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ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編
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ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 1~20 1/3ページ
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梱包が丁寧で、リーズナブルだと感じました。 | ||||
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古本はよく買うのですが、この度はとても綺麗な状態で、帯も新品のようにきれいで 使用感はあるのでしょうがほとんど感じません。 出品はブックオフさんです。良い買い物をしました。 村上春樹さんの作品は、以前から興味津々でしたが、 読書が趣味の割に読むのが遅いので、ようやく村上春樹さんに辿り着きました。 人気の作家さんですから、楽しみに読みますと、流石初めからスイスイ読み続けてしまう読みやすさですね。1巻が面白かったので、2巻目を注文しました。 モヤモヤしながらも次はどういう事が起きるのか、日常の中の異様な出会いや時間が面白い。 続きを読むのが楽しみです♪ | ||||
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中古とは思えない綺麗さ 驚きました | ||||
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とても面白く、どんどん読書スピードが上がった。ただ、妻に去られた主人公が、重大な事実に気付き、外国行きを思いとどまって、妻の帰りを待つ ー 一言でまとめると、えらく通俗的な、寝取られ男の物語なのだ。直接的な性行為の描写もどうかと思うし、セックスを重視し過ぎて、通俗的な官能小説みたいになってるのは、大いに気になった。せっかくさまざまな要素で読ませるのに、全体的な印象が、人妻寝取られの官能小説では、ちょっとね。 主人公が、加納クレタと安易に交わり過ぎじゃないだろうか。自分から求めたわけではないにしろ。奥さんを寝取られても自業自得、とすら感じてしまったのは、私だけだろうか。 | ||||
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ひと言で云えば、さまざまな可能性の「あわい」の中で選択し生きていかねばならない人間の現存在性(例えば347頁、416頁、あるいはクミコや加納クレタの「名前」探し(312頁や425頁))がテーマということなんだろうか。「オカダ・トオル」の造型に二面性があること、すなわち、聖痕(顔の青黒いあざ)を発し(250頁)、「いろんなものを引き受けてしまう」(361頁)という超越者としてのイエス・キリスト的側面と「僕は逃げられないし、逃げるべきではないのだ」(395頁)として「僕は踏みとどまらなくてはならない」(427頁)と『戦争と平和』のラストにおいて回心する極めて人間臭いピエール的な側面との併存性も興味深い。 | ||||
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中学生の頃に初めて読んでから 何度も読み返しています。ねじまきは大長編な事もあり、他の作品に比べ目立たない?印象ですが私にとって特別なシリーズです。 脈絡がない箇所も多いので 初めて氏の作品に触れる方には おすすめしませんが、、長編を読みたいなら 良さが詰まっていると思います。 文章のリズムや表現、行き来する世界のゆらぎを通じて自分自身の深い部分を見つめたり、受け入れるための感覚が得られることが出来る小説はそう多くないはず。 村上春樹を好きな人はあまり本を読まない人が多いという説?がある事を昨日知りましたが、月に20冊以上は読むけど大好きな人がいるってことをここに書いておきます。 | ||||
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説明通りの品質でした | ||||
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第2部で主人公と謎(?)の登場人物たちとの関係は決着するわけではないが、それぞれひと区切りつく。 その区切り方がどうにも思わせぶりで第3部での展開が非常に気になる。 展開せずにそのままかもしれけれどね。 いくつかの話が丁寧に編み込まれていて、形を変えて繰り返し繰り返し語られている。 意識と肉体、夢と現実、沈黙と暴力、過去と未来・・・。 これまでの作品でも、対比、包含、表裏といった表現や進め方だなと感じていたけれど、本作ではそれに磨きがかかりつつ、加えてテンポがよい。 『ダンス』の読後、『世界の終わり』のリブートのように思ったけれど、本作はさらにそれをクラインの壺のように捩って、自己/世界を圧縮しつつ拡大しているなと感じる。 それもあってか、第3部を読むのが少々怖い。 なんとなくではあるけれど、自分の心に刺さりすぎるような結末が待っているようなが気がして。 | ||||
