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皆月



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【この小説が収録されている参考書籍】
皆月
皆月 (講談社文庫)

皆月の評価: 4.22/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 1~20 1/2ページ
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No.23:
(5pt)

冴えない男が女にも男にも好かれる花村萬月定番の世界だが、読ませる。

建設会社で構造計算を担当する冴えない40男が妻に逃げられ、その妻を探しに行くロードムービー仕立ての小説である。
その過程で、この主人公はソープ嬢に惚れられ、逃げた妻の弟からは慕われる。
冴えない男であるにもかかわらず、である。
考えてみると、花村萬月の小説に登場する主人公は、冴えない男であっても、女にもてて男にも好かれる。
『たびを』しかり、『風転』しかり、『百万遍』しかり、『二進法の犬』しかり、『ワルツ』しかり、『弾正星』しかり・・・・。
要するに、これは花村萬月自身なのだ。
おそらく彼も、女にもてて男にも好かれる人物なのだろう。
そして、アウトローの世界を描かせると、ひりつくようなリアリティがある。
つまり彼の作品は、舞台こそ違え、そうした道具立ての展開なのである。
しかし、それでも読ませてしまうのは、この人の力としか言いようがない。
ところで、本作は1995年ごろに執筆されたものだが、パソコンのメモリーが128メガバイト、HDDが2ギガ✕3台で、「パーソナルの域をはるかに超える」とあるのが、隔世の感であったw
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.22:
(5pt)

誠実に生きる

誠実に生きることは命懸けだということを教えられた。
汚いことが本当はきれいで、
きれいなことやえらそうなことが、
実はきれいごとに過ぎないと確認できた。
自分はきれいなんだと思った刹那に汚くなることも切実に感じた。
萬月さんの小説は人生が詰まっている。
泣けた。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.21:
(4pt)

ニンゲンとは、なんと愚かな生き物か。

花村萬月の 言葉の豊穣さを 感じた。
セックスの場面の描写が うまいのである。
官能小説の 描写 ではなく 文学的なのだ。
しがない 中年の目線からのセックス。
妻に対して そして うらぎられて ソープの女に 恋をする。

ニンゲンって おろかな生き物である ことを
自認して おろかなのである。
白い下着に 欲情をおぼえる 自分に 戸惑う。
人が好きになるということは かくも おろかなことだと
丁寧に 説明する くだりは なんともいえない。
アキラという青年の はにかみ はじらい なさけなさ 凶暴さ
いまどき こういう青年がいるかと思うほどの 直情さ。
直情が あふれかえっている。
それを オッサンは うけとめる。
その受け止め方が なんとも おもはゆい。
花村萬月の 描き出す ヤクザな世界が 文字できちんと
構成されていることに たぐい稀な才能を感じる。
物語としても 妙な雰囲気が漂っている。
徳雄は 橋の建築設計士である。いわゆる かたぎの人だ。
その妻 沙夜子 は妙に影が薄い。
主婦がつまらなくなったのか・・・お金に目がくらんだのか。
よくわからないが 離れていく。
理由がわからないというのは 作者自身が意図したものだろう。
しかし、なぜ追いかけねばならないのだろう。

その上で 沙夜子の弟 アキラは ヤクザである。
花村萬月の物語には 欠かせないキャラクターなのだろう。
作者自身の 投影が アキラなのかもしれない。
そして アキラを丹念に描く。
問題を 暴力的なチカラで解決しようとするところが、
ヤクザ的なルールで 原理なのだろう。

徳雄は 由美に 心を許す。
中年のおじちゃんらしい アプローチで。
由美に 心をゆるしながら 沙夜子を探そうとするのが、
無理があるのである。
その無理な物語は 結果としては 難しくない軟着陸をする。
やはり 沙夜子の行動が やはりよく見えないし、
どの動機付けに まぁ。それはそれで良いじゃないか。
という 安易さが 物語の質を 作っているのだろう。 

ただ その文章のつむぎ方に 才能を感じたのである。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.20:
(4pt)

映画を見てから

よんでみたけど、なかなかよかったです。映画ではどうしてもセックスのシーンが印象に残ってしまうけど、本では義弟の何で
あんな行動をとるのかよく理解できました。面白く小説でした。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.19:
(4pt)

矢張り・満月節は面白い!

