首無の如き祟るもの

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評判

首無の如き祟るものの評価:

3.66/5点 レビュー 64件。 S ランク

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平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 1〜20 1/4ページ
No.64
(5pt)

すごい作品だったが…

これは厳密に言って刀城言耶シリーズで括って良いのだろうか?
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.63
(5pt)

今まで読んだミステリーの中では1番すごいかもしれない。

とにかくすごかった。ミステリーの構造的部分はネタバレしたくないのですごいとだけ。
それとは別に単純にキャラクターが全体的に魅力的だった。ほぼ主人公の斧高は可愛くて応援したくなる感じで、そのほかのキャラも魅力的、あとは首無の因習話民俗話というのも前作と違ってダレずに面白かった。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.62
(5pt)

前作未読でも読める

前2作と違い書き手、語り手が刀城言耶ではない事が生きているし読みやすさに貢献している。
ホラーと推理の融合が良くできていて、ラストが特に背筋を凍らせてくれた。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.61
(5pt)

星5つじゃ全然足りません。

小説家が実際に起こった未解決事件を連載作品として執筆しながら、自分自身で推理して解決に導いていくか、読者に謎を解いてもらいたい、という体裁で書かれた作中作として物語は進みます。
事件に外側から関わった警察官と、内側から関わった少年、2つの視点で交互に描かれる構成なのですが、この構成と作中作であるということを大いに利用した数々の伏線と巧妙なミスリード、そして驚愕のトリックが大変素晴らしかったです。

たった1つの真実に気付くだけで数多くの謎が一気に解けるという、そのあまりにも鮮やかな謎解きには息を呑み、まさかの真相に震え上がり、どんでん返しで驚愕した…と思ったら、二転三転してまたひっくり返されて、更に畳み掛けてくるという終盤の展開はもう圧巻の一言です。

今まで読んできたミステリーの中でもトップクラスの大傑作。
星5つじゃ全然足りません。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.60
(5pt)

シリーズ前2作とは色合いが異なるが、素晴らしい出来栄えの傑作

著者の代表作として必ず挙げられる本作。やはり傑作である。
刀城言耶シリーズの3作目にあたるが、前2作とはかなり色合いが異なる。登場人物のひとりが執筆する「小説」という形で物語が進行し、名探偵・刀城言耶もなかなか登場しない。
だが、首なし死体をめぐる大技トリックはあっと驚く素晴らしい出来栄えで、完全に騙された。突っ込みどころはあるものの、島田荘司氏の大傑作「占星術殺人事件」を連想するほどで脱帽です。
このまま本格謎解きミステリとして仕上げても良かったと思うが、そのままでは終わらず、ひとひねりもふたひねりも加えるところがいかにも著者らしいと思う。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.59
(5pt)

メタミステリ私的ナンバーワン

どんでん返し系ミステリの私的ナンバーワン。

一人称の小説でも、なんで自分の思いを語ってるんだろうとか、変なとここだわっちゃうから、凝り過ぎな叙述とか、編者の記みたいな「メタ(外枠)」にも全て意味と仕掛けを施してるのがたまらん……

最初こそ、600ページは超えてるは登場人物多すぎだわで辟易して夏休み使ってのんびり読むかと思ってたが、あまりの面白さに一日で半分読んでしまった。民俗学薀蓄もたまらない。

因習残る集落が舞台、○○様の祟りによる殺人事件、戦中〜戦後初期に渡る物語、伝奇ホラー✕ミステリー……これ京極夏彦や坂東眞砂子っていうより、ひぐらしでは!?
なんて思いもしたが、ちゃんと本格ミステリですのでご安心を。

事件というより怪異レベルの謎、終盤にも関わらず次ぐ超展開の連続に、これ本当に解決するのかと思いきや……まさか一つのトリックで全ての謎が解けてしまうとは恐れいった

『厭魅の如き憑くもの』はフーダニットものの傑作だし、『凶鳥の如き忌むもの』はハウダニットものの傑作だし、『首無の如き祟るもの』はメタ・どんでん返し系の傑作。
三津田信三はあらゆるジャンルのミステリーで傑作書いてるのが本当に凄い
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.58
(5pt)

メタミステリ私的ナンバーワン

どんでん返し系ミステリの私的ナンバーワン。

一人称の小説でも、なんで自分の思いを語ってるんだろうとか、変なとここだわっちゃうから、凝り過ぎな叙述とか、編者の記みたいな「メタ(外枠)」にも全て意味と仕掛けを施してるのがたまらん……

