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女ともだち
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女ともだちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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さすがイヤミスの女王といった作品です。伏線の張り方が女性らしいねちっこさで、ほんの少し紛れ込んできたエピソードや名前が後々絡み合ってくる、そこに女性同士のどうにもならないドロドロとした感情が味付けされ、個人的には大好物な作品ですが、生理的にダメという人もいても理解できます。「女ともだち」というタイトルですが、この作者だから皮肉でつけているのだろうと思っていましたが、そこまでの女の友情は見えず……と思っていたら、最後の2ページ目でここか!と思いました。(ここを「女ともだち」というのが最高の嫌味と思いましたが、個人的な解釈なのです) 主人公の楢本野江ですが、「深く深く、砂に埋めて」にも少し出ています。「女ともだち」を読んだ後に「深く深く、砂に埋めて」を読むと最高に嫌な気分になります。(誉め言葉) | ||||
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まさにイヤミスですね。 様々な登場人物達の行動を思い返して、エグッて思ってます。でも、あながちあり得ないって思えないところが消せないシミのように心に残ります。 それに、エグいと思われるそれぞれの行動にも、その動機に哀しみがまとわりついていて、分かる部分があるところが余計心に残る消せないシミになる気がします。 | ||||
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良品が届きました。 | ||||
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騙されました。作者の作品はいやミス、読後の悪さ。 特に殺人鬼フジコは、人がもうたくさん殺されていく、題名どおり。 でも、この作品は、グロテスクですが、人が連続的に二人殺害されているだけ。 犯人が誰かをルポライターが追いかけるという視点で描かれています。 が、犯人が誰かということがわかっても・・・。 殺人の裏には・・・もっとグロテスクな結末が。 しかも、やっぱり騙されていました。 最後の一行まで目ははなせません。 | ||||
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とある埼玉と東京の県境にある小都市のタワーマンションで、全く無関係に思える2人の独身女性住人が一晩の間に殺された連続殺人事件。その真相究明に執念を燃やす女性ルポライターと、事件に関わる女性達の人間模様を描いたミステリー。 冒頭から、相談事があるからと”親友”である女友達の家に招かれた女性の、心に秘めたその友達に対する異常なまでの陰鬱な嫌悪感の描写から始まる本作品はそのタイトルの通り女性達の友情の裏に流れるドロドロとした嫉妬、憎しみ、嫌悪を全編にわたって赤裸々に描いています。 もし世の女性達が本当にこんな人間関係の中で生きているのなら、男に生まれてつくづく良かったと思う次第です。 | ||||
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真梨幸子さんの構成力ってすごいよね。まあ、ミステリ作家は構成力が前提になるようなところがあるのかもしれないが、真梨さんの作品はモヤモヤさせながらも読みやすいと思います。 | ||||
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一気に読みました。 少し描写が気持ち悪いところがありました。 ですが、伏線もしっかり回収されているし、女同士のドロドロがとても面白かったです。 | ||||
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商品無事受け取りました。迅速丁寧なしかも美品な商品有難うございます。またお願いします。 | ||||
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女性がもつ裏事情の様なものがたくさん暴かれてきて どんどん読み進めました。 殺されてしまう2人の謎が明らかになるのがとても面白かった。 暴かれる度にまた違う女性の謎が暴かれてきて・・と飽きないで一気読みしました。 ただ、最後の主役が絡んでるところはやっつけのような・・・その絡みいらない?? 他の方のレビューにもありましたが、最後は好き嫌いが別れると思います。 私はあまり好きじゃないかな。。 | ||||
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ドロドロ感が好きで何冊か読みました。 女ってドロドロしてるよなーと思いながら一気に読めるこの作者が好きです。 | ||||
