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少女地獄
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少女地獄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
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夢野久作の短篇集。表題作のほか、「童貞」「けむりを吐かぬ煙突」「女坑主」を収録。 少女地獄では、虚言癖のある看護婦姫草ユリ子(この名前自体ウソなのだが)が、ある日、白杵医院にやってくる。看護婦をしたい、19歳、実家は裕福、K大耳鼻科で経験あり、とのこと。開業したての白杵は彼女を採用する。しかし、彼女は、白鷹(白杵の大学の先輩で有力者だが、白杵とは面識がない)にかわいがってもらったという虚言を吐き、このウソを糊塗するためにウソにウソを重ねているうちに、白杵の妻が怪しいと感づく。妻のアドバイスで、うまく白杵は白鷹と会うことができるが、この時の白鷹の態度で姫草がウソをついていることを知る・・・が、ここで姫草に会い話しているうちにこんどは白鷹がウソをついているんじゃないかと思うようになる。しかし、白鷹の奥さんからの連絡によりついに姫草のウソが露見。特高警察が出てきたりてんやわんやの末、姫草自殺という話。必死にウソをつくことにより何が真実かわからなくなるという雰囲気はドグラ・マグラにも通底するものがある。「少女地獄」自体、短編の集合体でこのほかにもいくつかある。ただ一番おもしろかったのはこの最初に出てくる話だった。 | ||||
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『少女地獄』は一作の短編ではなく、三つの短編の総称なのですね。三人の少女が堕ちていく地獄… どれも面白かったです。 中でもやはり最初の「何んでもない」。私はこの作品がテネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』と共通点があるように感じました。どちらがどちらを模倣したなどと意味ではもちろんありません。女という生き物は、自分の「性」と「若さ」と「自分を着飾る装飾品」が満たされていないと、嘘をついてでもそれらを補完せずにはいられないのかもしれない…と感じました。 そして一つの嘘のためにまた嘘を重ねていく…愚かな生き物です。ですが、『欲望〜』にも共通するのですが筆者は嘘吐き女のことを愛情をもって描いているのです。「何んでもない」に登場するユリ子も、かわいらしく愛らしい口ぶりで虚構を作り上げていきます。ユリ子は、自身の理想郷(解説には「地上楽園」とあります)の様子を物語っているだけなのです。彼女にとってそれは常に頭の中にある身近なもので、それについての話をするのは本当になんでもないことなのです。 それを寄ってたかってつまらぬ現実で塗り固めていこうとする輩の方こそ陳腐で、そのせいで一人の少女の人生まで潰してしまうことになってしまった…そう考えさせられました。 そして解説を読んで呻った箇所は、『遺言書の日づけ「十二月三日」(略)もまた「例の」時期だったのである。』 というところです。ユリ子が毎月虚言に駆り立てられる月初に遺言も書かれているのです!ユリ子の死自体が事実なのだろうか…?ユリ子の作りだした世界は未だに終わらずに今でも広がっているのでは…? 何重にも解釈でき大変面白い作品でした。また時間を開けて読んだら解釈の仕方が変わるのかもしれません。そこも楽しみです。 | ||||
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NHKのJ文学で紹介されていて知りました。夢野の作品は「氷の果て」を絶賛している私です。時代も昔であるし面白そうだし主人公と母が同じ名前ということもあって、3年前に父が亡くなり一人暮らしをしている86歳の母に贈りました。「少女地獄」から始まる短編集だったようです。それがどれもこれも不幸な事件や出来事ばかりが書かれていて、それでなくても寂しい一人暮らしの母は気分が悪くなり、最後まで読めず、挙げ句の果てには縁起が悪いと本を捨ててしまいました。一人の老人を恐怖の世界に陥れた夢野さん。なんで又そんな縁起の悪いことばかり書いたんですか。私は夢野さんのそんなセンスが大好きです。私のところまで届かなかった、読めなかった本ではありますが、創作家としての夢野さんを賞賛したいと思います。 | ||||
