■スポンサードリンク


QED 出雲神伝説



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)
QED 出雲神伝説 (講談社文庫)

QED 出雲神伝説の評価: 4.00/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

引っ張りますね

QEDシリーズの16作目。出雲とありますが、舞台は奈良です。個人的に奈良には思い入れがあり、三輪山、長谷寺、畝傍山などよく知った場所が出てきたので楽しめました。島根県の出雲も巻末に同時収録されたflumenに出てきます。出雲好き、奈良好きは一読の価値有りです。
殺人事件の方は例のごとく内容的に”粗い”のでつっこみどころ満載ですが、これはこれでQEDらしいのでこのシリーズを読むのであれば早く慣れてしまいましょう。タタルにとって特別な存在と思われる、九段坂の例の方も登場しますし、このシリーズもラスト・スパートに入ってきたのかなという感じです。が、肝心の(?)奈々との関係は遅々として進みません。引っ張りすぎです。
flumenには40代のタタル、熊などが登場しますが、気になるのは奈々が出てこないこと。既に自身が立派な寺社フェチとなっている彼女がどういう状況であれ、あのイベントに参加しないというのは不自然ですし、奈々の身になにかあったのかなど深読みできなくもなく...。娘の幸福を願う親に近い感覚ですが、このシリーズが終わるのであれば、ただただ奈々が幸福となることを願うのみです。(笑)
QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)より
4061826832

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!