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千里眼
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千里眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 21~40 2/4ページ
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電子ブックになったのを機に再読した。美由紀の論理・思考の飛躍は、作者のせいではなく美由紀のせいであると割り切って読めば、これまた面白い読み物であろう。 | ||||
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千里眼、始めて読みました。旧作は未読です。 エンターテイメントとして、非常に面白い小説だと思いました。大作ですね。シリーズとして12くらいまであるということなので、今後の楽しみができました。 読む前、先入観で本作を「色もの」として見ていたので、買ったままず〜っと寝かせっぱなしでした。もったいない。もっと早く読むべきだった。 本書の面白いところは、十分なボリュームと、飽きさせないストーリー展開、散りばめられた心理学やら何やらの知識、といったところでしょうか。それなりのページ数があるのに、まったく時間を感じさせません。もっと評価されて良い作品ではないか、と感じました。 | ||||
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まるでアクション映画見てるみたいで、続きが気になってしかたありません。 | ||||
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シリーズの第一作だが、非常に緻密に構成が練られており、感心した。日本人離れした構想であり、欧米の最優秀作品と比べても遜色ない。素晴らしい出来映えだと思う。(前半はややだれているが、後半はサスペンスが高まり、全体としてはすばらしい。) この調子で続編が進むことを期待して、次々と読破していったが、読めば読むほど失望するハメになった。旧シリーズは、荒唐無稽なところが多くて、共感できなかったが、それでもサスペンスはあったし、構想も練られていた。★4つか4つ半をつけられる。 しかしながら、新シリーズは、まったくの手抜きである。★三つぐらいが多い。ミッドタウンだけは面白いが、肝心のトリックが最後でおかしなことになっている(科学常識に反する)。 他にも、科学常識に反する点が多く、おまけに構想はスカスカであることが多い。どうしてかと思ったが、「やたらと大量に出す粗製濫造」ということと、「文章をあえてラノベに近くする低レベル化」という双方にあるようだ。やたらと低レベルなラノベ読者をターゲットに絞っているようだが、それは文体ではまだいいにしても、内容まで粗製濫造のスカスカにするのでは褒められたものではない。一言でいえば、手抜きである。作家というものは、年数を経るにつれて上達するものだが、この作者はとても才能があるくせに、やたらと才能を浪費して、粗製濫造にしている。質を高めることに集中すれば、直木賞ぐらいは簡単にもらえるだろうが、実際には質を下げて量を増やすことばかりを狙っている。こんなことでは直木賞をもらうことも永遠にないだろう。 ただし、このシリーズ第一作である本作だけは、作者が本気で書いた入魂の作だと言える。このころは作者も金よりも作品の質を狙っていたのだろう。売れることばかりを狙ってどんどん質が低下していくのを見るのは読者としては悲しいが、かつてはこれほどの才能があったのだなあ、という記録として、本作を惜しみつつ読むといいだろう。そして、この一作だけで読むのをやめておけば、作者の名はいつまでも心に残るだろう。逆に、次々と続編を読んでいけば、初恋の美少女が下らないビッチに堕していくのを見るような、悲しい感情に襲われるだろう。 作者は最近ではQのようにトリビアをいじって得意になることが多いようだが、そこでは本作のような感動は決して生まれない。その意味で、本作は、作者の最初にして唯一の傑作として記念碑的な作品になりそうだ。 それにしても、今後も金目当てでやたらと粗製濫造をするのだとしたら、本当に悲しいことだ。作者の才能が無駄に浪費されることを惜しむ。 | ||||
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筆のエンターテイナー松岡圭祐が千里眼シリーズ一作目を大胆リニューアル。 よく改訂版とかありますが、そんなレベルでない超本格的な書き換え新作です。僕はこのシリーズではこの一作目があまり好きではなかったのですが、今度の読んで気が変わりました。 本当に読みやすい。 松岡節が全開。 また、先々で登場する予定の(つまりはまあ後から設定された)人物をあちこちに散りばめて入れているのも上手いなぁと思いました。こんなに自然に入れられません、普通。 まったくこの人はどこまで上手くなるんでしょう。ずっとずっと期待しています。 | ||||