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夢野久作(1889-1936)の短編集。 身内に虚無を宿した少女たちの、その内なる空虚は、何によって埋められていくのか・・・。地獄とは少女たちの内に既に巣食っていたのであって、それがかような仕方で現実の側に現れ出てきたに過ぎない。現代という時代の一つの側面が表れているように感じる。 夢野は、女を畏れていただろうか。収録されているどの作品にも、女に魅せられながら同時に女を畏怖している、そんな ambivalence が透けて見える。 古来より男は、自分勝手にも、女に処女と娼婦の二面性を見出しては、女を無垢と残酷とが綯い交ぜになった不可解な存在として表象してきた。本書に登場するような狂人や倒錯者や殺人者に対して名状しがたい蠱惑的な何かを感じ取ることができるのは、何よりもそれが女であるからだ(或いは人形のように自我を感じさせない無垢な美少年でもいいのかもしれない)。もし仮に、登場人物の女/男を全て逆転させてしまったら、実にチグハグで、もはや物語にならないのではないか。女が放射している(と男が勝手に思い込んでいる)性愛の芳香によって否応なしに自我が翻弄されてしまう男は、女に対して一面では憧憬を他面では憎悪を、しかしその根底には何よりも恐怖を、抱いているのではないかと考えさせられた。 | ||||
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私は高校の頃に摂食障害で精神病院に入院して、 そこで暇つぶしに夢野久作を読み漁るという暴挙を働きました。 当然ながら、『ドグラ・マグラ』はその時分の自分と連動して読んでしまって、 「おにいさまア――ッ」と叫んだら、妙齢の看護師に筋肉注射された記憶があります。 あちらは清廉な兄妹の、記憶改ざんロマンチシズムですが、 こちらは怪奇というよりは、「可愛らしいメルメンチックなお菓子のギロチン」といった感慨を持たせられる、一味違った趣のある作風です。 が、現代から、作品が書かれた時代の背景を想像して読むわけですから、 ワンピース、ナースキャップ姿のゴスロリ・ナースが自ずと特化してしまうという、 博士を失って一人歩きを続ける、進化の止まらないフランケンシュタインの怪物状態です。 この小説のおかげで、ハイカラ・ボブカットの女が、胎児を抱えて歩き回る夢を毎晩観たものです、精神病院の閉鎖病棟のベッドの上で! <「ロリータ統合失調症小説」のフェルマー予想>。そんなジャンルでしょうかこれは? ズッキュン小説の金字塔だと思います。 | ||||
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いくつかの短編から成る。 少女地獄が読みたくて 買ってみた。 なるほど、不思議な雰囲気にぐいぐい ひきこまれて読んでしまうが 次の「殺人リレー」は 少女地獄と似たようなテイストになっいて そこから先は読み進む気になれなかった。 (共通して主人公に自殺願望が あるところとか) 少女地獄は、姫草ユリ子に 男たちがどんどんだまされていくが 唯一それを見破るのは、 主人公である臼杵医師の妻。 やはり、同姓を見る目は鋭い。 で、さんざんにだまされて ひどい目にあうのだが だまされた当人の臼杵医師や その妻や姉もユリ子をうらんでいないなんて設定。 夢野久作は、自分の嫁と姑は うまくやってくれると信じるタイプの男 なのではないか。 でも、うそでかためた不思議空間の中に ふとした現実が残酷な光を放つところが おもしろかった。 | ||||
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十数年ぶりの再読。ドグラ・マグラとは比較にならない読みやすさです。 | ||||
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文体は、やはり独特のタッチで、自分のような入門者は戸惑うかもしれない。 篩いにかけられる気分だ。独立した世界観のなせる業かはたまた。 現代の小説には似ても似つかない、オリジナルの切り口。諧謔的とも友誼的ともとれる喋り口調。 混沌としているが、味わい深い文章に酔いしれ、幻想的な気分に導く。 少女地獄の『なんにもない』は傑作。 どこか凄艶な看護婦と女の鋭い観察眼。 あの手この手で翻弄し巧みなこけおどしで騙す場面は、読み手もコロッと信じ込ませる魔力がある。 まるで舞台役者のように優雅に振舞い踊る姿は、信憑性の高さを観客に刷り込ませる。 悪気のない女ほど、恐ろしいものなどなかろう。ユリ子には道徳や倫理などは一切通用しない。 法律で罰することが叶わない女は、今でも遺書の中で実に楽しげに生きている。 彼女は永遠に死から遠ざかり、虚構世界という嘘で満ち足りた領域で命を捧げるのだ。 火星の女は、醜悪な容姿をした女の復讐劇である。 校長の悪徳三昧を摘発し、反省を促す彼女と校長の実の娘である共犯者の女子。 この話は、世に蔓延る男性諸君の悪徳さを、一人の女性が成敗する正義の物語でもある。 幼き頃より周囲から孤立し、親からは疎まれ、一人ぼっちの女。 あくまで男性優位な世界を築きあげたいとスピーチで校長が語る夢物語の 滑稽なこと、滑稽なこと。これはお笑い種だ。 模範的な教育者としてありたいと望む裏の顔は、道徳心のかけらもない、俗物者のくせに。 これほど、善悪の区別がハッキリしている話は、読んでて清々しい。 いろいろと、書き散らしてしまったが 全体として女が男をギャフンといわせる話が本題である。 主従関係が入れ替わる瞬間や、女の凄艶な色香に男が洗脳される過程は絶品だ。 本当にうまい。これは麻薬だ。 | ||||
