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アフロディーテ



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【この小説が収録されている参考書籍】
アフロディーテ (1980年)
アフロディーテ (講談社文庫)

アフロディーテの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

希望のある、夏らしい、成長物語

アフロディーテという海上都市を舞台に主人公の18歳から30歳にかけての物語を4つの短編で描いた作品集です。
希望に満ちた少年が挫折を経て大人になっていく、というストーリーラインを中心にすえることで、同じ都市を舞台にした光瀬龍氏の作品群と違って、若々しく希望をもった作品になっていると思います。
山田氏の作品にしては、SF的な仕掛けが余り無いこと、各短編の物語それぞれに魅力あるストーリーに欠けることで、評価は低めになってしまいました。しかし、希望のある、夏らしい、成長物語を読みたい人は読んでみてはいかがでしょうか。
アフロディーテ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:アフロディーテ (講談社文庫)より
4061839330
No.1:
(4pt)

肩を張らず気楽に読める作品です。

作者30歳のちょうど二十冊目の作品。後書きにもありますが、リフレッシュして、エネルギーを充填して、新たな作品に臨もうとしていた時期の作品です。系列は竜の眠る浜辺と同じです。本格SFを続けて書いていたが、少々疲れて来たかな。ただしこの気分転換が、この後の「あやかし」や「少女と武者人形」のように、執筆の幅を広げるきっかけにもなったと思えます。(本格SFを発表する場が減って来たという背景もありますが)。
「のんびりと、夏休みの帰省列車、海の家で読んでいただければ、」と後書きにありますが、肩を張らず、気楽に読める作品です。
アフロディーテ (1980年)Amazon書評・レビュー:アフロディーテ (1980年)より
B000J87C6I

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