OUT

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OUTの評価:

4.11/5点 レビュー 292件。 A ランク

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平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全463件 141〜160 8/24ページ
No.323
(5pt)

すごい作品です。!

日常のなかで誰でも思っていることを実行しそれを庇う同僚たち。雅子はすごい!
OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.322
(5pt)

女性ゆえにかける女性の解放感

ここ最近女性作家の活躍ぶりが著しい。特に社会は推理小説やサスペンスの分野で明らかに男の作家を凌駕
しているといっても過言ではない。高村薫、宮部みゆき、乃南アサ、等々。そしてこの桐野夏生。凄まじいまで
の暴力性描写シーンや、凄惨な人体の解体場面を語るまでもなく、作品の持つエネルギーというか圧倒感はいつ
までも読後余韻として残る。主人公の香取雅子や、ヨシエ、邦子、そして弥生といった女性達が社会からいかに
「OUT」されているか。それに対していつの間にか積極的な形で抵抗を試みることになる雅子たち。雅子と
性的虐待者佐竹との凄まじいまでの戦いがやがて心の通じる獣同士のつながりと変わっていく描写も女性
だから書けるのではないか。常に社会や、会社、そして最後は家族からも見放されていく理不尽さに自分
自身が変わっていかざるを得ない雅子が人体解体ビジネスまで請け負うことになる過程の恐ろしさ。同じように
理解のない寝たきりの義母を残して家に火を放つヨシエ。浮気と博打に走った夫を殺す弥生のその後の開放感
そういったものは女性ゆえ背負った十字架を下ろすときの開放感であり、ある意味この小説は女の男に
対するレジスタンスの雄たけびかもしれない。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.321
(5pt)

女性ゆえにかける女性の解放感

ここ最近女性作家の活躍ぶりが著しい。特に社会は推理小説やサスペンスの分野で明らかに男の作家を凌駕
しているといっても過言ではない。高村薫、宮部みゆき、乃南アサ、等々。そしてこの桐野夏生。凄まじいまで
の暴力性描写シーンや、凄惨な人体の解体場面を語るまでもなく、作品の持つエネルギーというか圧倒感はいつ
までも読後余韻として残る。主人公の香取雅子や、ヨシエ、邦子、そして弥生といった女性達が社会からいかに
「OUT」されているか。それに対していつの間にか積極的な形で抵抗を試みることになる雅子たち。雅子と
性的虐待者佐竹との凄まじいまでの戦いがやがて心の通じる獣同士のつながりと変わっていく描写も女性
だから書けるのではないか。常に社会や、会社、そして最後は家族からも見放されていく理不尽さに自分
自身が変わっていかざるを得ない雅子が人体解体ビジネスまで請け負うことになる過程の恐ろしさ。同じように
理解のない寝たきりの義母を残して家に火を放つヨシエ。浮気と博打に走った夫を殺す弥生のその後の開放感
そういったものは女性ゆえ背負った十字架を下ろすときの開放感であり、ある意味この小説は女の男に
対するレジスタンスの雄たけびかもしれない。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.320
(1pt)

プロパガンダ小説?

イギリスの友人に勧められて読みました。が、このような小説が海外に広く翻訳されていることに若干の危機感を抱きました。
確かに作者の筆致にはぐいぐい読ませるパワフルさがあり、題材もミステリーとして面白いとは思います。ついつい一気読みするくらい、読ませます。しかし、面白いからこそ、所々見られる描写に疑問を抱きました。
佐竹の人物造形といい、中国人キャバ嬢の存在といい、何だか思想誘導?と勘ぐりたくなります。さりげなく南京大虐殺のプロパガンダが挟まれていますしf^_^;オイオイ…

人々に受け入れられやすい物語のなかに一部誤情報を含ませるというのは典型的プロパガンダです。ミステリーとして楽しむ分には問題ないですが、イギリス人に物語を通じて何らかの誤解が刷り込まれているようで怖いなと思いました。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.319
(1pt)

プロパガンダ小説?

イギリスの友人に勧められて読みました。が、このような小説が海外に広く翻訳されていることに若干の危機感を抱きました。
確かに作者の筆致にはぐいぐい読ませるパワフルさがあり、題材もミステリーとして面白いとは思います。ついつい一気読みするくらい、読ませます。しかし、面白いからこそ、所々見られる描写に疑問を抱きました。
佐竹の人物造形といい、中国人キャバ嬢の存在といい、何だか思想誘導?と勘ぐりたくなります。さりげなく南京大虐殺のプロパガンダが挟まれていますしf^_^;オイオイ…

