■スポンサードリンク
魔笛
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
魔笛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
白昼、渋谷のスクランブル交差点で爆弾テロ!二千個の鋼鉄球が一瞬のうちに多くの人生を奪った。新興宗教の教祖に死刑判決が下された直後だった。妻が獄中にいる複雑な事情を抱えた刑事鳴尾良輔は実行犯の照屋礼子を突きとめるが、彼女はかつて公安が教団に送り込んだ人物だった。迫真の野沢サスペンス。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと色々詰め込みすぎな印象です。 最初に、渋谷で爆発事故が起きる。 そこで、何人も人が死ぬのですが、死ぬ人一人一人に対してエピソードや生い立ちを披露しています。 ここで、ちょっとこの小説重いかなと感じましたが、逆に丁寧な作りだなとも思いました。 詰め込みすぎだと思ったのは、警察の公安とか宗教とかを詳細に書き込みすぎていてること。 素人はここまで説明されても分からないから、早く話を進めて欲しいと感じてしまいました。 あと、爆弾とか銃器とかの描写も細かすぎて、ついていけなかった。 ライトな小説が好きな人はとっつきにくいかもです。 あと、主人公の警官が獄中にいる妻をどうして好きになったのかが、説明不足。 その妻がなんで、犯罪心理を研究してて、なんで刑事並みにプロファイリング能力があるのかも、説明不足。 犯人がなんで、公安から宗教家に心を奪われて、事件を起こしたのかも、分かり辛かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テロ描写はいいのだが、どうにもキーワードを聞くと棒立ちになるという 犯人の設定がギャグっぽくて終盤の展開が楽しめなかった その辺を除けばいい作品といえる内容 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーの筋は面白いと思います。キャラクターも皆、魅力的なのですが、リアリティがありません。 どうしてそんな妙な性格なのか、背景がないので突拍子すぎます。 主人公も犯人も、周りの人間も、生まれた時から変人な人の集まりという感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
故・野沢尚の江戸川乱歩賞候補作。 官公庁連続爆破事件を起こした新興宗教メシア神道。その教祖・坂上輪水に死刑宣告がなされた日、渋谷スクランブル交差点で爆弾テロが起こる。やがて、事件にあたった殺人犯の妻を持つ刑事、鳴尾が突き止めたのは、犯人がかつて公安が教団に送ったスパイだという事実だった……。 作りにちょっと難ありかなぁと思いました。 話自体は面白く、展開も、人物造形もいいのです。 が、全体が「犯人の告白」となっているのに、犯人不在のシーンが多く、どうしてもそこに矛盾を感じてしまうのです。 もちろん、これを一人称にした、という理由はわかります。 だからこそ描けているものもあったと思いますし、 ある種、冒険だったというのも理解はできるのです。 でも、三人称で書いて、中盤以降に犯人の正体がわかるほうが、 単純に面白かっただろう、とやっぱり思ってしまうのです。 特に後半、行き詰る描写が連続して続く辺り、 文体的には完全に三人称になっているので、 余計にそういう印象を強く抱きました。 アイデアもいいし、筆力も抜群、 ただ、それが残念なことに噛み合わなかった、 ということでしょうか。 でも、ドキドキしては読めます。 マイナス点を含めても面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新興宗教と公安、いち刑事の三つ巴戦が繰り広げられる。なんとなく映像化を念頭に入れた感じの綺麗な展開に少し興醒めの部分も否めない。しかし最後の刑事VSテロ犯(公安刑事)、爆弾処理班の若者VS爆弾、刑務所内の刑事の妻VSテロ犯の刺客が同時進行する部分は手に汗握る展開だ。 内容は新興宗教に囮捜査として潜入した公安刑事がいつしか洗脳され、爆弾テロを起す。一方、ある刑事は獄中の女性と結婚し捜査の最前線から隔離される。それらをただ黙認する公安。その影に公安警察の思惑が…。そして二人は互いに引き寄せ合う。 そんな社会の不条理に立ち向かう刑事、新興宗教に洗脳された公安刑事の爆弾テロ犯、その二人を揉み消そうとする公安という図式が壊れることなく、これといった驚愕の展開はみせない。そこに微量ながら物足りなさを感じざるを得なかったのが残念だ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!