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(短編集)
看守眼
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看守眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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顔FACEという横山作品があります。短編ですが、似顔絵婦警の一連ものです。 この作品は、それと同じで看守の一連ものかと思って読みましたが、残念です。普通の短編集でした。看守の話は一話のみです。 どの作品も平均点以上ですが、やっぱり一連ものとか、長編が作者の力量が出ると思うので、星3つとしました。 中でも一番横山流が出ているのは「静かな家」という新聞記者の話でしょうか。でも、好きなのは最後の「秘書課の男」です。 短編が好きな方はお勧めできます読んでください。 | ||||
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という印象のまとまった短編。 この作者さんには思い入れなしで、「作者読み」はしてないけれど、「作者読み」に入ろうかな…と思えました。 | ||||
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横山の作品は94までほぼ読んでいるが、どれも大変興味深い中で、中くらいか。年をとると彼の作家眼が判ります。 | ||||
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知人との待ち合わせなんかの時にあまり深く考えずに読む本。 マンガ本を読むようなつもりで読むのならアリ。 | ||||
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短編集とは気がつかずに購入した。登場人物それぞれの心の揺れ動きや情景を思い浮かべながら、じっくり読み進んでゆく「長編好き」の自分には、読み慣れないスタイルだったため、特有のスピード感あるストーリー展開に読み手が追い付けず、最後までなにか違和感?消化不良感?のようなものが「ほんの僅かに」残った。エンターテイメント性重視の設定・ストーリー内容ともとれたが、それはそれとして、6編とも軽快に読みきれるものだった。いつもは仮眠して過ごす通勤電車の中で、会社との一往復に一編のペースで、各ストーリーに吸い込まれながら一気に読破してしまった。 | ||||
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不倫の末相手の女性を殺した疑いで別件逮捕されたが結局証拠不十分で釈放された男を、寝取られた主人が殺そうとして、逆に殺されてしまった事件を、刑事ではなく刑事にあこがれ続けながら、結局刑事にはなれずに看守で定年を迎えた看守が、新たな事実を突き止める。その女は殺されていなかったのだ… 某有名企業の社長が定年間近に自分史を作ろうという事で、ある会社にライターの依頼が来る。その聞き取りのときに「私は、人を一人殺している」という重大な告白。しかも何という偶然、その殺された女性は、ライターの母親だった。そのライターは、そのネタをもって、社長をゆすりにかかるのだが、その結末が… 調停員の仕事をしている女性の目の前に現れた親子は、かって自分の娘をいじめて不登校にした娘とその母親だった。その娘の離婚調停の席で、一端はその娘の弱点を握り、昔の復讐をしてやろうと思ったのだが、それを相手に気づかれ、逆に自分がさらに不幸になってしまったのは、親子共通の口癖のせいだった…。 警察のホームページ管理者は、ある程度の知識を持ち日々それなりの生活を送っていたが、ある日ホームページが何者かにハックされてしまう。そのハッカーを追い詰めつつ、乗っ取られたホームページを見た一般市民に口止めを図ろうとするのだが、それに気づいた上司が…。 ある新聞社で、画家の展示会の日程を間違えて掲載してしまう。実際にミスをしてしまった担当者が、会社が気づく前に個人的にもみ消してしまおうと動くが、結局相手からの猛攻な抗議で会社にばれてしまい、新聞社は謝罪広告を出し、担当者はその自宅にお詫びに行くのだが、そこでその画家が殺されていた…。 社長秘書に抜擢されて5年。益々あぶらがのって、社長との息もぴったりと思っていた矢先、アメリカ帰りの新しい視点を持った自分より若い男が社長に取り入られていく。しかもその男は自分の足を引っ張るような事を社長に吹き込んでいるようだ。それに気づいた主人公が取った巻き返し策は… こんな感じのお話しです。 この作者の筆力は半端ではなくすごいものがあるので、基本的にはずれはない。今まで読んだ中でどれが一番か?と聞かれてもすべてが平均点以上なので答えにくいが、やはり「クライマーズハイ」なのだろうか。 | ||||
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期待していた分、残念でした。なんか寄せ集め感があり、感情移入出来なかった。唯一良かったのは表題作の『看守眼』かなぁ?看守、ライター、家裁調停委員、県警警部、元記者、県知事秘書と色んな職種の事件が語られる。看守の視線で連作短編なんか期待していたのに。次は、『赤と黒』でも読んでみよっかな。 | ||||
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今回は横山氏得意の警察官からはちょっと離れた短編集です。超人的に巧い心理描写は、イチローのヒットのごとく、もはや驚きに値しませんが、ストーリーは今までより若干劣るかもしれません。しかし、今までが異常に高品質だっただけで、本作も世間一般の基準からすれば、十分秀作と言えると思います。後半の作品ほど引き込まれましたが、横山氏にしては表題作が平凡という、珍しい作品集かもしれません。 | ||||
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