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夫婦のすれ違いは、誰もが避けて通れない意味ある宿命なのかもしれません。 本書の主人公である岡田トオルも、出て行った妻の気持ちが分からずに途方にくれます。 しかし井戸の底に下りていくことで、これまで理解し得なかった根源的な真相に辿り着きます。 【闇の世界】 井戸の底でトオルが見たものは、綿谷ノボルの支配する闇の世界と、謎の女の待つ部屋でした。 「オカダトオルさん、私の名前をみつけてちょうだい」 自分の力不足を省みないトオルには、闇の世界も、女の投げかける言葉の意味も分かりません。 心の奥を探ることで自己を深めることはできますが、そのためには十分な準備が欠かせないのでしょう。 【笠原メイの批判】 笠原メイによって井戸の梯子がはずされ、激しい批判の言葉が投げかけられる。 「あなたにはそれがわかっていないんじゃない。あなたはよそで作られたものなのよ」 彼女の言葉は、ある意味読者の心理をよく表しているのではないでしょうか。 私たちは作品から納得のいく答えが発見できないと、失望し、インチキだと言って攻撃し始めます。 それは村上作品に対する過大な期待の裏返しでもあります。 【クミコからの手紙】 クミコからの手紙には、妻子ある男性との不倫が赤裸々につづられていた。 「このような結果をもたらしたものの存在を、私は強く憎みます」 それは、これまで加納クレタの霊媒によって暗示されてきたことの正しさを裏付けていました。 加納クレタはこれから夫婦の身に起こる危険を予言し、トオルにここから逃げるよう進言します。 【区民プールでの恩寵】 区民プールで泳いでいるときに巨大な井戸の幻影が現れ、ついに啓示が下りてきた。 「あの女はクミコだったのだ」 トオルはクミコが助けを求めていることにようやく気付きます。 そして予言の言葉を退け、自ら運命を切り開くことを決意します。 私たちが一人の相手を理解し、その本質に近づくには、必然的に自身の心と向き合います。 それは自己認識と相反する心の傾向や封印してきたコンプレックスとの邂逅でもあります。 主人公にとってのそれは、怒りの炎を解き放つもう一人の自分を認めることでした。 その要請を受け入れるとき、より正しく物事を見極めていくことができるのではないでしょうか。 第3部ではこの物語の全貌が解き明かされ、同時に私たち読者に新たな課題が提示されます。 | ||||
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妻クミコの失踪、ノモンハン体験者から触発された井戸の底に籠っての3日間など、物語は徐々に複雑さを増し、ギクシャクしていく。そのギクシャクさが、次へ次へと読ませる駆動力になって、迷路の中に入り込んでいくような心持ちになる。同じようなことしか書けないが、やっぱりこのヒトはうまい。さて、勢い込んで第3部へ。たくさんのナゾや秘密が伏線のように示されているが、第3部でどこかに収れんしていくのだろうか。 | ||||
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幅広い知識と経験、恐れ入りました。 深い造詣と鋭い見識いつ読んでも村上ワールドは面白い。 | ||||
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三部通しての感想です。 これは、もし完全な悪というものが存在するなら、それが人間の形をしていようと破壊、つまり殺していいと言っているとしか思えなかった。 以上。 | ||||
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コメント、非常に良い。 となっており購入しました。想像以上にキレイな商品で大変満足しています。 とても信頼のおけるお店です。 | ||||
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叔父は微笑んだ。 「うまくやるためのコツみたいなものはちゃんとあるんだ。そのコツを知らないから、世の中の大抵の人間は間違った決断をすることになる。そして失敗したあとであれこれ愚痴を言ったり、あるいは他人のせいにしたりする。俺はそんな例を嫌というくらい見てきたし、正直に言ってそういうのを見るのはあまり好きじゃない。だからあえてこういう偉そうな話をするわけだけど、コツというのはね、まずあまり重要じゃないところから片づけていくことなんだよ。つまりAからZまで順番をつけようと思ったら、Aから始めるんじゃなくて、XYZのあたりから始めていくんだよ。お前はものごとがあまりにも複雑に絡み合っていて手がつけられないと言う。でもそれはね、いちばん上からものごとを解決していこうとしているからじゃないかな。何か大事なことを決めようと思ったときはね、まず最初はどうでもいいようなところから始めた方がいい。