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ギャンブル依存とたたかう
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ギャンブル依存とたたかうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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嗜癖臨床にあってセルフヘルプ・グループに過剰に期待を寄せる(悪く言えば丸投げする)ような治療者の発想は、個人的には20世紀までにしておいてもらいたい。ソリューション・フォーカスト・アプローチも元々はアルコール依存症の治療法として確立されましたし、変化の段階理論も、リラプス・プリベンションも、嗜癖臨床の現場から登場してきました。いいか悪いかは別にして、そういった治療理論の記載が全くないのは、もしかしたらこの著者は、知っておられないのかな、と思わずにはいられません。そのうえで12ステッププログラムを最上のものと位置付けるのは臨床実践の現場に携わる者としては不勉強のそしりは免れないでしょう。 | ||||
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図書館で本書を見つけました。 ギャンブル依存症の恐ろしさを感じるとともに、病気であることを認識しました。 一読後、ギャブル依存に陥った親族に読むことを勧めました。 依存症当事者が、「是非いつもそばに置いて身を正したい」と言いましたので、プレゼントする為に購入しました。 鞄に入れて、自分を律しているようです。 本人、家族等関係者の方々にも読んでいただき、一人でも多くの方がギャンブル依存症から立ち直って自らの人生を大切に生きていただきたいと思います。 | ||||
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心理学のサークルで、テキストとして使っています。 ギャンブル依存の実態や治療の経過などが、分かりやすく書かれています。 とても読みやすいです。 | ||||
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配偶者が永年のギャンブル依存から脱出しようとして、苦しんでいます。この本を読んで、客観的に見ることができるようになり、 力になってあげられそうな気がしてきました。 | ||||
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患者が200万人いると推測されるにもかかわらず、まったく治療や対策がなされていないギャンブル依存症。アルコール依存症と同じく、病気であるために患者の意思の力によって改善する見込みはなく、精神病院入院による治療プログラム(面接やグループミーティング等)から、退院後は自助グルーフに参加し続けなければならないという、ギャンブル依存症の特徴について詳しく分かり易く書かれている。 帚木蓬生は作家としてあまりに有名だが、精神科医としてギャンブル依存の問題にも取り組んでいて、福岡県中間市でギャンブル依存症を診ることができるクリニックを開設している。現場で診療に当たっている医師の言葉は非常に説得力があった。 ギャンブル依存は日本では全く問題視されておらず、患者数の多さと症状の深刻さに比べて、社会の関心はあまり低い。ギャンブル依存が進行性の病気であり、自分の意志でギャンブルを止めることができないということさえ、認知されていない状況だ。 ギャンブル依存症患者の頭の中は、ギャンブルをすることだけで占められており、その衝動を抑えることは自分の意志では全く不可能なのだ。人間の頭はギャンブルに嵌りやすいようにできていて、意志の力ではどうにもできないということが、もっと社会に理解される必要があるだろう。 こうしたギャンブル依存症の実態を社会が知り、治療に乗り出さなければ、このままでは国が壊れてしまうと著者は警鐘を鳴らす。著者が最も問題にしているのは、パチンコ。 日本ではパチンコは「遊戯」とされており、「賭博」とはされていない。しかし実態は勝負によってお金を得ることができる賭博であることは、日本人の大人なら誰でも知っている。これを「賭博ではなく遊戯だ」と言い張る姿を著者は「この事実を諸外国が知れば、何という未開の非文明国かと一斉に笑うでしょう」と書いているが、全くその通りだ。 他の人のレビューの中に「ギャンブル依存症の治療法に関する記述が物足りない」という趣旨のことが書いてあったが、ギャンブル依存症に治癒はない。「今日1日ギャンブルをしないで過ごす」という生活を一生続けるだけだ。その手助けを治療機関やGAが行っている。薬を飲んだり入院したらギャンブル依存症が治るという魔法のような方法はいまだに見つかっていない。 | ||||
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妻は結婚前からパチンコ依存症だった思います。隠し続けて9年。コールセンターや介護ヘルパーのパートに行っている筈なのですが、夜10時ごろ帰るとすぐシャワーを浴び、洋服を洗濯機に入れます。煙草の匂いを消すためとアノニマスで元当事者び女性から聞きました。 この本は医者の立場で依存症(中毒)を伝えています。 アルコール依存症に似た行動傾向が出やすいなど、当事者の行動を捉えています。 女性の依存症のパターンについてもう少し知りたいところです。 しかしどういう病気かはよく判る本だと思います。 | ||||
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この本を読んで、ギャンブル依存はれっきとした精神疾患で、専門の医療機関で精神療法を受けたり、自助グループに入ったりして治療をすることが必要だとは分かった。また、日本はパチンコが野放しだし、公営ギャンブルである競馬や競輪などもあって、ギャンブル依存に陥りやすい環境であることも分かった。 そこで、行政による法規制や依存者への支援を著者が訴えているわけだが、正直、著者の処方箋は弱い気がする。筆者の訴えが実現したとしても、ギャンブル依存症の人が大幅に減るとは思えない。 日本では、パチンコの経営者の多くが在日韓国人や在日朝鮮人ということもあってか、「パチンコ廃止論者=右翼、反韓」のようなイメージができてしまっている。ただ、本国の韓国ではパチンコが禁止され廃絶されてしまっているということについて知っておくべきだ。小手先の規制や支援よりも、韓国のような思いきった処置を筆者は訴えるべきではないか?もう一歩、踏み込んだ提案が欲しかった。 | ||||
