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天使の囀り
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天使の囀りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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貴志 祐介作品が好きで購入しましたが若干SF要素が強く出すぎたせいでこの点数です。 死に方がどんなにえぐくてもなんか謎に繋がる感じが好きなのにある程度読むと分かってしまうところが残念です。 まぁ映像化は無理だと思うので購入するのもアリでしょう。 | ||||
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先を読みたくなる構成と、気持ち悪い描写はすごい。 ただ、途中から入り込めなくなった。 きっと、設定がとんでもない所へ飛んでしまったからだろう。 少なくとも自分にとっては精神的にくるホラーではなく、グロ小説だった。 クリムゾンのような訳の分からない必然性と爆発力が欲しかった。 | ||||
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ハリウッド的なスプラッターは別にして、日本的な「精神的に来る」という類のホラーを期待すると肩すかしに遭う。 素材としては使い古されたものなので、真新しさというのはない。 とにかく序盤のメール内容から、神話、心理学、線虫の説明など専門用語のオンパレードで、どこまでが本当でどこからが虚構なのか全く分からない。 この辺の徹底した描写が物語に現実感を与えていることは間違いないし、エロゲーなんかも本当によく調べてあると感心する。 ただ、それらの中にどれだけ物語の本質に関わるものがあるのかと考えると、微妙なところだ。 専門家同士の会話シーンはとてつもなく濃密なのに、行動を起こす場面になると途端にあっさりした描写になってしまうのはこの辺が理由だろうか。 つまりは主人公が主観的に感じている恐怖に、外から見ている読者が全く追いつけないというジレンマが生じてしまっているのだ。 これといった謎解きも、どんでん返しな展開も、巧妙な伏線の回収もない。 終末期治療の問題にしても、結局のところ麻薬等を使った場合と何ら変わらない結末でしかないのではないだろうか。 | ||||
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ホラー要素がよくわからなかったです。感じとれませんでした。危機迫る内容もなく、淡々とした内容です。 | ||||
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一言でいえば、気持ちの悪いこじんまりとしたサイエンスパニック小説、です。パニックの範囲はごく狭いです。物語の中盤までは謎の事件の羅列で突然謎の正体が明らかになります。こんなに早く謎の正体を明らかにしていいものかと疑問に思いましたが、この小説の狙いは読者に謎解きを楽しませることではなく謎の究極の姿=究極の気持ち悪さを見せることだと思いました。その究極の姿は・・・、気持ち悪すぎます。よく「グロい」という表現が使われますが、グロいかグロくないかは普通著者の書き方によって変わることがあります。しかしこの小説ではグロいことが起こっているので、必ずグロいです。もっとグロく表現することも可能なんでしょうが、表現が淡々としている分逆に起こっていることのグロさが際立っている気がして、このあたりは流石にプロだなと思います。 これは間違いなく後に残る小説です。そういう意味では限りなく★5に近い★4くらいにしようかと思いましたが、あまりにも気持ち悪い印象なのでそこから逆に★一つ減らして★3です。退屈はしないと思います。ただ、何度も言いますが気持ち悪い小説です。 | ||||
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確かにきちんと調べられている(のかな?)作品なんですが、貴志祐介の作品で期待していただけに肩透かしをくらったかも。あまり怖くなかったです。不気味なことは不気味なんですが。 | ||||
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生理的な嫌悪感を巧みに煽ってくる。サルを食べるというところから始まって、脳に…とか、体中に…とか、体中が…とか、もう、心から気持ちが悪い。最後の方は映像的に想像すると吐きそうになる。何より、どこにも悪意が存在しないのが怖い。そのことに、最後のホスピスの場面で気づかされて、あ、天使だ、と思ってしまった瞬間、恐怖がどっとこみあげてくると同時に、何だか救われたような気分にもなった。 個人的には神話という人間の精神史のような側面と、科学的な側面とが絡み合って収束していく過程がものすごく好きだ。 | ||||
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確かにグロイです。(特に蜘蛛のシーンはヤバイ) しかし、私的には「青の炎」や「クリムゾンの迷宮」がかなり衝撃的だったので、最後まで読んでもそれほど驚きませんでした… ちょっとホラーテイスト過ぎるというか、現実離れしているような気がしてあまり感情移入出来なかったです。展開もなんとなく予想できましたし、「青の炎」や「クリムゾンの迷宮」のような読後の喪失感みたいなのが、自分的には好きだったんですが、今回はあまり感じませんでしたねぇ〜…ただ、続きが気になってどんどんページをめくるハラハラ、ドキドキ感は味わえました。そこはさすが、貴志先生だなぁと思ったので☆3つで。 | ||||
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これはちょっと気持ちの悪い本でしたね。 小説なんだから作り話なんだけど 本当にありそうなくらい、色んなことが目に浮かぶのは さすが!!という感じ。 これ読んだあとは生肉食べたくなくなりますよ。しばらく。 個人的にはニートの青年のくだりが良かったけど アレはアレである意味幸せだったのかな。 あーー思い出したらまた気持ち悪くなってきた | ||||
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うまいですね、この作家は。4に近い3ですね。巧みな伏線と、膨大な知識でもって、物語をぐいぐいとひっぱって行きます。残念なのは、途中から物語がご都合主義的に展開してしまったことでしょうか。「黒い家」と比べると劣りますが、そこらへんの変なホラー(?)を読むなら、これを読みましょう。あんまり欲しくない知識が色々と身につきますよ? | ||||
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作者の文章力はAクラスなのだが、この本に限っては「まあ良い」ぐらいの評価になってしまう。帯には「『黒い家』を凌ぐ,大傑作」と書いてあるが、黒い家のほうがホラー作品として上であろう。この本には、貴志さんの持ち味があまり発揮されてないと感じた。彼は作品を作る際に充分な資料収集をし、それを上手く文章に織り交ぜて読者の知的好奇心をくすぐる。その上に文章の上手さが加味され素晴らしい作品と感じるのだ。この本にはそれがない。読んでいても、平凡なホラー小説という感じなのだ。 | ||||
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