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風の歌を聴け
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風の歌を聴けの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 41~46 3/3ページ
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・文中で筆者自身も不毛だと書いているとおり、 自己分析的というよりも、吐き出し的という程度の不毛な作品です。 ・単なる不毛な学問書のようで、読むことに我慢が必要です。 抑揚のないクラシック音楽を分かろうとして聴いているに等しい徒労感を感じます。 ・彷徨する思索の文章は、無駄が多くて、切れ味も、ぬくもりもないように思います。 | ||||
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とても不思議な小説だと思いました。読後に「で?」と問いただしたくなるような、捉えどころのないお話です。私は、この小説には中身がないと感じました。会話はクールでお洒落なのは理解できるのですが、そこに何も意味を見出せません。そして、そのカッコのつけ方が私にはピンときませんでした。たとえば地元のバーで酒を飲むシーンが度々出てきますが、私の感性では逆にダサいと感じてしまいます。この作品の登場人物には、心がないようでした。それは、表面的なものばかりを描きすぎたために、内面を描くことが疎かになった結果だと思います。表面的なものでキャラクターを説明するのではなく、もっと内面を説明することでキャラクターに厚みを持たせるような手法の方がよかったんじゃないかなと思います。そうすれば、80年代生まれの私にも、この小説に共感できる余地があったんじゃないかなと思いました。この小説を評価できるかできないかは、舞台である70年代の空気に共感できるかできないかだと思います。70年代のカッコのつけ方に共感できる人が読めば、この作品の評価は高くなるのだと思います。 | ||||
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今までにもいろいろな人の本を読んできましたが、この本は「へ!?」という感じ。呼んでいて面白いのだが、後に感動も反発もなにも残らなかった、ある意味珍しい本でした。 | ||||
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デビュー作ということですが、正直に言って下手です。フィッツジェラルドが駄目になった感じ。すぐに読み終わったけど、それは作品に引き込まれたというより、内容がなかったからだと思います。何となく生きている人には良いのかな? | ||||
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1970年代後半にあった時代風潮、いわゆる学生運動が失敗に終わり「これからどこに行けばいいのか?」という空虚さ、息苦しさを背景とした物語である。自分がこの本を読んだのは今から約5年前だが、多少共感を覚えたのは、その時もバブル神話が崩れ、同じような空虚感があったからだろう。 村上春樹はその空虚感に対して一種の寂しさを感じつつも、頑に「自分の感覚しか信じない、自分がよくてなにが悪い」という防護壁をもって立ち向かうが、結局答えは出ず、街を離れていく。この頑な主人公の姿はある意味美しいが、逆に言えば一つの逃避でしかない。 あるがままの事実を受け入れ、共に生きていく。それが徐々に見られてくるのは、村上春樹作品においてその後しばらくしてからである。 | ||||
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1970年代後半にあった時代風潮、いわゆる学生運動が失敗に終わり「これからどこに行けばいいのか?」という空虚さ、息苦しさを背景とした物語である。自分がこの本を読んだのは今から約5年前だが、多少共感を覚えたのは、その時もバブル神話が崩れ、同じような空虚感があったからだろう。 村上春樹はその空虚感に対して一種の寂しさを感じつつも、頑に「自分の感覚しか信じない、自分がよくてなにが悪い」という防護壁をもって立ち向かうが、結局答えは出ず、街を離れていく。この頑な主人公の姿はある意味美しいが、逆に言えば一つの逃避でしかない。 あるがままの事実を受け入れ、共に生きていく。それが徐々に見られてくるのは、村上春樹作品においてその後しばらくしてからである。 | ||||
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