彼の作品は殆んど読んでいるが、皆月は中位の本だと思う。彼もソロソロ還暦を迎える頃だと思うが、益々、満月節に磨きをかけて欲しい。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.18:
(5pt)

読み応えあり

縁 愛 仁義 一人のサラリーマン?が本当の自分を見つける。良くできたストーリー
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.17:
(4pt)

中年版ビルドゥングスロマン

みんな、月でした。がまんの限界です。さようなら

諏訪徳雄の妻 沙夜子は、こんな書置きを残して、突然、出奔してしまった。爪に火をともすようにして貯めた1千万とともに ・・・

しょぼくれた40男 徳雄が、新しい自分を発見していく物語。中年版ビルドゥングスロマンというところ。

ヤクザもんの義弟アキラ、ソープ嬢の由美との触れ合いを通して、除々に変わっていく徳雄。そしてまた、彼らの絆が、アキラと由美を変えていく。

沙夜子を追って、三人は旅へ出る。本書は、自己再生ものの定番だけれど、ロードノベルでもあるのだ。クライマックスは、徳雄と沙夜子が再会するシーン。読み進めながら、わくわくしてしまうのだが、これ以上はないという納得の展開になる。

本書には、ほのかに胸がアツくなるシーンがあちこちに用意されている。本音のヒトとヒトとのぶつかり合いが心に響くのだ。過剰に思える性描写も、こう考えると必然性はあるのかもしれない。もっとも、あまり、いやらしい感じはしないのだけれど。

太陽と月。

沙夜子は、太陽となる人がいないことに嫌気がさしているのだが、徳雄のように、やさしく包み込むような月はステキたと思うなぁ。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.16:
(5pt)

分類不可な名作

どこの夫婦間でもあるようなことを、
駆け落ちで気づかされ、
暴力団崩れと風俗嬢という所謂アウトローな人々に気づかされる。
描写にグロさはあるが、何とも爽快な冴えないオジサンの話。
素晴らしい傑作だとおもいます。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.15:
(4pt)

各々が抱える複雑な真っ直ぐさが心に沁み入る

始まるやいなやディープな性交シーン、妻は貯金と共に蒸発、ホモに襲われ前歯を失い・・・ 序盤では随分と無茶苦茶な小説だなと思ったが、読み始めたら止まらず、一気に読み切った。

妻に逃げられた中年オタクの主人公、チンピラのアキラ、ソープ嬢の由美、皆が自身の内外に問題を抱えながら一生懸命に生きている。一人一人が抱えるその複雑な真っ直ぐさが上手に描写されていて、無茶苦茶な連中なのに、読んでいるうちにいつの間にか好きになっていた。そして、そんな真っ直ぐさがストレートに描写されているときは滑稽に、淡く描写されているときは心に沁み入るように伝わってくるのがまた印象的だった。

あまりの馬鹿らしさに声をあげて笑うシーンもあれば、主人公の深い内省に思わず我が身をも省みるシーンもある。時にあまりのくだらなさに笑わされ、時に深く考えさせられる、無茶苦茶ながらそんな深みある面白さを与えてくれる物語だった。
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4062085593
No.14:
(5pt)

人間性を考えさせられる名作

やくざ、ソープ嬢、新宿二丁目、歌舞伎町。表面から見えるものは安っぽい小説にありそうなものばかりだ。しかし、一方では主人公とその周囲の登場人物を通じて「人間」というものが強く感じさせられる。パソコンおたくで給料さえ入れていれば夫としての役割を果たしていると勘違いしていた主人公がアキラや由美らに出会い、いろいろな出来事が起こる中で人間性を回復していく。そんな主人公を見ていると、もしかしたら、自分もどちらかといえば、サラリーマン時代の主人公のような人間性であり、もっと自分の人間臭い部分を出さなければならないのではないか、とさえ思ってくる。それほどまでに本作の登場人物たちは強烈で魅力的な一面を持っている。もっと続きが読みたいと思わせる名作である。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.13:
(4pt)

ヤクザのスパイスが効いた名作

花村萬月の小説はこれまで『ゲルマニウムの夜』しか読んだことが無く、本作が二冊目だった。『ゲルマニウムの夜』は文句なしの名作だったが、本作も名作だ。性的描写がやや過剰であり、物語の展開も古典的ですらあり、『ゲルマニウムの夜』と比べると芸術性は低いのだが、どんな人間にも価値があるということを伝えるという主題は実に明確だ。また、本作を語る上で欠かせないのが、ヤクザの世界が描かれていて、それがスパイスとして実に効果的に作用しているという点である。主人公の義弟アキラをはじめ、複数のヤクザものが登場するが、ヤクザの世界の暴力性とある意味での哲学性、人間性が本書の主題を引き立てている。文章も平易であり、空き時間に気軽に読めるのもよい。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.12:
(5pt)

