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皆月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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花村萬月はデビュー以来しばらく一貫して都市のダークサイドを独自のタッチでで描き続けていた。作品を彩るのは、理不尽なまでのバイオレンスと、激しいセックス、そしてそこから浮かび上がる強烈な愛である。 本書は、さえないサラリーマン徳雄が、失踪した妻を追う過程を描いた作品。やくざ者の義弟との再会を機に暗黒社会へ身を投じた徳雄は、それまでの自分の生き方の問題に気づく。アナーキーなパワーがあふれ、それがドラマチックに結末に向けて集約していくさまは冒険小説のような面白さを生み出している。重厚さと微妙なうねりを兼ね備えた語り口が魅力。 ハッピーエンドではないが、何かを得たという読後感を強く味わわせてくれる。 | ||||
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男2人に女性1人は私的に名画「明日に向かって撃て」以来のお馴染みですが。 健さんの幸せの黄色いハンカチもそうか。 久々の花村萬月さんであのグロさについていけるかなぁでしたが、暴力の描写以外はコミカルで、セックスシーンもこんなもんかなぁと(アキラくんと主人公がなんて予想しちゃいましたが)。 登場人物が皆良い人たちで読みやすかったです。 ある程度の加齢であまりにも酷い描写は避けたいのかもね。 面白かったです。 | ||||
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作者が原作のマンガ「犬・犬・犬(ドッグ・ドッグ・ドッグ)」が非常に面白かったので購入しました。 マジメに働いてきた冴えない会社員が、アウトサイダーかつカオスヒーローである義理の弟に影響され変わっていくというよくあるストーリーです。 まあまあ面白かったですが、カタルシスに欠けると思います。 | ||||
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