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Jブンガクを見て,始めて読みました。 女性の虚栄と欺瞞をよく直球で書いたものだと思う。 いつの時代にも,ブンガクは人の本性を表すものかもしれない。 | ||||
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15歳から周囲をだまして借金をし続けた女性が逮捕されたという記事をみてこの作品を思い出しました。 ドグラ・マグラで読者を困惑の奈落に突き落とした夢野久作の短編集です。 表題の少女地獄を始め、童貞、女鉱主など複数の短編がおさめられれていますが、いずれも夢野氏の 夢幻を華やかに彩る手腕が十分に発揮されています。 少女地獄では、嘘をつき、それを隠すためにさらに嘘を積み重ねやがて破綻してしまう看護婦の話、 妻を次々と完全犯罪で消していく車掌とそれに気付きながらもひかれてしまう女車掌の話などが綴られていますが、 いずれも得意の書簡体形式を用いることで、読者が直接話しかけられているような臨場感を生む事に成功し、 登場人物たちの異様さとあいまって、背筋が寒くなるような感覚を味わわせてくれます。 男女の断絶、心の闇、性的倒錯、生きるために必要な虚栄心といった、古くて新しいテーマを、「ステキ」とか「メチャメチャ」 というような軽妙な単語を織り交ぜながら読ませる力量は圧巻です。昭和初期の作品ですが、古さを感じさせず、 短編ですので、何かの合間に読める点もお勧めです。 | ||||
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バブル時代、大阪・北新地の飲み屋街に「センミツ」といわれるホステス嬢がいた。彼女の話す1000のうち、本当のことは3つだけで、後はすべて嘘ということである。いつの時代も虚言癖のある女性はいるもので、「少女地獄」の3篇のうち、最初の「何でも無い」はこのうそつき女の小憎らしい「小悪魔」ぶりを存分に魅力たっぷりに描ききっている。騙されるほうは、この臼杵先生の細君である松子が早くも「おかしい!」と気付くように、騙されることに慣れてくる。男はむしろ騙されることに「快感!」を感じてくる。「センミツ」嬢もそうだった(彼女、どうしているんだろう。) そのユリ子が、嘘がバレバレになって、最期に自殺を決行したのが、12月3日ということらしいが、これすら本当かどうかということになっているのだが・・・・・。 「殺人リレー」も面白いが、「火星の女」の復讐劇が面白い。続いて「童貞」「けむりを吐かぬ煙突」「女坑主」と短編が納められているが、今の日本を先取りした感のある「強い女と弱い男」を描いている。 NHK教育TVの「Jブンガク」に取り上げられたということで、初めて読んでみたが、ロバート・キャンベル先生には、感謝しなければならないな、面白い本を紹介して頂いて・・・・・。 | ||||
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私は全て繋がった話なのかと思いました! なぜなら青空文庫からDLして自分で編集しプリントアウトしたからです。 タダって手間ですね。 紙媒体じゃないとやっぱり読む気がしないのです。 そーいうわけで、ユリ子の嘘が続いてると思い込んでた私は・・・ 以降は「謎の女事件」に違いない!そして事件とその真相だろう! 最後の火星の女は別人格の別人みたいだー。 「はじめて嘘をついた」ってところが嘘っぽいし、しかし本当っぽい証拠もあるしー。 もしやユリ子は多重人格の1人格で本体は火星の女なのか?(逆?) それともそう思わせたいだけなのか。 全く違うどこかのだれかの夢の一部か、もしくは何人かの夢の抜粋なのか? また出てきた集合的無意識なのか? とまあこんな具合に一人謎をつくってショボイ探偵やってました。 おもしろかった! 嘘とか見栄とか虚しさとか。 | ||||
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女はフクザツ奇妙キテレツ不思議な生き物だという事を言っているようで 誰にでもある心と生活の闇の部分を描いているようでもある。 ウソを突き通して死んでしまった女の話「何んでも無い」 自ら焼死体となって仕返しをする「火星の女」 特に「殺人リレー」は、男に殺されるのが解ってても この人になら殺されてもいいと思ってしまう、女の心理が巧妙に表現されててどきどきした。 | ||||
