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風転
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風転の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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バイクに関する部分は面白いが、人物設定、エピソードがあまりに現実離れ。不要なセックスシーンに辟易。 なんでも目玉焼き載せたら客が注文すると思ってる食いもんやか! 上は読んだが中、下はバイク絡み以外すっ飛ばした。 躊躇なくゴミ箱に放った。 エログロ好きなら話は別だが… | ||||
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男と人間を描かせたら右に出るものはない萬月先生。 個人的にこれとブルースが最高傑作だと思っています。 風転は「小説家志望の主人公」、「親殺し」、「旅」等萬月の作品に繰り返し現れるテーマの最高到達点だ。 帯にも書かれている 『新しきモラルの楽園か、明日なき倫理の煉獄か。』のキャッチコピーがかっこいい。 浪人生のヒカルと一匹狼ヤクザの鉄男は二重に萬月自身が投影されていますね。 | ||||
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何と圧倒的なことか。 花村の作品はこれまで自伝的な『百万遍』シリーズしか読んだことがなかった。 ドロップアウトした主人公、それをめぐる女性などの内面描写が巧みで、ついつい読み続けてきたのだが、それ以外の作品はこれが初めてだった。 あまりに厚いので何年か前に買って積読していたのだが、『百万遍 流転旋転』を先日読み終えた勢いで手に取った。 それにしても、圧倒的である。 作家の息子の父殺し、女であることと母であることの間で揺れるその母親、自分が生き残るために11人を殺した大学出のインテリやくざ、心と体を持て余す女子高生、退職した刑事、様々な登場人物の描写が素晴らしい。 饒舌であるかのような人生観や思想の独白も、薄っぺらではないので、スーッと入ってくる。 そして何よりも、成長の物語になっていくのがいい。 ハッピーエンドではないのだが。 常々、女性をうまく描ける男性作家は少ないと思っていたのだが、彼はその少ない「描ける作家」の一人だと思う。 確か、もう一冊、もっと分厚いのが積読になっているはずだ。 しばらく、花村萬月に浸ってみるかw | ||||
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すごい作品だと思いました。 長編でしたが、夢中になって読みました。 買って良かったと思います。 | ||||
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ラストの何ページか読めば済むくらいの内容でした。上中巻いりますか?って感じです。つまらなかった。 | ||||
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萬月さんのファンです。 が、それを前提に言わせていただければ、「コクがあるけどキレがない」印象です。 長い作品だから感じたのかもしれません。 バイクを使ったロードムービー、やくざをからめた少年の成長物語というのは、著者得意のパターンです。 それでも、以前の作品のスピード感を感じませんでした。 その割には、突然「歌舞伎」が表れたりして・・・ 「親殺し」「自己回帰」「近親相姦」「再生」など、テーマが重いのも理由ですが、随分読むのに疲れました。 | ||||
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萬月さんのファンです。が、それを前提に言わせていただければ、「コクがあるけどキレがない」印象です。長い作品だから感じたのかもしれません。バイクを使ったロードムービー、やくざをからめた少年の成長物語というのは、著者得意のパターンです。それでも、以前の作品のスピード感を感じませんでした。その割には、突然「歌舞伎」が表れたりして・・・「親殺し」「自己回帰」「近親相姦」「再生」など、テーマが重いのも理由ですが、随分読むのに疲れました。 | ||||
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ヒカルと鉄男のバイクの逃走劇は、終わりを予感させる。得体の知れない周囲からの包囲は切迫感を醸しだしている。ヒカルの成長と二人の友情の物語と捉えれば、悲劇と言い切れないかもしれない。それぞれの登場人物が違った場面を同時に展開しているが、正直なところ濃厚な恋愛場面は、満腹になってしまう。見知らぬ二人が、いとも簡単に肉体関係になってしまうあたりは、少し白けてしまう。ライディングシーンを期待するものとしては、その他は割り切って飛ばして読んでしまった。 | ||||
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ヒカルと萌子のデート場面から始まり、ホームレスになったヤクザの鉄男との運命的出会いがあり、父を殺害したヒカルは、鉄男とバイクで旅に出る。(上)はここまでであり、バイクシーンを期待しているものとしては、星3つとしました。フィクションとはいえ、父を殺害してのバイクの旅は、読んでいて実に切ないという感想です。 | ||||
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一年ほど前、この小説で自分のことを題材にされたと怒った男が花村を襲撃した、という新聞記事を読み、心の中に引っかかっていたのだが、最近やっと読むことができた.結論:読む必要なし.いわゆる青春小説+ハードボイルド+バイクもの、である.面白いことは面白いが、この手のやわな少年を題材にした虚構は生理的に好きでない私には、まったく何も残らなかった.エンターテイメントとしては一気に読ませるものがあるが、そういった意味で、映画脚本向きだろうか.それと、実際に花村を襲撃した男は、この小説の主人公のどこが気に入らなかったのだろうか.それも謎である・・・.余談だが、最後の解説がまた情けない内容だ.全部を読む前に、まずは解説を読んでみるといい.本編を読むのはそれからでも遅くないだろう. | ||||
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主人公は、少年とヤクザ、他の人物は、主人公達を引き立てている印象を僕は受けました。「風転」は、主人公を含め複数の視点から、物語が進んでいくのですが、とにかく主人公達のバイクでの旅が心温まりました。その旅の中での会話や出来事に、笑ったり、考えたり、ほろっとさせられる作品でした。やっぱり「愛」を感じますよ。 | ||||
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ヤクザ同伴の逃亡旅行(明るい逃亡?)を描いた話。登場する大人達がシャイで好感が持てます | ||||
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