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今回も女の人のドロドロを堪能しました。 「負けず嫌い」は確かに、まわりの人にも自分の中にも存在します。 よく見てる…と唸るばかり。 野江の文章をわざとライターとして微妙に外しているのも面白かったです。 そして、野江…「深く深く、砂に埋めて」で思わぬことに。 このラストの先に、あの未来が待っているのですね…。 真梨さん、怖いです。 大好きです。 | ||||
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真梨幸子さんのイヤミス作品はどれもハズレがありません。 この作品も一気に読んでしまいました。 次に「深く深く砂に埋めて」を読むことをオススメします。 | ||||
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初めて、この人の作品読みました。嫌いではないスラスラ読めました。 | ||||
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女が書いている小説だけに、これが女の本性かと思うと怖い。この人の作品は全部女の怖さが書かれていて怖いもの見たさで読んでしまう。 | ||||
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登場人物の世代に近いせいか、とてもリアルに感じました。 女の友情の脆さ醜さをこれでもかって書ききってるのがこの作品の特徴です。 私は猟奇的な殺人よりもそっちの方が怖いと思いました。 そして何より伏線がありつつも真犯人、真実に中々気付けない事。 あとで読み返して、ここに伏線があったっていうのが何ヶ所もあります。 ミステリーとしても、ドロドロのドラマとしても読み応えあります。 多少誇張して書いてあるとは思いますが、実際の女ともだちはそういう部分も多々あると思います。 | ||||
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楢本野江という一介のライターが、タワーマンションで 発生した2件の死亡事件について調べていく過程を軸に話 が進みます。 徐々に解き明かされていく、マンションの現住人、元住 人の女達の様々な事情、人間関係。 もう、どろどろで、爽やかさは微塵もなし。 濃く煮詰めた、塩味が濃いシチューを食べている感じです。 体には悪いんだけれど止められない。 誰が犯人なのか、動機は・・・、私は最後まで分かりません でした。 ミステリーとしても十分面白いですが、女のどろどろした 情念が本作の最大の売りです。 なお、楢本野江は著者の別の作品深く深く、砂に埋めて (講談社文庫) にも登場します。本作が気に入ったのであれば、そちらも是非。 | ||||
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幼児の虐待シーンの描写が異常にコワイ。 「殺人鬼フジコ・・」でもそうでしたが、 子供を捨て置く描写は秀逸だと思います。 | ||||
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女性社会のヒエラルキーの残酷物語をこれでもか!と書き込んだ作品。 マンション、劇団のファン活動、職場、学校、地域社会、どこにいっても必ず存在するヒエラルキー。 そんな窮屈な環境で起きたふたつの殺人事件。 警察が捕まえた犯人とは別の真犯人を確信する売れないルポライター。 このルポライターの野心も作品に絡んできます。 ルポライター自身も、ヒエラルキーに苦しむ女性なんですよね…。 ラストも印象的です。 | ||||
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女性社会のヒエラルキーの残酷物語をこれでもか!と書き込んだ作品。 マンション、劇団のファン活動、職場、学校、地域社会、どこにいっても必ず存在するヒエラルキー。 そんな窮屈な環境で起きたふたつの殺人事件。 警察が捕まえた犯人とは別の真犯人を確信する売れないルポライター。 このルポライターの野心も作品に絡んできます。 ルポライター自身も、ヒエラルキーに苦しむ女性なんですよね…。 ラストも印象的です。 | ||||
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最初の方は、もう、しんどくてしんどくて、悪意に!! ローンの返済計画のない主婦をバカにするファイナンシャルプランナー 小さい子のいる自宅に話があると呼び寄せられ、子供の泣き続ける家にうんざりする独身OL 自由な彼女を妬みながらも、結婚して子供のあることに優越感を感じる主婦。 女検察官を、ダサイ、鈍そうと書く女性ライター。 タイトルも、「はぁーーーー。なるほど」って思った。 タイトルから、犯人と疑う登場人物が何人か出てくるけど、そこも見事に裏切られるし ラストに意味づけられるタイトルが、よく出来るなぁって感心した。 読み終わったあとに、最初の方を読み返したけど はぁ・・・こんなとこに伏線が。 なに、これ書き下ろし?・・・ああ、やっぱり。 エリザベートネタは、使い古されてるし、 それまでの、謎の深まり具合が最高なだけに、真相は、それなの??ってカンジだけど。 まぁでも、おもしろい!! | ||||
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