誰が見てもわかる、誰が考えてもわかる本当に馬鹿みたいなところから始めるんだ。そしてその馬鹿みたいなところにたっぷりと時間をかけるんだ。」 ~単行本p307 ・・・・・・・・・・・・1992年のドクター・ドレさんのクラシック・アルバム「the chronic」を聴いたついでに、ひさしぶりにパラっとめくったら、ここが目に入った。漢字とひらがなの配合ぐあいが相変わらず絶妙だなあ、って話もあるんだが、この「訳知り叔父さん」のキャラって、 ・国境の南、太陽の西(講談社 1992年10月12日)では妻の親父さん ・1Q84 BOOK 1 (新潮社 2009年5月30日)では主人公の担当の編集者さん ・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(文藝春秋 2013年4月12日)では灰田の親父さんの出会ったピアニスト ってな感じで繰り返し出てくるなあ、と思った。 サマセット・モームの「人間の絆」でいえば主人公の知り合いのなぞかけ詩人みたいなもんだな。 「人間の絆」で言う理由が良くわからないけど。 ・・・・・さあ、これだけネタを振ればじゅうぶんだろう。 お風呂の掃除しよっと。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 風の歌を聴け 講談社 1979年7月25日 「#翻訳」を参照 『群像』1979年6月号掲載。 1973年のピンボール 講談社 1980年6月20日 「#翻訳」を参照 『群像』1980年3月号掲載。 羊をめぐる冒険 講談社 1982年10月15日 「#翻訳」を参照 『群像』1982年8月号掲載。 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 新潮社 1985年6月15日 「#翻訳」を参照 ノルウェイの森 講談社 1987年9月10日 「#翻訳」を参照 上下二分冊で刊行された。 ダンス・ダンス・ダンス 講談社 1988年10月24日 「#翻訳」を参照 上下二分冊で刊行された。 国境の南、太陽の西 講談社 1992年10月12日 「#翻訳」を参照 ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編 新潮社 1994年4月12日 「#翻訳」を参照 『新潮』1992年10月号~1993年8月号掲載。 第2部 予言する鳥編 新潮社 1994年4月12日 第3部 鳥刺し男編 新潮社 1995年8月25日 スプートニクの恋人 講談社 1999年4月20日 「#翻訳」を参照 海辺のカフカ 新潮社 2002年9月10日 「#翻訳」を参照 上下二分冊で刊行された。 アフターダーク 講談社 2004年9月7日 「#翻訳」を参照 1Q84 BOOK 1 新潮社 2009年5月30日 「#翻訳」を参照 BOOK 2 新潮社 2009年5月30日 BOOK 3 新潮社 2010年4月16日 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 | ||||
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まったく問題ありません!期待通りの商品でした。感謝しています! | ||||
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村上春樹の作品を読むと、主人公の妻の失踪をしばしば目にする。たとえば、『羊をめぐる冒険』では、冒頭に近いパートで「あなたのことは今でも好きよ」という言葉を残して妻が出ていく。本作でもやはり妻は主人公の前から去っていくのだが、他の作品と違ってその喪失は本作の主軸に置かれており、そして主人公はその問題と真剣に向き合い、原因の究明と妻の捜索を試みる。いわば、「妻をめぐる冒険」とも呼べる、そうした主人公の愛する女性への真摯な姿勢と情熱こそが、他の作品にはない最大の魅力を生み出していて、本作をたいへんスリリング且つエキサイティングなものにさせている。 | ||||
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裏道ってところがこれまた湿っぽくて 得体の知れない雑草とさびた自転車なんかが 朽ち果てていそう 設定がなにかかゆくなりそうではあるが忘れない感じ。 (一気に3部読んだのでずれがあるかも) | ||||
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遅れてきた、村上春樹ファン。文庫本でそろえて読んでいきたいと思います。 | ||||
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やはり、村上春樹先生はすばらしいですね。 いつも不思議な空間に連れて行ってもらえます。 時間も忘れ読みふけってしまいます。 | ||||
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