項がある。 火事になった経緯がよくわからない。あと母親の自殺とか。5歳まで育てて自殺しないでしょ。 そして最後に告白の手紙、一体何なんだそれは。 腐ってる。仕事やっつけたでしょ。 もう二度とこの作者の作品は買わない。 おまけに笑ってしまったのが、手紙の中でこの手紙を書いたら電話すると記述があるが 手紙書いてる時間があるなら早く電話した方がいいね。 人間の心理から絶対にありえない内容になっている。 本当に愚策だった。☆0個がないから1個つけているだけ。 | ||||
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前半は伏線を引くためにいろんな出来事や登場人物が出現しますが、 なかなかつながりが見えにくくてちょっと退屈かも。 しかし、半ばを過ぎてからは怒涛の展開が待っており、一挙に読みたくなります。 最後はなんかあっさり終わってしまいますが、特に違和感はない感じ。 この話の中で、注目点はやはり、自分の血のつながった子供ではないと判明して いながら、必死に育ててきた親としての振る舞いや、心理描写でしょう。 事件の謎を解くよりもそちらのほうが興味深く読めました。 | ||||
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スキー競技とそれに絡む研究ということで20年前の氏の作品「鳥人計画」とよく似たモチーフですが、鳥人が本格推理だったのに比べて今回はサスペンスと言った方がいいでしょう。話の筋は色々凝ってはいるんですが、どうも強引という感じがしてしまう。読んでいる間は面白いが、読後はすぐ忘れてしまいます。個人的には「使命と魂のリミット」、「流星の絆」と並ぶ3大東野圭吾の期待した割にはガッカリ作に入ってしまいました・・・・・。話としてはキッチリまとまっているんですが、そこからはみ出す何かがない・・・。 | ||||
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東野圭吾さんによる作品。 人間の才能とは何なのかを考えるきっかけになる。 才能は努力も必要ではあるが、遺伝子レベルである程度決まっている面もあることを私たちは 知っている。 しかし同時に何がやりたいのかという問題もある。 才能は意欲と噛みあわなければ駄目であると実感させられた。 今回の作品は最後のオチで一気に終焉するのでちょっと驚くかも。 途中まで本作と関係ないんちゃうの?と思っていた鳥越慎吾の父が実行犯だったとは・・・ 正直読み進める上で全く思いつかず、オチへの持って行き方は相変わらず見事であると思います。 ただ物語全体の納得感に対し読者個人で差が出るのでしょう。 個人的には面白かったのですが・・東野圭吾という作家への期待値は並大抵ではないが故に 眼の肥えた読者を満足させるのは大変だろうとも思った。 風美の出生の謎が最後、上条文也からの手紙で真相が明らかになる時にはもやもやが晴れ渡るような気分です。 | ||||
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はっきり言って微妙ですね。 この作品から作者を知った方は もう読まなくなるのではないで しょうか。 逆に変に長くなくて助かりました。 | ||||
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まったく、先が読めず、どんどんと展開していくのであっという間に読み終えてしまう。 登場人物も、どんどんと増えていくし、どこでどう繋がっていくのかなぁ?なんて思いながらよんでいると頁をめくる手は、早くなる。 そして、犯人は意外な人物だし、その犯罪にはいろんな人間の複雑な過去と現状が織り交ぜられており、読み物としては面白い。 ただ、結論からみると、意外な人物が犯人すぎるというのと、巧妙なのか、何なのか、ちょっと狐につままれたようなかんじがして、ん???となる。 主人公の娘が、奥さんの手元にやってきたその重要な部分が、描かれていないのもなんとなく、しっくりこない。 ただ、ラストまでどうなるんだろうと、引き寄せていく力はすごいと思うし、読み物としてみるなら、面白いと思う。 | ||||
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冬季の運動競技にまつわる物語。 父親,緋田宏昌は,娘,緋田風美が自分の子供でない可能性を知る。 どういういきさつで,子供がすり替わったかは亡くなった母親しかしらないかもしれない。 犯罪の可能性を感じながら真相を知ろうとする。 娘の血縁者の可能性を示唆され,DNA鑑定にのぞむ。 母親が犯罪を犯したわけではないことを知る。 DNA鑑定で,運動競技に適した遺伝子の組み合わせがあるという話が副題として出ている。科学的根拠を余り示していないのが気にかかる。 娘の血縁者の行動の描写の乱雑さが気にかかる。 やや雑な終わり方をしたような気もする。 読者が余韻を楽しむためのものかもしれない。 | ||||
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あいかわらずな終盤のドタバタ解決。いいかげんどうにかならないものか。 | ||||
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今回の謎解きは少し軽かったですね。 しかし、私としては登場人物の心情描写がとても評価できるのではないか、と思います。(特に脇役の人の) | ||||
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(※ネタバレあり※) 終盤まではハラハラドキドキの展開で面白かった。脇役も魅力的で良い。 しかし、なんとも煮え切らないラスト。以下はその理由。 1、爆弾の威力強すぎ 風美に怪我をさせるためにマイクロバスに仕掛けた爆弾だが、結果的に人一人死亡、運転手も怪我を負っている。過失とはいえ強すぎる。 2、母親が自殺した理由 母親が自分自身に責任があると思ったから?ならば余計大切に育てるべきだと私は思う。産みの親も亡くなっているのだから。 3、上条文也が真相を知った理由 「ある時ちょっとした偶然で見てしまったのです。」←もう少しなんとかならないのか。 | ||||
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タイトルからわかるようにDNAをテーマにした作品でした。 親子二代でスキーヤーとして活躍する緋田親子。 父親の素晴らしい才能が娘に受け継がれているのだから当然のことかと思いきや、 実は娘は緋田夫妻の子供ではない可能性が出てきて・・・。 面白いけれど、いまいち盛り上がりに欠けるかなぁ。 最近書かれた作品ではないようだけど、それにしてもなーんか古臭くないですか? 多くの読者が言っていることだけど、母親がなぜ自殺しなければならなかったのか納得できない。 そして伸吾親子ももう少し掘り下げて描いてもらいたかった。 私欲のために動いている人は誰もいなくて、誰も悪くないから切ない。 才能があることは幸せか・・・深く考えさせられます。 | ||||
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東野圭吾の小説はあっという間に読める。 飽きさせず、展開のさせ方がうまいということだろうか。 しかし、読み終えた後の充実感の無さは凄まじい。 「内容が無い」の一言に尽きる。 とくにこの作品はテーマも無意味なものだし、 オチも拍子抜けで、読むだけ時間の無駄かもしれない。 とてもではないが、おすすめできない。 | ||||
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