刺激的で面白いのにチャチじゃない

スケコマシ、やくざ、ソープ嬢、セックスと暴力と追跡と悲哀。小説を素数にバラしていくとそういうもので構成されている。それらを組み立てて描かれるのは、コツコツと貯めた金を全て妻に持ち逃げされた情けない‘オッサン’の叙情的な冒険である。
うらぶれた中年の主人公は公衆便所でマッチョなゲイの若者にワークブーツで前歯を折られ、逃げた妻の弟のヤクザものとたどたどしい労わり合いを交わし、その義弟に引き合わされた年若いソープ嬢の彼女と痴態の限りを尽くしながら、もう誰も望んですらいない妻の追跡を続ける。
お話としてはそういうことなのだが、実は花村萬月という作家にとってプロットは全く重要ではない。むしろ合理的、あるいは論理的な起承転結を拒否したところから小説はスタートしている。
愛しながら憎み、喜びながら泣き、怒りながら悲しむ。そうしたアンビバレントなことごとを緻密に描写していく様は超越したリアリズムである。女房に逃げられたばかりの中年男が何故ソープ嬢と恋に落ちるのか、ヤクザもので下品な逃げた女房の弟と何故家族愛を持てるのか、そうした‘オッサン’の心象風景を丹念かつ緻密に描いて作品は出来上がっている。
しかしながらそうした‘デッサン力’がいかに高かろうとも、そこに出来上がる一幅の絵が人の心を打たないことには、絵としての価値が無い。そして実はその意味でこそ真にこの作品に高い価値があると言えるのだ。
上質な文章に支えられて確かな輪郭で仕上げられた陰影は‘生きる’リアリティを鮮烈に描き、質の高い大衆文学となり得ている。簡単に言えば「刺激的で、面白いのに、チャチじゃない」
読んでいない方には是非。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.11:
(5pt)

あまりにもリアルな心情描写

妻に逃げられた不細工中年男。
その男が変貌していく過程があまりにも切なくて泣けた。
人は皆寂しい。
寂しいから誰かに依存する、強がってしまう。
寂しい思いをしたくないから、本当のことは言わない。
その方が色々気にしなくて済むし、楽だ。
でも楽ばかりしていると、いずれ本質は離れていってしまう。
それを取り戻すのは大変なことだ。
本当のことを言うには勇気がいる。
自分のことを書かれているような気がした。
読みながら何度も赤面した。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.10:
(5pt)

愛やオリジナリティや自己表現を揶揄した素晴しいハードボイルド

練りに練られた文章はエンタメと言うより、
純文学と言いたくなる人もいるかもしれないが、
読者を置き去りにしても自己表現を追求する
糞純文学とは違う素晴しいエンタメである。
ハードボイルドの主人公は、
酒飲んで女抱いて暴力を振るわないといけないので、
何も出来ないヘタレよりは、
悪い事をやりまくる悪漢に近くなるが、
本書は正義と悪、我慢と自己表現の匙加減が素晴しい。
アウトロー社会に関係することになるが、
主人公は妻以外に女を知らなかった
真面目な元サラリーマン(CAD技師)なので、
アクションが滑りまくって、
かっこ悪いのにかっこいい!というのがたまりませんわ!
暴力沙汰に巻き込まれても、もちろん敵に叩きのめされるw
歯を折られ40代で入れ歯人生ww。
そんな主人公であるが、やくざに敬服されるようになる。
何度地に這い蹲ろうとめげずに立ち上がってくる根性に敬服などという単純な話ではない。
逃げた妻を捜す話だが、
よりを戻す為でもないし、復讐する為でもない。
人にとって一番大事なのは生きる姿勢だと勉強になる感動作品。
セクースシーンが多過ぎるのは欠点だが、
悩む若者を救うバイブルとして有効だと思う。
自己表現出来ないひきこもりのうざいオタクにも、
表現が激しすぎて人を殺してしまった不良にも、
本書は救いになると思う。
本で救われる事に気づかずに、
自分一人で内省して悩んだり、
外へ向かって暴れたりする、
未熟な若者はほんと可哀想。
過去の事はいいんだよ。
誰も助けてくれなくてもいいんだよ。
救いは本の中にあるのです。
漢字そのものの中にもあるのです。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.9:
(5pt)

