千里眼 岬 美由紀



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    初公開日(参考)2002年05月
    分類

    長編小説

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    千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)

    2002年05月31日 千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)

    岬美由紀の言動をすべて看破する北朝鮮の謎の刺客・李秀卿が、身近警護網を突破。その直後、日本海海岸で北朝鮮に拉致されたとみられていた少女・星野亜希子が思わぬかたちで発見される。李の残した数少ない手がかりをもとに、岬美由紀は一路、ニューヨークへ。ついに彼女の居場所を突き止めたが…。危難の果て、突如、二人の女のあいだに芽生えた友情―。しかし、そのときこそ、“悪魔という名の神”の密使・ダビデが最後のカードを切った瞬間だった。小説界のイリュージョニストが、不可能を再び可能にする。 (「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (5pt)

    傑出した2冊

    さて、舞台はニューヨークへ!
    事態は思わぬ展開に。李と岬、まだ理解しあえない中で あの事件が起こる。
    深いところにある志は同じでも、見えるところや見せ方がちがうふたり。
    救済のために自分を差し出す『李』、それを救出に向かう『岬』。二人を利用するメフィストの『ダビデ』。
    そんな非日常の緊急事態と並行して『嵯峨』の「日常」の地道なカウンセリングは進む。この物語には
    主役も脇役もない。だれもが主役でだれもが脇役になる。

    状況を複眼で観察して、描写する作家・松岡圭祐の本領発揮です。
    ディズニーランドでの 李 と 岬 の静かで余韻を残す別れ。千里眼シリーズの中でも、
    『メフィストの逆襲』とこの本の2冊は傑出しています。

    P.S.
    ...実は、ディズニーランドで 李 が一番関心を示した アトラクション。
    あれには 私もこみ上げてくるものがあったんです。

    千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)より
    4094032584
    No.5:
    (5pt)

    タイミングが悪かった

    発表の直後に金正日が拉致を認め、北朝鮮の卑劣な数々の行為に世間の怒りが頂点に達したため、北朝鮮工作員を善玉として描写した本書に対する一般の評価が下がってしまったように感じる。臨床心理士に対する世間の興味を非常に高めた作品だったのだが、この一件により臨床心理士の能力も眉唾になってしまった。
    実際の北朝鮮の行動とは完全に切り離して、純粋なエンターテイメント小説として読んで欲しい。現実世界を正しく認識できなかったからといって、本書の評価を著しく低く見るのは不公平であろうし、それが故に読まなかったりすると、結果として損をすることになると思う。
    頭を冷やしてご一読されることをお薦めします。満足できる作品です。
    千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)より
    4094032584
    No.4:
    (4pt)

    やはり安心のブランド

    メフィストの大物ダビデが初登場。本気とも冗談ともつかない言動で、美由紀
    同様、読者も煙に巻く、底の見えないキャラクターが良く効いています。
    本作では、美由紀が酒に酔ってダンスをするシーンや、松岡氏の著書「千里眼」
    を手にとって批評するシーンなど、サービス精神旺盛なところも見せてくれます。
    特に「千里眼」批評のくだりは必見。美由紀とダビデの口を借りてモノ申す松岡氏
    のメッセージが聞けます。
    また、後半の同時多発テロの部分はいいとして、最期の某国外シーンは現実離れ
    しすぎかもしれませんね。でもそれがラストのTDLのグッとくるシーンに繋がる
    ので、やっぱり必要なのかも。
    千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)より
    4094032584
    No.3:
    (3pt)

    不謹慎なのでは?

    この作品、確かに面白い。
    これまでの千里眼シリーズとは異なり、ユーモアのセンスを持ったダビデという敵とも味方ともつかない男が出てくるが、それがまたいい味を出している。
    岬美由紀の深層心理も明らかになり、それを彼女自身が自覚することで、彼女は大きく成長した。同僚の嵯峨敏也の成長もまた描かれる。千里眼シリーズのファンならば、「千里眼 メフィストの逆襲」とともに一読の価値はあるだろう。しかし、この作品では米同時多発テロが描かれている。しかも、作者はその事件とほぼ同時進行で原稿を書いていたという。これはあまりにも不謹慎ではないだろうか。少なくとも私自身は、作者に対して大いに反感を抱いた。
    それでもこの作品を面白いとは感じるが、この作品は、私が作者の執筆姿勢に疑問を抱く一因となったものである。
    千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:千里眼 岬美由紀 (小学館文庫)より
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    No.2:
    (5pt)

    「メフィストの逆襲」の後編ですが

    「メフィストの逆襲」の後編ですが、二冊で一つの話です。片方だけでは意味がありません。終盤のTDLの場面に、この本の刊行の三ヵ月後に起きることに寄せる期待がこめられていたと思います。
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