人々に受け入れられやすい物語のなかに一部誤情報を含ませるというのは典型的プロパガンダです。ミステリーとして楽しむ分には問題ないですが、イギリス人に物語を通じて何らかの誤解が刷り込まれているようで怖いなと思いました。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.318
(3pt)

あと味悪いが楽しめる

出てくる人物がみんな不幸でどん底で最初キツかったけど、そこがまたおもしろくもあった。

邦子の育ちの悪いあれこれがネタのようにあちこちに仕込まれててクスっとなる。
夫殺しの弥生の家に、赤の他人の女が入り込むあたり、わかっていてもゾクゾクした。
師匠が金を手にしたとたんに変わってゆく様子、そして最後の結末はある意味爽快。それまでの生活がかわいそう過ぎたからか。
雅子はいくらなんでもダウンジャケットから羽根が出ないようにガムテープで止めたものを着て出勤というのはやりすぎだろうと思ったが、そのくらい現世のことに気を止めていない荒んだ感じから、この人の纏う冷たい空気が伝わってきた。なかなか魅力的だ。
でも、いくら子供がすでに大きいからといって、全てを捨てて違う人生に踏み出そうと思えるものなのか?という点が唯一、どうしても腹に落ちてこなかった。同じ母親として。しかもその子にとってはとても大きな乗り越えるべきハードルを前にした状態で。。。
最後の方での息子の「甘えんなよ!」が消化不良のまま。何か告発でもするのかと思ったがそこは拾われず。我々読者の想像に任せるということか
OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫)より
4575658898
No.317
(3pt)

あと味悪いが楽しめる

出てくる人物がみんな不幸でどん底で最初キツかったけど、そこがまたおもしろくもあった。

邦子の育ちの悪いあれこれがネタのようにあちこちに仕込まれててクスっとなる。
夫殺しの弥生の家に、赤の他人の女が入り込むあたり、わかっていてもゾクゾクした。
師匠が金を手にしたとたんに変わってゆく様子、そして最後の結末はある意味爽快。それまでの生活がかわいそう過ぎたからか。
雅子はいくらなんでもダウンジャケットから羽根が出ないようにガムテープで止めたものを着て出勤というのはやりすぎだろうと思ったが、そのくらい現世のことに気を止めていない荒んだ感じから、この人の纏う冷たい空気が伝わってきた。なかなか魅力的だ。
でも、いくら子供がすでに大きいからといって、全てを捨てて違う人生に踏み出そうと思えるものなのか?という点が唯一、どうしても腹に落ちてこなかった。同じ母親として。しかもその子にとってはとても大きな乗り越えるべきハードルを前にした状態で。。。
最後の方での息子の「甘えんなよ!」が消化不良のまま。何か告発でもするのかと思ったがそこは拾われず。我々読者の想像に任せるということか
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.316
(4pt)

夢中で読みました。

とてもリアルでストーリーに引き込まれ
一気に読んじゃいました。
ただラストが理解できませんでした。
なんでそうなるの?と主人公の気持ちが読み取れませんでした。
またしばらくたったら読み返したいと思います。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.315
(4pt)

夢中で読みました。

とてもリアルでストーリーに引き込まれ
一気に読んじゃいました。
ただラストが理解できませんでした。
なんでそうなるの?と主人公の気持ちが読み取れませんでした。
またしばらくたったら読み返したいと思います。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.314
(5pt)

痺れてしまいます

他の小説が物足りなくなる危険があります。読後痺れてしまい、余韻が残ります。主人公香取雅子の生き方、好き嫌いは別れるでしょう。雅子が自分の今までの人生を振り返る場面は泣けました。三浦綾子氏の小説の登場人物は、つらい不条理な世間の中にあっても希望を持って生き抜いていきます。それとは対をなしていました。どちらが正しいものかは分かりません。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.313
(5pt)

痺れてしまいます

他の小説が物足りなくなる危険があります。読後痺れてしまい、余韻が残ります。主人公香取雅子の生き方、好き嫌いは別れるでしょう。雅子が自分の今までの人生を振り返る場面は泣けました。三浦綾子氏の小説の登場人物は、つらい不条理な世間の中にあっても希望を持って生き抜いていきます。それとは対をなしていました。どちらが正しいものかは分かりません。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.312
(5pt)

続きが気になる終わり方

この後はどうなるか どうしても気になる。
なんおとか逃げ切ってほしいものだ。
今 あらためて読むと その圧倒的なスピード感で圧倒される。
OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.311
(3pt)