最初こそ、600ページは超えてるは登場人物多すぎだわで辟易して夏休み使ってのんびり読むかと思ってたが、あまりの面白さに一日で半分読んでしまった。民俗学薀蓄もたまらない。

因習残る集落が舞台、○○様の祟りによる殺人事件、戦中〜戦後初期に渡る物語、伝奇ホラー✕ミステリー……これ京極夏彦や坂東眞砂子っていうより、ひぐらしでは!?
なんて思いもしたが、ちゃんと本格ミステリですのでご安心を。

事件というより怪異レベルの謎、終盤にも関わらず次ぐ超展開の連続に、これ本当に解決するのかと思いきや……まさか一つのトリックで全ての謎が解けてしまうとは恐れいった

『厭魅の如き憑くもの』はフーダニットものの傑作だし、『凶鳥の如き忌むもの』はハウダニットものの傑作だし、『首無の如き祟るもの』はメタ・どんでん返し系の傑作。
三津田信三はあらゆるジャンルのミステリーで傑作書いてるのが本当に凄い
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.57
(5pt)

卓越した論理パズルと恐怖の融合

数多くの不可解な事象が、ただ1点の見方を変えるだけでことごとく解明される。細かい点での瑕疵はあるものの、比類のない論理的カタルシスを感じさせる傑作である。怪奇小説としての要素も、緻密な論理構成とよく融合している。ホラー映画で経験するような即物的な恐怖感ではなく、根源的な不気味さを覚えさせる要素になっている。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.56
(5pt)

卓越した論理パズルと恐怖の融合

数多くの不可解な事象が、ただ1点の見方を変えるだけでことごとく解明される。細かい点での瑕疵はあるものの、比類のない論理的カタルシスを感じさせる傑作である。怪奇小説としての要素も、緻密な論理構成とよく融合している。ホラー映画で経験するような即物的な恐怖感ではなく、根源的な不気味さを覚えさせる要素になっている。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.55
(4pt)

面白かったです

全体的には面白かったです。ホラー要素は作中での文字表現の割には不足気味の印象。ミステリー要素はええっそう来るかという感じで意外性もあり良かったです。作者の他の作品は未読ですが、ほぼこのような作り方(山深く隔絶された集落、古くから続く家と風変わりな人々、昔からの言い伝えや因習、それらの舞台設定の中で起こる奇妙な殺人)と想像。ちょっと横溝正史テイスト。このような雰囲気のミステリーを好む読者にはハマる作品。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.54
(4pt)

面白かったです

全体的には面白かったです。ホラー要素は作中での文字表現の割には不足気味の印象。ミステリー要素はええっそう来るかという感じで意外性もあり良かったです。作者の他の作品は未読ですが、ほぼこのような作り方(山深く隔絶された集落、古くから続く家と風変わりな人々、昔からの言い伝えや因習、それらの舞台設定の中で起こる奇妙な殺人)と想像。ちょっと横溝正史テイスト。このような雰囲気のミステリーを好む読者にはハマる作品。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.53
(5pt)

メイントリックがシンプルで力強い

小さな謎が積み重なって山のようになった後、名探偵が提示するあるシンプルなトリックによって全てが解き明かされる、その快感。ミステリを読むことの醍醐味。
それを味わわせてくれる作品のうちのひとつだと思います。

先人たちの築いた数々の傑作ミステリへのオマージュが散りばめられているのも嬉しいです。
書名のおどろおどろしさから予想されるよりも読みやすい文章の手ざわりは、横溝正史さんの作品に近いように私には感じられます。内容からも、あの作品や、あの作品を連想しました。
作者の、ミステリを愛する心と、先達への経緯と、読者へのサービス精神を感じて、読んでいて嬉しくなります。

本格推理が好きな読者も、新本格が好きな読者も楽しませたい、という意欲作であると思いました。
横溝正史さんの「八つ墓村」、島田荘司さんの「占星術殺人事件」、麻耶雄嵩さんの「翼ある闇」がお好きな方に、一読をお勧めしたいです。
なお、刀城言耶シリーズを読んだのは、本作が初めてですが、特に問題は感じませんでした。ここから読んでも大丈夫だと思います。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.52
(5pt)

メイントリックがシンプルで力強い

小さな謎が積み重なって山のようになった後、名探偵が提示するあるシンプルなトリックによって全てが解き明かされる、その快感。ミステリを読むことの醍醐味。
それを味わわせてくれる作品のうちのひとつだと思います。

先人たちの築いた数々の傑作ミステリへのオマージュが散りばめられているのも嬉しいです。
書名のおどろおどろしさから予想されるよりも読みやすい文章の手ざわりは、横溝正史さんの作品に近いように私には感じられます。内容からも、あの作品や、あの作品を連想しました。
作者の、ミステリを愛する心と、先達への経緯と、読者へのサービス精神を感じて、読んでいて嬉しくなります。