せつなさと再生

まじめ一徹でひたすら誠実に誠実に生きてきた男。
若い妻を迎えて、幸せをかみ締めながら平凡に目立たず生きていた。そんなある日妻は全財産をもって突然家出。
「みんな、月でした」と一言残して・・・
すべてを失った男の下に現れたのが妻の弟。
弟にあてがわれた風俗譲と三人の物語が始まる。
非常に切ない、一生懸命生きてきてやっと築き上げたささやかな幸せが瓦解した男。ヤクザとしか生きていけない傷つきやすい義弟、風俗上として辛酸をなめつくした純粋で一途な女。
そんな三人が心の傷をなめあうかのように生きていく、しかし、彼らはとてつもなく逞しい。
人間の逞しさと絆の深さ、そしてせつなさの中に暖かさをかんじるような物語。
最近の小説は個性に走り、設定がめちゃめちゃだったり、構成や人物描写が破綻してしまうものが多いが、純粋な文学作品として非常に質も高く、物語のよく出来ている。
そして「みんな、月でした」の謎が解されるとき、うならされる。文章が上手いから読みやすい、人物描写が妙だから引き込まれる。
おそらく花村萬月の中で最も優れた作品だと思う。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.8:
(4pt)

一気に読み終えた

花村氏の作品は何作か読んでいるが内容の良い部類の作品である。
このため、読み始めから一気に完読。
内容は、ある日パソコンオタクの中年男のもとから美しい妻が失踪し、ヤクザの義弟と新しい妻(元ソープ嬢)と共に元妻を捜しに旅に出る話。
それほどのドキドキ感はないものの、情けない中年男の行動とヤクザな義弟の行動がとても面白い。
そもそも花村氏は若い頃、日本中を旅していた(放浪していた)経験があるためか、旅の途中の描写は見事。また、薬物に染まった経験もあり、そのあたりの話も妙にリアル感があった。
氏の作品を読んだことのない方にお薦めできる。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.7:
(4pt)

花村萬月の世界

この本で花村萬月が好きになりました。
チリチリ、読んだ後に切なくなり、その後にやって来る嫉妬のようなもの。
自分が決して体感出来ないようで、直ぐ傍に似たようなことが転がっている感覚。
頭だけでなく、感情が忙しくなる。
成るほど、あのときの感覚を文字にするとこんな風になるのか、と思いました。
客観的に見ると駄目な男に見える、弟も、主人公の冴えない中年も、ソープ嬢も何故か愛おしく思えて来る。
人をどんな枠組みで捉えるかによって、魅力的になったり、ただついていけない世界の人に変化したりする。理性とか、常識とか、倫理観とかを取り去って考えた時、人の痛々しさと目を瞑りたかった感情が垣間見える。
私は癖になる世界観で、その他の作品もその後沢山読みました。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.6:
(4pt)

太陽と月

生きて行くのに必要なものは
食欲 睡眠欲 性欲
性欲は生涯欠かせないものではない
だから恥じらいがある
暴力は世の中の付加価値
これは男の中の憧れ
性欲と暴力は読むに限りると感じた小説
この2つを満足するために
食欲と睡眠欲は存在するに違いない
光を出す太陽
光を受けて輝く月
あなたはどちらでしょう
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.5:
(4pt)

一味違う花村萬月

争わず、ただ真面目に、ただ平穏に日々を生きる。
それでいいと思っていた男の人生は、
突然の妻の家出によって、まったく違う方向に転がり出す。
ヤクザ者のような妻の弟と暮らすうちに芽生えた心の絆と、
ソープ嬢との運命の出会い。
荒っぽさや泥臭さが魅力のひとつでもある花村萬月だが、
『皆月』では、むしろいろんな形の”愛”が描かれており、
さわやかな余韻が心地いい。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593
No.4:
(5pt)

哲学を秘めたエンタテイメント

 萬月初期作品。「みんな月でした」と謎の置き手紙を残してスケコマシと失踪した妻。妻の弟アキラが、隠れ主人公。コンピュータ・オタクのオッサンの人生再生物語ではあるが、アキラの人間性再生物語でもある。 ソープ嬢の由美の魂の再生物語でもある。人生哲学を物語の底に流しながら、作品としてはきちんとエンタテイメントしている。暴力シーンには、ひやりとする凄みがある。
皆月Amazon書評・レビュー:皆月より
4062085593

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