後半がただの「火曜サスペンス劇場」

日本で貧困家庭の生活を実感を持って書く人は純文学の世界ではあまりみず、多分それは純文学作家どもが「いい家に生まれた坊ちゃん」「高学歴のエリート」であることが多いからだろう。
 こういう悲惨な生活・心情をシャアシャアとかけるのは松本清張の名を出すまでもなく推理作家と相場は決まっている。
 貧乏人のことは貧乏人にしかわからない。
 そして、そんな下層階級の主婦たちの転落過程を書くのが本作である。
 ストーリーテラーとしてはなかなかのもの。
 しかし、貧乏人の生活や心情を書いているところは光っているのだが、後半のクライマックス?は火曜サスペンス劇場じみていて、やはり通俗小説だな、と思わせる。テレビ向けと言ってはそれまでだが、実につまらないのである。
 この作者の文章で今や純文学の新人賞の選考委員に成果せているのはちょっと違うのではないかと思わずにはいられない。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.310
(4pt)

出口を求める女達の悲劇を描いたクライムノベル

読了後、言いたいことは山ほどあるが、まずはひと言。
「雅子さん、危ない男にもてすぎ!」である。

ああ、まるで誘蛾灯のように危険な香りのする男を惹きつけること、惹きつけること。
媚びへつらったり、着飾ったりしない主人公のスタンスには憧れるものがあるが、
それ故に集団社会から強制的に排除されてしまうという悲しい性を持った女性でもある。

話の方は、ラストの展開を除けば、非常にスリリングで楽しめた。
諦観、過剰欲求、現実逃避、裏切りへの憤りなど、様々な闇を抱えた4人の主婦が、
日常から非日常に足を踏み入れて、自分だけの出口=「OUT」を求めるストーリー。
てっきり犯罪に手を染めてしまった主婦達とそれを追求しようとする警察との攻防になるのかと思いきや、
まさか死体処理をビジネスとして請け負う話になろうとは…。
それだけに、そのビジネスがたった一回でおじゃんになってしまったのは、物語的に勿体ない。

あと、深夜の弁当工場でのパートという我々が普段知ろうともしない舞台にスポットライトを当てることで
利便性重視と既婚女性に対する労働差別といった現代社会の闇も垣間見えて、実に興味深い。

ラストの展開は「そこでどうしてそうなる!?」とツッコミどころ満載だったが、
ミステリー、鬱展開好きなら一度読んでおいて損はない一冊。
OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.309
(4pt)

雅子には、逃げ切って幸せになってほしい

最後の方に書かれている、雅子と佐竹のシーンがなければ最高だと思いました。

雅子と佐竹が、一緒に海外へ逃亡し、幸せに暮らす…というラストだったらいいのに。
でも、そんなラストだと、ここまでヒットする作品にならなかったかな。

個人的には、あんな家捨てて当然だと思うので、
雅子には、警察から逃げ切って、外国で幸せになってほしいです。

それから、師匠の「火事」のところ。スカッとしました。
私の母が、介護に苦労した経験があるんです。
こんなことを書いたら、「お前は人間か?」と言われそうですが、
介護経験者にしかわからないでしょう。
母は20年寝たきりの血がつながっていない人(お舅さんです)を
最後まで家でつきっきりで介護したんです。

ご気分を悪くされた方、申し訳ありません。
本当に、介護経験者(しかも、長期の)にしかわからないことです。
放火は犯罪です。それはよくわかっていますし、もちろん母も私もしませんよ。
OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.308
(4pt)

堕ちていく感じ。。。

バラバラ事件をテーマにしたミステリー小説です。

現実と虚構が折り重なり、大変面白いと思いました。

著者の次の一作を読みたくなる一冊です。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.307
(4pt)

堕ちていく感じ。。。

バラバラ事件をテーマにしたミステリー小説です。

現実と虚構が折り重なり、大変面白いと思いました。

著者の次の一作を読みたくなる一冊です。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.306
(4pt)

バラバラにされる気持ち。。。

バラバラ事件をテーマにしたミステリー小説です。

現実と虚構が折り重なり、大変面白いと思いました。

著者の次の一作を読みたくなる一冊です。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.305
(5pt)

描写が繊細

下層階級の女性達が今の生活環境や、精神的ストレス、そして何よりも情けない自分自身から脱出(OUT)したいと願っている。でも、ある出来事がきっかけで事態はまるで予想だにしない方向へと向かって行く。

特に弁当工場で働く主婦や、外国人労働者など、描写の繊細さには脱帽する
ストーリーも極めて優れている読み応え抜群のサスペンス作品。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.304
(5pt)

描写が繊細

下層階級の女性達が今の生活環境や、精神的ストレス、そして何よりも情けない自分自身から脱出(OUT)したいと願っている。でも、ある出来事がきっかけで事態はまるで予想だにしない方向へと向かって行く。

特に弁当工場で働く主婦や、外国人労働者など、描写の繊細さには脱帽する
ストーリーも極めて優れている読み応え抜群のサスペンス作品。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478