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この本自体も素晴らしいですが、補うために 『脱パチンコ──元パチンコ店長が書いたパチンコの問題点と「止め方」』 上記の本と併用すれば最強です!間違いなくパチンコなんて止められます。 | ||||
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初めに出てくる主婦の例を読んで震えがきてしまった。 私もパチンコにハマった経験があるからだ。 心境は痛いほど理解できる。 休みは朝から晩までスロット 酷い時には昼休みまで食事を取らないでパチンコ屋に行っていた。 止めれたのは個人的に色々あったからだが、 精神科に通っていったわけではない。 本書の後半には様々な取り組みや治療法の一例があるが、効果には疑問符が浮かぶものもある。 著者には、警鐘を鳴らすことではなく実効性のある治療方法を 考える事に全力を傾けて頂きたい。 ギャンブルは規制しても違う形になって不幸を生むだけだからだ。 先日も、FXで8億円を損して横領した会社員のニュースを見たばかりである。 | ||||
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まず、著者のパチンコ依存症の実体験の話が恐ろしい。 破滅して、みるみる周りの人間を不幸にしていく様が生々しい。 ギャンブル依存症に関して、科学的裏づけに乏しい推論や感情論的な部分が多いのが残念。 しかしそれは、国がこの病気に対していかに放置しつづけていたかということの表れである。 つまり調査すらまともに実施されておらず、データがほとんど存在しないということだ。 驚くことに、日本にどれだけのギャンブル依存症者が存在するかというデータすら推論に頼るしかないのである。 現在ヒステリックなまでに喫煙が規制されている。 その一方で喫煙と同様、あるいはより深刻な被害をもたらすパチンコという「ギャンブル」が、こうも事実上野放しにされているという、この構造。 どこの駅前へ行っても、たとえ文京区域であっても、パチンコ屋と消費者金融が並ぶこの構造。 どこのテレビ局も平然とパチンコのCMを流すこの構造。 この構造を考えるとき、私はとても恐ろしくなってくるのである。 本書はギャンブル依存症の問題に関して主に医学会の現状についてからアプローチしていますが、 この特殊な産業の構造問題への踏み込みに物足りなさというか、もどかしさを感じます。 パチンコ業界の正体が何者で、いかに権力構造と結びついているかをしっかりと書いてくれないと、片手落ちなのではないでしょうか。 | ||||
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パチンコの遊戯人口はゲームセンターのを合わせると 多分1300万人はいると思われる。 以前、自分がパチンコ依存症だったとき、友人が 『パチンコ依存症なんてだらしないね(笑)』と言って馬鹿にしてきたが そいつも結局、CRウルトラセブンで一度16万円勝つと あっという間にアルバイトを辞めて毎日通うようになり 結局、学費も使い込み 国立大学なので、留年となった こいつには、良く金を貸したが(結局、破産したから2万帰ってこず) 金を借りているのに、『俺は勝っている』とアホな事を抜かしていたのを今でも覚えている それから、自分も金が尽きて、パチンコ屋で働くことになり、色々な体験の後 パチンコからは、足を洗えたと他のレビューで、書かせてもらったが 今でも、一月に二回くらい、無性に行きたくてどうしようもない事がある そのたびに、鎮静剤を飲んで必死に耐えているが 一生この病気と闘って行かないといけないのかと思うと 心底、パチンコというものの魔力に驚嘆させられます。 みなさんは、賢い人間だと思うから嵌る事は無いと思いますが 興味のある方は、この様な本を読んでぜひとも恐怖を備え付けてください | ||||
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依存症について詳しく述べた本。 なぜそのような病的賭博へと陥ってしまうかと もし、家族が陥った場合の対処法がかかれた本であります。 でも残念ながら、 これらの依存症があまり理解されていない日本にとって 今、充実感のあふれる治療の行えるところは 少ないと思っていいかと思います。 おまけにギャンブルのCMが平然と流されている今日ですし。 この国でこの病気を抑えるのは困難だと思います。 ただし、これ以上放置をしてはいけない、 という著者の考えには賛同できます。 これ以上街中にある「グレーゾーン」な賭博施設は 必要ないと思いますし。 | ||||
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ギャンブル依存症について、多角的な視点から検討を加えた本だ。著者は精神科医・作家だが、法的観点からの指摘、政策提言などもなかなか的を射ているところがあるのには感心した。ただ、治療が必要だと書いてあるのはよいが、どうなれば治ったことになるかの記述が不足している。これでは現に苦しんでいる方々の福音にはならないだろう。以上のように、検討の的確性は星5つだが、肝心な治療に関する見解がイマイチで(星3つレヴェル)、この本では後者のほうが特に重要だと考えるので、星3つとする。 | ||||
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同種の本、数冊に目を通してみた。本書もギャンブル依存者の実態、対応など共通したところはあるが、依存症に対する国や地方行政、医療機関の現状にして積極的な関与をアピールしているところには同感で大いに彼らと接触し依存者救済を進めていくべきだと考える。読者は、ある国、地方行政、民間医療機関などに接触したことが、これらの対応にもどかしさを感じた。対応できる機関を少なくとも1都市に1機関は欲しいし、サラ金やヤミ金対策も厳重な対策を講じるべきだ。筆者が述べているように、200万の依存者と悩み疲れるかれらの家族や親兄弟などに対する対策を早急に立てないと日本はこわれていくだろうと読者も思う。 | ||||
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医学の名を借りたただの八つ当たり本にしか思えません。これでギャンブル依存と闘っても勝ち目はなさそうに思えますが。 | ||||
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