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プラスチック・ラブ



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【この小説が収録されている参考書籍】
プラスチック・ラブ
プラスチック・ラブ (創元推理文庫)

プラスチック・ラブの評価: 2.88/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

木村くん

8つのエピソードで構成されている短編集です。
柚木シリーズということになっていますが、
彼が出てくるのは1つのエピソードのみです、
主人公は高校生の木村くん。
いくらシリーズ番外編と謳っているとしても、
これをシリーズに入れるのには無理があるのではと思いました。
木村くんがリトル柚木のような性格の高校生だからでしょうか。
ちょっと、期待外れでした。
プラスチック・ラブAmazon書評・レビュー:プラスチック・ラブより
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No.7:
(2pt)

まぁ、ラブストーリーだよこれ

短編で全て主人公は高校生の「木村くん」だが、それぞれ違う「木村くん」での恋愛短編。主人公は毎回性格が一緒でキザっていうか、柚木草平と全く同じ性格。毎回同じような性格の高校生木村のキザでクールな恋愛を見るだけなので正直、イライラしてくるというか、読むのが疲れる。柚木の長編が読みたい。
プラスチック・ラブAmazon書評・レビュー:プラスチック・ラブより
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No.6:
(3pt)

ひねくれた青春と季節の色合いを切り取った一コマ

主人公の男子高校生は固定し,季節とともに相手の女の子や環境を変えつつの八篇は,
彼が女の子を取っ替え引っ替えしているのか,一つの設定を使い回すオムニバスなのか,
面白い演出だとは思いましたが,序盤の内はいささか戸惑いを覚えがちなのは否めません.

また,斜に構えた言動など,ハードボイルド調のキャラクタはこの著者の特徴であり,
中年も少年も男であればだいたい同じと,このあたりは承知していたつもりなのですが,
それでもやはり高校生にしては…の印象が強く,さらには女の子たちまでが似た調子で….

このほか,どの篇も最後はハッキリしないものが多く,消化不良の思いが残るものの,
花や草木などの季節,風景の美しさを織り交ぜ,家族や恋人,友人の悩みを描く様子は,
ひねくれた青春と季節の色合いを切り取った一コマ,という解釈が適当なように感じます.

ただ,あらすじにて別シリーズの『』との関連が謳われていますが,
彼の登場はわずか一篇の一場面だけで,せいぜい『カメオ出演』というのがいいところ.
さすがにこれで『シリーズ番外篇』を謳うのには無理があり,違和感を覚えてしまいます.
プラスチック・ラブAmazon書評・レビュー:プラスチック・ラブより
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No.5:
(4pt)

青春の一瞬を切り取った短編集

柚木草平シリーズが好きな方は、軽妙洒脱な会話、ナルシズムに陥らない
斜に構えた見方、そしてお決まりの(一方的な)女性像が好きなのではない
でしょうか。
さらにいえば、郷愁を誘う、期待と不安の入り混じった不安定な青春の頃
の感覚描写も、この作家の得意とするところです。

思春期の頃の感じ方は記憶の中では美化してしまいがちですが、この
「そうでありたかった高校生」の生き生きとした感覚が、柚木をそのまま
高校生にしたような木村時郎が主人公の本短編集ではぞんぶんに楽しめます。

短編が意外な着想や切れ味鋭いストーリーなど長編とは異なる技法を
必要とするならば、本人が白状しているように出来はイマイチなの
かもしれません。

でも、そうした要素を欠いていても短編は成立します。
むしろ短編であるおかげで、長編であれば描かざるを得なくなる「成長」
ではなく、不安と期待の入り混じった一瞬を鮮やかに切り取って見せて
くれることが本書の最大の魅力だと思います。
プラスチック・ラブAmazon書評・レビュー:プラスチック・ラブより
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No.4:
(5pt)

良かった。

この金額で、この品質なら問題なし。また、利用したいです。内容も良かった。
プラスチック・ラブAmazon書評・レビュー:プラスチック・ラブより
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No.3:
(3pt)

ある日常の物語、短編集

柚木と似た少年を主人公とした短編集。
一度だけ、柚木が出てくるが、
後は木村少年の物語。

けっこうなんというか、
ゆるい日常の中の非日常、
という感じで、
芝居でやられそうな、物語が多かった。

気負わず、気軽に読める。
この作家の女性描写が、
僕は、けっこう好きなんだな、と、思う。
木村少年が、いつも違う彼女だからさ…。
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No.2:
(2pt)

短編に向かない

1997年に実業之日本社から出た単行本の文庫化。 「木村時郎」という高校生を主役とした短編8本が収められている。といっても、同姓同名の別人といった感じで、話ごとの関連性はない。柚木草平もちょっとだけ出てくる。 著者本人が短編は苦手と述べているとおり、まったくもってダメだ。ストーリーのつくりかたがなっておらず、とても不満が残る。「えっ、これで終わり?」というようなのが多い。 内容はミステリ、ホラー、青春小説などいろいろ。
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No.1:
(2pt)

やっぱり短編は・・・

樋口 有介氏はみずから語るように短編がうまくないです。上手下手ではなく、文体、構成から消化不良をおこしてしまいます。残念でした。でも、懲りずに出版を続けてほしいです。>東京創元社さん(笑)
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