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女ともだち
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女ともだちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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女が書いている小説だけに、これが女の本性かと思うと怖い。この人の作品は全部女の怖さが書かれていて怖いもの見たさで読んでしまう。 | ||||
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殺人鬼フジコの衝動を先に読み、真梨幸子の作品は2作目になりますが、フジコの印象が強いせいか、今回はちょっとテンポが悪く感じました。殺人事件の真相を追うルポがそのまま作品の軸になるんですが、このルポが、ルポのわりにはちょっと感傷的・叙情的すぎて、私にはテンポが悪かったです。物語前半から、1回読んだだけではなかなか気付けないヒントやら伏線やらがちりばめられ、後半クライマックスで一気に結び付く、みたいなこの方の特徴・売りともいえる手法は健在ですが、(フジコと比べると)ちょっとつめが甘い(簡単にはばれないような仕掛けにするため、それ以外の部分に若干のご都合主義が見え隠れする)印象があり、読後は、なんだかなぁ…て感じでした。女のドロドロや、数々の伏線が最後に形を成す様などは、お見事です。が、それ以上に、不自然な点やルポのテンポの悪さ(もう少し情景描写を削れるだろ?的な)のほうが気になってしまいました。フジコのほうがテンポもよくまとまっていて隙のない作品でした。 | ||||
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登場人物の世代に近いせいか、とてもリアルに感じました。 女の友情の脆さ醜さをこれでもかって書ききってるのがこの作品の特徴です。 私は猟奇的な殺人よりもそっちの方が怖いと思いました。 そして何より伏線がありつつも真犯人、真実に中々気付けない事。 あとで読み返して、ここに伏線があったっていうのが何ヶ所もあります。 ミステリーとしても、ドロドロのドラマとしても読み応えあります。 多少誇張して書いてあるとは思いますが、実際の女ともだちはそういう部分も多々あると思います。 | ||||
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楢本野江という一介のライターが、タワーマンションで 発生した2件の死亡事件について調べていく過程を軸に話 が進みます。 徐々に解き明かされていく、マンションの現住人、元住 人の女達の様々な事情、人間関係。 もう、どろどろで、爽やかさは微塵もなし。 濃く煮詰めた、塩味が濃いシチューを食べている感じです。 体には悪いんだけれど止められない。 誰が犯人なのか、動機は・・・、私は最後まで分かりません でした。 ミステリーとしても十分面白いですが、女のどろどろした 情念が本作の最大の売りです。 なお、楢本野江は著者の別の作品深く深く、砂に埋めて (講談社文庫) にも登場します。本作が気に入ったのであれば、そちらも是非。 | ||||
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高学歴OLが夜の街に立った末殺害された事件が下敷きとなって,それに現在のネットでの濃密な交流がまぶされたミステリです。 なぜ殺したのか,なぜ殺されたのか,駅から程遠いマンションを舞台に,女たちの不吉な思惑が交錯します。 一息に読まされてしまうのは確かですが,禍々しいことに耐性のない心境の人にはお勧めできない1冊です。 でも,面白いんだな真梨幸子。 | ||||
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幼児の虐待シーンの描写が異常にコワイ。 「殺人鬼フジコ・・」でもそうでしたが、 子供を捨て置く描写は秀逸だと思います。 | ||||
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女の心の醜さ・怖さが、面白いほど書かれていました。 一気読み、間違いなし。 | ||||
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犯人も気になるし、動機も気になるしで読み続けましたが、殺害方法もその他の表現もグロテスクで… 私はこの手の猟奇殺人は苦手でした。 でも、前半の伏線が後半に上手く繋がっているのは、読んでて面白かったです。 | ||||
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女性社会のヒエラルキーの残酷物語をこれでもか!と書き込んだ作品。 マンション、劇団のファン活動、職場、学校、地域社会、どこにいっても必ず存在するヒエラルキー。 そんな窮屈な環境で起きたふたつの殺人事件。 警察が捕まえた犯人とは別の真犯人を確信する売れないルポライター。 このルポライターの野心も作品に絡んできます。 ルポライター自身も、ヒエラルキーに苦しむ女性なんですよね…。 ラストも印象的です。 | ||||