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ジェットコースター映画が一時流行りましたが、この小説はまさにその雰囲気をもっています。途中で教祖が誰だか想像がついてしまうのが唯一の欠点だと思います。ありえない話ですが、楽しいです。 | ||||
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物語がスタートした時点で、千里眼は主人公ではなくその先生です。 主人公が千里眼と呼ばれるようになったきっかけの物語。 アクションものとしてとても楽しめます。定番の爆弾解体もありますw 買って損はないと思いますよ | ||||
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理論整然とした知的な推理小説などお好きな方にはお勧めしません。が、わたくしは、少々雑でもStraight Forwardにストーリーが転がるこんな小説はかなり好きです。特に最後のほうはダイハード。ありえねー。でもおもしれー。 | ||||
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この著者の作品全般について感じたことは、自分(作者)が成り得なかった理想のヒーローを作りだしているに過ぎないということ。単に作品を自分(作者)のマスターベーションの場にしているだけとしか思われない。 | ||||
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やはり、新シリーズを楽しむためには詠むべきかも。個人としては、一番気に入っている話だし。まぁ、売りとなってる文体は個々で好き嫌いあるでしょうが。 | ||||
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読みやすくなっています。 まぁ、軽くなったともいえると思いますが・・・。 個人的には、 旧シリーズの重い(?)文章も嫌いではなかったんですけどね。 本当は、クラシックシリーズは読む気が無かったんですが、 『千里眼の復讐』を読んで見たいと思ったので仕方なく・・・。 おもしろかったんですが、 大まかなストーリーは変わってないので、 「めちゃくちゃおもしろかった」というほどではなかったです。 評価は星4つということで。 | ||||
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なるほど、ベストセラーになるわけだ。 ヒロインはとても魅力的だし、550ページを超える分量をガッチリ支えるプロットの内に、中だるみさせないだけの質量ともに揃ったエピソードを詰め込んでいる。脇役達にもシッカリ厚みがあるし、ディティールもそれなりにできてる。終盤でのサスペンスの盛り上げ方なんかもスゴい。上等な娯楽小説たる資質をいくつも備えている。 が、やつがれは本書を読み進めるのに大変な苦痛を覚えた。 なぜなら、本書のタイトルにしてバックボーンたる千里眼がニセ科学によって構築されているから。 具体例を示そう。 ヒロイン美由紀がカウセリング対象の生活になんらかのストレス原があると考えてそれを探るくだりがある。そして発見された原因がすごい。 「アナタの家の周辺には高圧電線がある。それが発する電磁波こそ諸悪の根源だったのです」 ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー 萎えた。がっくり萎えた。 いっそオカルトならよかった。美由紀が他者の心理を読めるのは、インドの山奥で修行して悟りを開いたから、とか、守護霊のご先祖様が耳打ちしてくれるから、とかなんとか…。その一点のお約束さえ受け入れれば物語は成り立つ。そのお約束にかっこいー呪文だとかそんななんらかの魅力的な雰囲気があればなおヨシだね。 だが、よりによってニセ科学なのだ。 ニセ科学だからことあるごとに「コレは科学です」とウソ理屈を並べ、そのウソによって千里眼のリアリティはゴリゴリ失われ続ける。これはツラい。そんなツラいシロモノなのにいちおー読み終えることができたんだから、本書の娯楽小説としての資質がいかに高いかがうかがえる、とすら言えるね。 やつがれ個人に関しては★ひとつかがんばっても二つってとこだが、ウソリクツが気になんない方なら充分★五つ分楽しめるはずだ。よって間を取って★三つ。 星占いより血液型だろ、というそんなアナタならゼヒ。 | ||||
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著者・ストーリーとも何の予備知識もなく、ミステリーのつもりで読みはじめた。中盤までハラハラさせる部分が結構あったけれど結局主人公のスーパーウーマン振りが現実離れしすぎていてちょっと後半醒めた感じで読んでしまった。 もっと心理学者として活躍して欲しかったけれど自衛官のパイロットまで職歴をつけてしまうと何でも有りになってしまうようで続編はどんな話になっていってしまうのだろうか。 | ||||
