■スポンサードリンク
夕潮
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
夕潮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作の長編『夕潮』と、短編「壁の男」、絶筆「黄*(服+鳥)楼」が収録されている。 『夕潮』は『幻影城』1979年9月号に前半が掲載されたところで雑誌が廃刊となり、原稿も行方不明になっていたのだが、ひょんなことから原稿のコピーが出てきて1990年に単行本化されたもの。 しかし、駄作だと思う。いや、発表当時は斬新だったのかも知れないが、いま読むとちょっとねえ。異常心理ものなのだが、だらだらとストーリーが進まない点にフラストレーションがたまる。 「壁の男」は、『鮎川哲也と十三の謎'90』に出たもの。ユーモア小説だと思うが、あまり評価できるものではない。 「黄*楼」は、著者の絶筆となったもの。半ばあたりまで書き進められたところで、亡くなってしまったのである。事件もいよいよというところで途切れており、残念。一応、著者の遺した構想メモが収録されているが…。 著者のファンでなければ、手を出すのはやめた方がいい一冊だろう。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!