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ギャンブル依存とたたかう
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ギャンブル依存とたたかうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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図書館で本書を見つけました。 ギャンブル依存症の恐ろしさを感じるとともに、病気であることを認識しました。 一読後、ギャブル依存に陥った親族に読むことを勧めました。 依存症当事者が、「是非いつもそばに置いて身を正したい」と言いましたので、プレゼントする為に購入しました。 鞄に入れて、自分を律しているようです。 本人、家族等関係者の方々にも読んでいただき、一人でも多くの方がギャンブル依存症から立ち直って自らの人生を大切に生きていただきたいと思います。 | ||||
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心理学のサークルで、テキストとして使っています。 ギャンブル依存の実態や治療の経過などが、分かりやすく書かれています。 とても読みやすいです。 | ||||
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配偶者が永年のギャンブル依存から脱出しようとして、苦しんでいます。この本を読んで、客観的に見ることができるようになり、 力になってあげられそうな気がしてきました。 | ||||
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患者が200万人いると推測されるにもかかわらず、まったく治療や対策がなされていないギャンブル依存症。アルコール依存症と同じく、病気であるために患者の意思の力によって改善する見込みはなく、精神病院入院による治療プログラム(面接やグループミーティング等)から、退院後は自助グルーフに参加し続けなければならないという、ギャンブル依存症の特徴について詳しく分かり易く書かれている。 帚木蓬生は作家としてあまりに有名だが、精神科医としてギャンブル依存の問題にも取り組んでいて、福岡県中間市でギャンブル依存症を診ることができるクリニックを開設している。現場で診療に当たっている医師の言葉は非常に説得力があった。 ギャンブル依存は日本では全く問題視されておらず、患者数の多さと症状の深刻さに比べて、社会の関心はあまり低い。ギャンブル依存が進行性の病気であり、自分の意志でギャンブルを止めることができないということさえ、認知されていない状況だ。 ギャンブル依存症患者の頭の中は、ギャンブルをすることだけで占められており、その衝動を抑えることは自分の意志では全く不可能なのだ。人間の頭はギャンブルに嵌りやすいようにできていて、意志の力ではどうにもできないということが、もっと社会に理解される必要があるだろう。 こうしたギャンブル依存症の実態を社会が知り、治療に乗り出さなければ、このままでは国が壊れてしまうと著者は警鐘を鳴らす。著者が最も問題にしているのは、パチンコ。 日本ではパチンコは「遊戯」とされており、「賭博」とはされていない。しかし実態は勝負によってお金を得ることができる賭博であることは、日本人の大人なら誰でも知っている。これを「賭博ではなく遊戯だ」と言い張る姿を著者は「この事実を諸外国が知れば、何という未開の非文明国かと一斉に笑うでしょう」と書いているが、全くその通りだ。 他の人のレビューの中に「ギャンブル依存症の治療法に関する記述が物足りない」という趣旨のことが書いてあったが、ギャンブル依存症に治癒はない。「今日1日ギャンブルをしないで過ごす」という生活を一生続けるだけだ。その手助けを治療機関やGAが行っている。薬を飲んだり入院したらギャンブル依存症が治るという魔法のような方法はいまだに見つかっていない。 | ||||
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妻は結婚前からパチンコ依存症だった思います。隠し続けて9年。コールセンターや介護ヘルパーのパートに行っている筈なのですが、夜10時ごろ帰るとすぐシャワーを浴び、洋服を洗濯機に入れます。煙草の匂いを消すためとアノニマスで元当事者び女性から聞きました。 この本は医者の立場で依存症(中毒)を伝えています。 アルコール依存症に似た行動傾向が出やすいなど、当事者の行動を捉えています。 女性の依存症のパターンについてもう少し知りたいところです。 しかしどういう病気かはよく判る本だと思います。 | ||||
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この本自体も素晴らしいですが、補うために 『脱パチンコ──元パチンコ店長が書いたパチンコの問題点と「止め方」』 上記の本と併用すれば最強です!間違いなくパチンコなんて止められます。 | ||||
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初めに出てくる主婦の例を読んで震えがきてしまった。 私もパチンコにハマった経験があるからだ。 心境は痛いほど理解できる。 休みは朝から晩までスロット 酷い時には昼休みまで食事を取らないでパチンコ屋に行っていた。 止めれたのは個人的に色々あったからだが、 精神科に通っていったわけではない。 本書の後半には様々な取り組みや治療法の一例があるが、効果には疑問符が浮かぶものもある。 著者には、警鐘を鳴らすことではなく実効性のある治療方法を 考える事に全力を傾けて頂きたい。 ギャンブルは規制しても違う形になって不幸を生むだけだからだ。 先日も、FXで8億円を損して横領した会社員のニュースを見たばかりである。 | ||||
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まず、著者のパチンコ依存症の実体験の話が恐ろしい。 破滅して、みるみる周りの人間を不幸にしていく様が生々しい。 ギャンブル依存症に関して、科学的裏づけに乏しい推論や感情論的な部分が多いのが残念。 しかしそれは、国がこの病気に対していかに放置しつづけていたかということの表れである。 つまり調査すらまともに実施されておらず、データがほとんど存在しないということだ。 驚くことに、日本にどれだけのギャンブル依存症者が存在するかというデータすら推論に頼るしかないのである。 現在ヒステリックなまでに喫煙が規制されている。 その一方で喫煙と同様、あるいはより深刻な被害をもたらすパチンコという「ギャンブル」が、こうも事実上野放しにされているという、この構造。 どこの駅前へ行っても、たとえ文京区域であっても、パチンコ屋と消費者金融が並ぶこの構造。 どこのテレビ局も平然とパチンコのCMを流すこの構造。 この構造を考えるとき、私はとても恐ろしくなってくるのである。 本書はギャンブル依存症の問題に関して主に医学会の現状についてからアプローチしていますが、 この特殊な産業の構造問題への踏み込みに物足りなさというか、もどかしさを感じます。 パチンコ業界の正体が何者で、いかに権力構造と結びついているかをしっかりと書いてくれないと、片手落ちなのではないでしょうか。 | ||||
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依存症について詳しく述べた本。 なぜそのような病的賭博へと陥ってしまうかと もし、家族が陥った場合の対処法がかかれた本であります。 でも残念ながら、 これらの依存症があまり理解されていない日本にとって 今、充実感のあふれる治療の行えるところは 少ないと思っていいかと思います。 おまけにギャンブルのCMが平然と流されている今日ですし。 この国でこの病気を抑えるのは困難だと思います。 ただし、これ以上放置をしてはいけない、 という著者の考えには賛同できます。 これ以上街中にある「グレーゾーン」な賭博施設は 必要ないと思いますし。 | ||||
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同種の本、数冊に目を通してみた。本書もギャンブル依存者の実態、対応など共通したところはあるが、依存症に対する国や地方行政、医療機関の現状にして積極的な関与をアピールしているところには同感で大いに彼らと接触し依存者救済を進めていくべきだと考える。読者は、ある国、地方行政、民間医療機関などに接触したことが、これらの対応にもどかしさを感じた。対応できる機関を少なくとも1都市に1機関は欲しいし、サラ金やヤミ金対策も厳重な対策を講じるべきだ。筆者が述べているように、200万の依存者と悩み疲れるかれらの家族や親兄弟などに対する対策を早急に立てないと日本はこわれていくだろうと読者も思う。 | ||||
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