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女性社会のヒエラルキーの残酷物語をこれでもか!と書き込んだ作品。 マンション、劇団のファン活動、職場、学校、地域社会、どこにいっても必ず存在するヒエラルキー。 そんな窮屈な環境で起きたふたつの殺人事件。 警察が捕まえた犯人とは別の真犯人を確信する売れないルポライター。 このルポライターの野心も作品に絡んできます。 ルポライター自身も、ヒエラルキーに苦しむ女性なんですよね…。 ラストも印象的です。 | ||||
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最初の方は、もう、しんどくてしんどくて、悪意に!! ローンの返済計画のない主婦をバカにするファイナンシャルプランナー 小さい子のいる自宅に話があると呼び寄せられ、子供の泣き続ける家にうんざりする独身OL 自由な彼女を妬みながらも、結婚して子供のあることに優越感を感じる主婦。 女検察官を、ダサイ、鈍そうと書く女性ライター。 タイトルも、「はぁーーーー。なるほど」って思った。 タイトルから、犯人と疑う登場人物が何人か出てくるけど、そこも見事に裏切られるし ラストに意味づけられるタイトルが、よく出来るなぁって感心した。 読み終わったあとに、最初の方を読み返したけど はぁ・・・こんなとこに伏線が。 なに、これ書き下ろし?・・・ああ、やっぱり。 エリザベートネタは、使い古されてるし、 それまでの、謎の深まり具合が最高なだけに、真相は、それなの??ってカンジだけど。 まぁでも、おもしろい!! | ||||
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最初の方は、もう、しんどくてしんどくて、悪意に!! ローンの返済計画のない主婦をバカにするファイナンシャルプランナー 小さい子のいる自宅に話があると呼び寄せられ、子供の泣き続ける家にうんざりする独身OL 自由な彼女を妬みながらも、結婚して子供のあることに優越感を感じる主婦。 女検察官を、ダサイ、鈍そうと書く女性ライター。 タイトルも、「はぁーーーー。なるほど」って思った。 タイトルから、犯人と疑う登場人物が何人か出てくるけど、そこも見事に裏切られるし ラストに意味づけられるタイトルが、よく出来るなぁって感心した。 読み終わったあとに、最初の方を読み返したけど はぁ・・・こんなとこに伏線が。 なに、これ書き下ろし?・・・ああ、やっぱり。 エリザベートネタは、使い古されてるし、 それまでの、謎の深まり具合が最高なだけに、真相は、それなの??ってカンジだけど。 まぁでも、おもしろい!! | ||||
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最後の最後まで、誰がまともで誰が狂っていて、誰が加害者で誰が被害者で、誰が友達で誰が他人なのかわからなかったです。 とにかく、女って怖い〜ってことは言えます。 登場人物の年齢が自分に近く、かかえている悩みもその友人関係も 似ている部分があり、なんだか身近な感じがしたので 余計に背筋がゾクッとしたのかもしれません。 真梨幸子さんの小説は初めて読みました。 題名と本の装丁だけ見て直感で選んだ本ですが、結構「当たり」でした。 | ||||
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最後の最後まで、誰がまともで誰が狂っていて、誰が加害者で誰が被害者で、誰が友達で誰が他人なのかわからなかったです。 とにかく、女って怖い〜ってことは言えます。 登場人物の年齢が自分に近く、かかえている悩みもその友人関係も 似ている部分があり、なんだか身近な感じがしたので 余計に背筋がゾクッとしたのかもしれません。 真梨幸子さんの小説は初めて読みました。 題名と本の装丁だけ見て直感で選んだ本ですが、結構「当たり」でした。 | ||||
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ラストで評価が分かれるかな?と思いました。 私はいいと思ったんですが、人によっては期待していたものと違う!と思うかも。 このオチを認める認めないかで、その人の性格も分かるかも? どちらにしろ、ラストが気に入らないという人も、終盤までとても楽しめる作品だと思います。 しかし、この作者、読者を試すようなラストばかりですね(笑) 一筋縄ではいきません。 | ||||
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ラストで評価が分かれるかな?と思いました。 私はいいと思ったんですが、人によっては期待していたものと違う!と思うかも。 このオチを認める認めないかで、その人の性格も分かるかも? どちらにしろ、ラストが気に入らないという人も、終盤までとても楽しめる作品だと思います。 しかし、この作者、読者を試すようなラストばかりですね(笑) 一筋縄ではいきません。 | ||||
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