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奇面城の秘密
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奇面城の秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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幼年期の私はこの作品が少年探偵団もののなかでは大好きだった。やはりこれはシリーズの中でも群を抜いて面白い。 深夜、無人の美術室で音を立ててこわれゆくアドニスの像からあらわれる二十面相、警察に取り囲まれていながら「すでに絵は盗まれたのかもしれない」ヘリコプターの脱出、ポケット小僧の冒険、二十面相に従う美女、どれも決まった絵のようだ。 一世代が過ぎ、大人の目で見ても息もつかせぬ面白さ、ストーリーを知っている安心感で、最後まで30分ぐらいで読んでしまった。 なんという超絶技巧だろう。一ページ一ページがまるで宝石のように光り輝いている。祝福された「謎」が、花が散るように現れてくる。 面白かった。 | ||||
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. 小学生のとき図書館から、手当たり次第に乱歩の「少年探偵団シリーズ」を借り出した時期があり、 友人の中には、このシリーズで「初めて厚い本1冊全部読んだ」というひとも たいへん多かったです。 とにかく、怪しい犯罪のにおいのする事件に小林少年と明智探偵が胸のすく解決をしてくれる・・・ 怖いもの見たさと、「最後は明智探偵がいる」安心感で、乱歩の作り出す小説の世界にはまり込みました。 友達と、「少年探偵の隠れ家」をつくって、「探偵道具」をひそかに隠していたことも懐かしいです。 乱歩の「少年探偵団シリーズ」は、少年向け読み物として不朽の名作と称してよいのではないでしょうか。 | ||||
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懐かしの少年探偵団シリーズ。私の時代の挿し絵なので、違和感なく読めました。 | ||||
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ルパンシリーズの『奇巌城』を彷彿とさせる作品です。 例の如く,四十面相と明智側の戦いがくり広げられますが,本作品はまさに「戦い」という表現がぴったりするような展開になります。 第一部は,四十面相の脱獄から始まり,レンブラントの油絵を手中にした四十面相側の勝利で終わります(ただし逆転勝利ですが)。 第二部は,四十面相の隠れ家件私設美術館である「奇面城」が舞台になります。 この「奇面城」という仕掛け,実に少年の心をつかむアイテムですね。 いつの時代も,秘密の隠れ家にワクワクする少年の心理は変わらないと思います。 また,本作品における立役者は「ポケット小僧」です。 彼の活躍で,奇面城は内部から崩れていきます。 そして最後は,明智側の総攻撃となり,派手なろう城戦がくり広げられた結果,シリーズお決まりのパターンで締めくくられます。 作品間のネタの使い回しがあるにしても,冒険活劇の要素がふんだんにつまった楽しい作品です。 あと,「おとな」の感覚で惜しい!と思ったのは,四十面相の愛人(?)らしき女性がちらっと登場する点で,大人向けの作品なら,もっと膨らませられるのにと思いました。 | ||||
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小学生の頃、夢中になって読んだシリーズの一冊。ポケット小僧の活躍に胸がスーッとした思いだった。大人になってあらためて読むと少女時代に戻ったような気がした。お子さんに読ませてあげてください。 | ||||
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