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面白いなあと読み進めていたのだけれど、クライマックスで強引な展開があって一気に醒めてしまった。 もし映画のような視覚媒体であれば、強引であっても納得できるように見せることができるでしょうが、 文字媒体の小説では受け手側がちょっとどうだろうと感じてしまうのではないか。 それに千里眼だからもっと早い段階で気づいていないと変だと思う。 | ||||
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小学館版を読んだ方だったら、改めて読むほどのものではないと思います。 小学館版の1作目から4作目の『洗脳試験』までは、確実におもしろかったです。 しかしメフィスト「本社」なる敵が出てきてからは、どんな事件や出来事が起きても、 「メフィストなら不可能はなしの何でもあり」という感じでちょっと引いていました。 惰性でしばらくは読んでいましたが、これを読んで『千里眼』シリーズは もう読まなくてもいいかな…と決別できました。 | ||||
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旧作の全面改稿なので、話の大筋は変わっていませんが、新シリーズのスタンスと 現在の時代背景に則っているため、新作といってもいいかもしれないぐらい印象が 違います。断然面白くなりましたね。 ミドリの猿 完全版が待ち遠しいです。 | ||||
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大変面白かったです。 恥ずかしい事に、私はこの作者松岡圭祐のこともこの「千里眼」シリーズの事も全く知らずにこの本を手に取りました。 でも、おもしろかって良かった。 臨床心理的な分野には興味があったし、その辺りの記述がしっかりしているのは頼もしい。 また、日本の小説には大変珍しい事に、兵器(特に戦闘機や爆発物)の記述が大変に正確でかと言ってくどくない。 ここら細部の情報がきっちりしていい加減にしていないから、もともと(日本の小説に得意な)情緒的な部分が生きてくるのだと思う。 終盤のちょっと前くらい、大きな陰謀が分かってくるところくらいから若干ストーリーの展開が乱暴に、全く荒唐無稽になりかけるのではらはらしたけど、きちんと収まったような気がする。 主人公岬美由紀がかなりのスーパレディでちょっとリアリティがぁ、と思う人もあるかも知れないが、パトリシア コーンウェルの検屍官スカーペッタシリーズのルーシーが、ちょうどこういう感じの能力のある女性ではないか。だから、それほど荒唐無稽な想定とは思えない。 これ以降のシリーズをまだ読んでないが、この主人公が更にパワーアップして能力をつけていくだけの話しになるのか(ま、それはそれでスーパーウーマンで面白いのか)、それともこのルーシーのように精神性癖に様々な問題を抱える中で、人間的に厚みをますように成長して行くのか、楽しみと言えるだろう。 | ||||
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岬美由紀は このように登場したんですね。 それにしても、書き出しの章で読み手の心をつかむのが うまいですね。 ミステリーやサスペンスなど推理ものは、どこに『伏線』をひいているか、それを使ってどのような結末に持っていくか… と楽しみながら読むものですが、この作家の作品は『伏線』じゃないですね。おそらく、国家の一大事も、家族が抱える 悩みも、個人が抱える悩みも それぞれの人間、当事者にとっては同じ重みがある(他人には どう見えようが)... そんなことを言いたいんじゃないでしょうか。その描写が たまたま『伏線』になっていて... だから これらが一気に収斂していく最後の100ページに 他の推理小説にない 読み手をひきこんで、強烈にうったえ かける 『力』 が出てくるんです。 さて、つぎは 『千里眼 ミドリの猿』です。 | ||||
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この作品はわざと子供向きになってます。 千里眼シリーズは文庫で言うと1〜4(洗脳試験)まで幼少向きが意識され、5〜8(千里眼の死角)までが若者向き、6(ヘーメラーの千里眼)〜が大人向けです。 現行シリーズはヘーメラー以降です。雰囲気もかなり変わってます。 岬美由紀にリアリティが持たせられるのはヘーメラー以降です。 この話は7年も前に書かれていて、情報が少し古くなってますが、入り口としてわざと易しくしてあることもあり、読みやすいです。 | ||||
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長い岬美由紀シリーズの1作目。この巻は面白いが、その後の巻は厳しい。臨床心理学を駆使して人の心を読める「千里眼」岬美由紀が超人すぎて興ざめしてしまう。なんせ、戦闘機の操縦、格闘技、バイオリン、ピアノ、語学、なんでもできちゃうんですから。。。 子ども向けの小説としてなら、OKだと思います。 | ||||
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