■スポンサードリンク
魔空の迷宮
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
魔空の迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
銀行員の失踪、大銀行の合併計画、青山に次々と建てられていくポストモダンな建築物とそこに飾られた魔女の人形、青山の土地の買占め。なんの繋がりもないように見えるこれらの裏には、隠された陰謀があった。そして時折り姿を見せる妖しい魅力の美少女二人。青山の地をめぐる、めくるめく官能と恐怖の都市伝説。 SF風味のモダンホラーといった雰囲気、中世から続く魔女伝説等のオカルトやSM的な官能を詰め込んだ印象ですが、あまりに詰め込み過ぎて消化不良気味。特に、これは他の作品でもでも言えることなのですが、山田正紀の書く男女の絡みにはグッとくることがないので、SM風セックス描写は必要無かったように思えます。 とは言え、章題が「毛皮を着たビーナス」「悪徳の栄え」などなど、マゾッホやマルキ・ド・サドへのオマージュ、影響を受けて書いたように見受けられるので、必要無かったと言ってしまうと作品自体を否定してしまうことになってしまうかな? 青山を舞台にした設定や作中に挿入される地図の仕掛けなどはとてもおもしろいものだったので、もっと絞り込んで書いたほしかったです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!