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(短編集)
動機
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動機の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 81~84 5/5ページ
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| 小説のプロット、文章の巧みさ、描写ともに文句なし。刑事小説の新たな才能に乾杯とともに、一連の松本清張の社会派推理小説にも通じるものがあると思う。渋い。 | ||||
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| 『このミス』で一位になり、注目されたという理由だけで読み始めたのだが、正解だった。この文庫には4篇の短編が納まっているが、どれもが凄い傑作である。こういう短編集に出会ったのは、高村薫『地を這う虫』以来。今のサラリーマンはリストラの危機に陥って初めて『追い詰められる』わけではない。常に理不尽な落とし穴に落ちる危機感を持って仕事をしているのだ。自分の立てたプロジェクトのせいで横槍のような犯罪が起きたり(「動機」)、少女売春の誘惑にのったばっかりに女子高生殺人を起こして人生が大きく変わったり(「逆転の夏」)、自分の書いた不用意な記事のせいで不買運動が始まりトクダネ競争が始まってしまったり(「ネタ元」)、公判中の1回の居眠りのために辞職まで迫られる裁判官(「寡室の人」)等の普通の勤め人が登場する。確かに結末は驚く展開が用意されているが、始まりは誰でもありがちなことだ。硬派のサスペンス作家を一人発見した。 | ||||
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| うまい! どこかしこと巧妙に張り巡らせた伏線。著者の術中にはまるまいと注意しながら読んでも足をすくわれてしまう。一語一句に裏があり、最後の最後まで気を抜けない。 警察、前科者、新聞記者、裁判官を舞台にしているが、通常語られることのない内部事情と人間感情の機微を描いて内容は濃い。文章が凝縮しているため、裁判官の三号俸給など説明不足で、事情通以外にはわかりにくいところもあるが、文句なしにおすすめ。 | ||||
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| 4つの話がはいっている短編集で、その中で特に面白かったものが第二話の「逆転の夏」。これは常に最後はどうなるのかという気持ちを抱きながら読める物語でした。 最後に受けた衝撃はとても大きかったです。 | ||||
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