本格推理が好きな読者も、新本格が好きな読者も楽しませたい、という意欲作であると思いました。
横溝正史さんの「八つ墓村」、島田荘司さんの「占星術殺人事件」、麻耶雄嵩さんの「翼ある闇」がお好きな方に、一読をお勧めしたいです。
なお、刀城言耶シリーズを読んだのは、本作が初めてですが、特に問題は感じませんでした。ここから読んでも大丈夫だと思います。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.51
(4pt)

事件に関連するものだけで37個以上もの謎が

「厭魅〜」から始まる刀城言耶シリーズを刊行順に読んできましたが、
今の所こちらが一番面白かったです。

三重にも四重にもなる密室状態、時折ちらつく首無しの怪異。
話に進むにつれ謎が増えていき
事件に関する謎だけでも最終的にざっと37個。
それが1つの真実で解説できると豪語する探偵役。
二転三転する犯人当て。などなど読んでるこちらも右往左往しました。いい意味で。

トリックや真相は過去作の中でもトップクラスに感嘆させられる部類でした。
しかし猟奇的な犯行に関わらず、(この作者の推理モノ全般に言えることですが)動機が弱いのが残念。

加えて「驚くべき事実が明らかに!」で2章も引っ張ったのにはちょっと苦笑してしまいました。

ポンポンと話が進み、話の勢いそのまま鮮やかに犯人まで辿り着くような物語ではなく
話の進み具合はゆっくりで、時には事件を振り返ったり、まとめたり。
とじっくり読むタイプのお話です。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.50
(4pt)

事件に関連するものだけで37個以上もの謎が

「厭魅〜」から始まる刀城言耶シリーズを刊行順に読んできましたが、
今の所こちらが一番面白かったです。

三重にも四重にもなる密室状態、時折ちらつく首無しの怪異。
話に進むにつれ謎が増えていき
事件に関する謎だけでも最終的にざっと37個。
それが1つの真実で解説できると豪語する探偵役。
二転三転する犯人当て。などなど読んでるこちらも右往左往しました。いい意味で。

トリックや真相は過去作の中でもトップクラスに感嘆させられる部類でした。
しかし猟奇的な犯行に関わらず、(この作者の推理モノ全般に言えることですが)動機が弱いのが残念。

加えて「驚くべき事実が明らかに!」で2章も引っ張ったのにはちょっと苦笑してしまいました。

ポンポンと話が進み、話の勢いそのまま鮮やかに犯人まで辿り着くような物語ではなく
話の進み具合はゆっくりで、時には事件を振り返ったり、まとめたり。
とじっくり読むタイプのお話です。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.49
(5pt)

是非解説を!

P571に 2つの切断面が一致しない と書かれてますが中婚舍の屍体は長寿郎なので一致すると思うんですよね。
私がなにか勘違いしているのかな…
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.48
(5pt)

是非解説を!

P571に 2つの切断面が一致しない と書かれてますが中婚舍の屍体は長寿郎なので一致すると思うんですよね。
私がなにか勘違いしているのかな…
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.47
(5pt)

オカルトかトリックか?

何が信用できて、何が嘘か。
結局この作品はオカルトホラーなのか推理小説なのか。

最後まで悩ませてくれました。

他のレビューを見るにこの道の玄人には物足りない部分があるみたいですが、ミステリー初心者の私には予想通りのところも有れば想定外のところもあり、色々と新鮮かつ贅沢盛りでまるでお子様ランチのような、とても良い一作だったと思います。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.46
(5pt)

オカルトかトリックか?

何が信用できて、何が嘘か。
結局この作品はオカルトホラーなのか推理小説なのか。

最後まで悩ませてくれました。

他のレビューを見るにこの道の玄人には物足りない部分があるみたいですが、ミステリー初心者の私には予想通りのところも有れば想定外のところもあり、色々と新鮮かつ贅沢盛りでまるでお子様ランチのような、とても良い一作だったと思います。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.45
(4pt)

この雰囲気は抜群

奥多摩の山村の名家の跡取り騒動に纏わる連続殺人劇。おどろおどろしい伝承や不気味な因習が、横溝正史のような世界観を醸し出しています。

密室状態での首無し殺人や作中作のような構成など、かなり大風呂敷を広げた感じがしましたが、伏線も見事に回収されました。二転三転する真相はかなり疲れますが、最後にもちょっとした仕掛けもあり、余韻の残るラストでした。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450