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(短編集)
看守眼
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看守眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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うーん面白いのかなこれは? 最初の方はそれぞれの世界に「へ〜」とか思いながら 楽しく読めていたのですが、あっというまに飽きてしまった。短編集なのに・・・ どの登場人物にも魅力を感じないというか、興味を持てなかったのが要因かなと思います。 | ||||
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著者の作品でいつも感じることだが、詰めがが甘く些細な箇所で疵がある。 これが一番残念な点。 最近のミステリ界の凋落ぶりは酷いが、売れっ子作家が多作になるにつれてその作品が 見る影もないほど薄っぺらになるように、著者もその二の舞を踏むのでは…という危惧を感じる。 最初の「看守眼」はそこそこだが、その他の作品は面白いとは言えない。 「半落ち」で結構いい作家かな?との思い込んだが、今一つ感心しない出来ばえ。 たかだか5冊ほどしか読んでいないが、明らかに著者の描写力は格段に落ちている。 デビュー当時は、どの作品も読後に何かしら残ったが、この短編集に至っては何も残らない。 登場人物特に主人公の姿が全く同じように読めてしまい、実在感が薄っぺらなまま。 「現実の自分の姿に違和感を持ち、ある事件を契機として変わっていく」という構図がそのまま 全ての短編の骨格になっているのは、あまり時間をかけずに「書き散らした」作品か とさえ思う。 この「主人公の描写がワンパターン」なことで、まるで出来の悪い時代劇の連作を見ているよう。 社会派とは到底言えず、さりとてトリックが面白いわけでもない。漫然とページを捲ってそれで終わり。 「肩が凝らない」作風なのだろうが、もう少し違った視点で登場人物を描けないかと残念。 作風が「軽い」のは決して嫌いではないが、「軽さ」と「薄っぺらい人物描写」は違うはず。 私は新幹線で移動中に読み終えた。このような読み方がいいのかもしれない。 捨てるには惜しい(全くつまらなければ、捨てるという悪習が私にはある)が、 知っている人に勧めようとは全く思わなかった。家人に読んでもらったあとに処分する予定 何か感じることもないのだから、あまり他人には勧められない短編集。 | ||||
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横山さんの短編といえば(実は長編をよんだことがない・笑)最後の最後の大どんでん返しが最大の魅力だと思うのですが この作品集ではそのキレがいまいちだった気がします。 | ||||
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横山さん、終わっちゃったなぁ・・。 陳腐なストーリーは仕方がないかもしれない。もう、読み始めて登場人物が揃った段階で展開が読めてしまう。それは・・・いい・・まだ、我慢できる・・・短編だから。 どうしようもないなって思うのは、行間に何も落ちていないことだ。 横山さんの初期の作品には、行間に色々なものが溢れていた。 季節や臭い、音、息遣い・・ところがこの作品には何も無い。 残念だ・・・。この程度ならネットに転がっている素人小説と同じレベルだ。 次、買うべきか・・もう見捨てるべきか・・・。 | ||||
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「九谷エミ子が殺されたふりをして失踪すること」自体、設定に無理があるような気がします。新しい戸籍を買って別人になるならまだしも、暴力夫や義父から逃れるためであれば、わざわざこんなめんどくさい方法をとらずとも、事故死に見せかける方法はいくらでもあります。「策士策に溺れ」ているような印象を横山氏に受けるのは私だけでしょうか。 単純に考えても、自分が殺されたことになっていたら、医者にもかかれず(保険証がない)、住民票さえとることができません。そんな不便な人生を送るためにこんな回りくどい方法を考える人がいるとは思えません。 無理して複雑な事件に仕立て上げるよりも、単純でもいいので、人の琴線にふれるような小説を横山氏には期待したいところです。 | ||||
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最近人気の横山氏だが作品構成にパターン化を感じてしまう。興味をひく題材、事態。 (1)登場人物を主人公の眼からみた主観。 (2)それを裏付ける事態やエピソード。 (3)ところが実はこうでした。 (4)今考えれば(2)が間違いでした (5)作品の途中で掛けられる人物観のトラップを素直に受けいることによる「ややどんでん返し」もうこのパターンも読者に通用しないのではないか。作者には期待していただけに進歩の無さにガッカリです。厳しいですか?こんな感想って? | ||||
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