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(短編集)
嫁洗い池: ミミズクとオリーブ2
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嫁洗い池: ミミズクとオリーブ2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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東京創元社お馴染み ? の安楽椅子探偵ものの連作短編集です。 ちなみに前作の 「 ミミズクとオリーブ 」 は読んでいません。 初めの4つは、本当に些細なもので、わざわざ民間人に相談する警察官の知性を疑います。 5つ目の 「 シンデレラの花 」 は若干、ミステリっぽいと感じましたが、 犯行そのものはお粗末で、やはり警察が解決できないようなものとは思えません。 最後の6作目の表題作は、犯行の手口に無理があるのと、 被疑者と目されていた人間の、昔の記憶 ( 「 嫁洗い池 」 に関する出来事 ) に纏わる話と事件に直接かかわりがないのはいただけません。 そのような部分は最初の作にもありますが、ミステリと関係ない話が多いのには閉口しました。 また、主人公がネガティブな考え方をする人間と感じ、友人の警察官が主人公の妻に馴れ馴れしすぎるのも、ちょっと……です。 そして、主人公の妻が夫の協力があったとしても、事件の真相に気付くのはうまくいきすぎに思えました。 文章は綺麗ですが、ミステリとしては弱いという印象を受け、男性キャラに好感を持てない作品でしたね。 | ||||
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