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ドグラ・マグラの作者の短編集。 嘘を突き通す女など、少女とそれを取り巻く人間たちのどろどろした情念とどうしようもない雰囲気がびんびん伝わってきます。さすが、夢野久作! | ||||
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「少女地獄」シリーズに含まれる三作ほか、短編3編を収録しています。いずれも夢野久作独特の世界観や文体は健在ながら、ストーリーは筋を通し、終始一貫した形を取っています。ですから、ドグラマグラであまりの眩暈に襲われ、最後まで読みとおせなかった人でも気軽に夢野ワールドを体験できるのではないでしょうか。 私のお薦めはなんと言っても「少女地獄」中の1作、「何でも無い」。ある開業医の前にあらわれた、天才的看護婦にして美少女・姫草ユリ子。誰もが無垢なる彼女を愛し、信頼する。しかし彼女は・・・というお話。この話のポイントは、虚構の世界を生み出し続ける姫草ユリ子という存在そのものが実は虚構である、という点でしょう。だからこそ彼女の生み出した虚構全ては無限に増殖しながら、姫草ユリ子という虚構を支え続ける、というメビウスの輪のような状態を呈することになります。物語の冒頭、一通の手紙が告げる彼女の結末すらも虚構に彩られており、膨大に構築された虚構の「仕組み」が、私達を翻弄し続けるのです。 | ||||
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「少女地獄」は3編のオムニバスです。『何でもない』は、自らの虚言で命をたつまで追い詰められてしまう女性の話。外的な要因よりよっぽど怖いのは己の心の地獄なのだという、短編ながら久作らしい作品です。都会の怪談めいた『殺人リレー』恋人が殺人鬼だと確信したバスガイドは、事故にみせかけて恋人を殺す。しかし、ここでも恐ろしいのは事件そのものよりその後の彼女の心の動き。『火星の女』は、不器量で大人しい女の子が大人達の偽善を告発するという、やりようによってはさわやかな学園物にもなり得る話。しかしそこは久作。この主人公はいきなり黒焦の死体となって現れる!夢野久作の中では例外的に読みやすい作品ではないかと思います。かなりおすすめです。 | ||||
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とても不思議な話しですが、世界観に引き込まれました。 | ||||
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ドグラマグラのように、目がグルグルと回ってしまうような酩酊感を感じることはなかったが、少女地獄はそれとは別の面白さを持っていると思う。この本に出てくる少女達(少女というより大人であるが)の、まわりの人達を翻弄する姿はどれも美しく、蠱惑的で、時には狂気をあらわすのにもかかわらず、どことなく古風である(これは時代背景も関係あるのでしょうか)。そんな妖しさに、魅せられてしまう。この、少女達の地獄には、燃えさかる劫火、針の山、そんなものは私には見えない。しかし、陽炎がのぼりたつ風景と、首筋から匂い立つ垢の臭いが感じられる。 | ||||
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虚言癖や身体的コンプレックスなどを抱え込んで、自ら自分の人生をどんどん追い詰めて行く少女たちを描いた3短編(表題の『少女地獄』にあたる)が印象的。「少女地獄」というタイトルから、幻想小説のようなものを期待して手に取ったのだけれども、実際は、屈託に満ちた青春を扱う心理小説のようなもので、むしろそっちの方が大きな興味を抱いて読むことが出来ました。どのお話を見ても、死や破綻の匂いが色濃く漂っていて、到底誰もが楽しく読める小説ではないのだけれども、一読後容易に忘れることの出来ない、真に迫った哀感があり、読んだ当時から今に至るも変わらぬ大きな影響を受け続けている作品です。 | ||||
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初めて、夢野久作の小説を読んだのですが、かなり面白い小説でした。不思議な世界です。虚言癖で仕事が素晴らしくできる看護婦とか、容姿は良くないけれど、驚くほどの情熱をかけて、周囲を事件に巻き込む高校生とか。主人公になっているのは、少女よりもう少し大人に近い女の子、女の人です。ちょっと恐ろしいようなお話がいくつか入っていて、美しさとは遠く離れた、しかし乙女な雰囲気がそこはかとなく漂っている感じでした。 | ||||
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