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邪魔
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邪魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 21~40 2/7ページ
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どこにでもいる平凡な主婦。夫が放火事件の被害者になり入院した。まだ下巻を読んでいないのでわからないが、とても読みやすい。 夫が被害者のはずが、警察がやってくる。次から次へと登場人物が増えて、点が線に結びつく。ただ、主婦の恭子は、だんだんと夫の事が分からなくなってくる。果たして夫は、実は犯人なのだろうか?疑心暗鬼になってくる。まだ下巻を読んでないので、全くわからないし、上巻は謎だらけ。ただ、この作品、面白いと思っているのは、どれだけの家族がパートナーの事を本当に知っているだろうか?どれだけ分かりあっているつもりでいても家族の事の全て分かっているなんてあるだろうか?わかってると思っていても小さなほころびから疑心暗鬼になる事ってあるかもしれない。とてもリアルだと感じた。下巻が楽しみ! | ||||
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結局、九野の義母は偽物、本物? そこが釈然としないまま終わってしまった。 ラストは、なんか締め切り間際になんとか帳尻合わせみないな結末! | ||||
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おもしろい。ページ数はかなりあるが、難なく読める。 | ||||
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最高に楽しい。 読むのをやめる時が見つからない。 | ||||
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上巻同様、引き込まれて読むのが止まらなくなる。 | ||||
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全般に、「疲れる」感じでもあった 全員もれなくひたすら断崖絶壁にひた走っている感じ 走ってる最中にハイになってしまうと、ある意味充実感は、…あるんだろうなあ かな? | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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女房が読みたいというので購入。女房好みの推理がとても面白かったそうです。 | ||||
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恭子はスーパーでパートをしている普通の主婦。夫婦仲も悪くはなく、子供と夫との一家団らんを楽しんでいる。 そんなある日、夫の茂則の会社で火事があり、茂則は火傷を負う。放火の疑いがあり、警察が捜査に乗り出す。暴力団が絡んでいる可能性もある。 刑事が茂則に形式的な事情聴取をするのだが、なぜか茂則は予想以上に動揺する。茂則は会社の経理の責任者で、近々本社からの会計監査が入る予定だった。何かを隠していると確信する刑事たち。 そんなこととは知る由もなく、パート生活に戻る恭子。 そして、また同じ手口での放火が起きる。犯人は誰なのか。そして、その背後にある真相とは・・・? 平凡だが幸せなはずの日常が、ざわざわとし始める。わずかな疑惑。それに向かって動く警察。そんな中で話は進展していく。 その途中で、衝撃的な事実が明らかになったりもする。なかなか飽きさせずに読ませてくれる小説だ。取材のおかげか、登場するヤクザの描写にもリアリティーがある。 犯罪小説なので、ハッピーエンドになるとは言えない。しかし、ちょっとしたことで道を踏み外していく普通の人の姿がリアルに描かれている。 文学賞を取るのにふさわしい作品といえるだろう。 | ||||
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「最悪」は完成度の高い傑作だったが、それに比べると「邪魔」はそれほどうまく行っていない感はある(もちろん、面白いが)。 「最悪」では3人の主人公がいずれもみごとな造形だったけれど、「邪魔」では主婦と刑事はいいが、もう1人の高校生が弱い。 だから、この作品では2人の主人公の物語と言った方がよく、その分、3人が主人公の「最悪」に比べて浅い感じになる。 ただ、この主婦と刑事は面白い。 主婦はなんとなく結婚した夫がしだいに邪魔になっていく。 刑事は妻を事故で失い、その喪失感から妻の母親との義理の親子関係だけに生きている。 主婦の方は途中からどんどん変化して、最後はすべてを捨ててしまう。 刑事は、実は、ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、刑事の話は後半、ミステリーというよりは幻想小説、怪奇と幻想の世界に近くなる。 このあたりの破天荒な展開は面白い。ただ、小説としてのまとまりとして見ると、破綻している感じはする。 その点「最悪」はフィニッシュが決まって、落ち着くところに落ち着いた作品だった。 「最悪」で味をしめた手法なのだろうが、2匹目のドジョウはなかなかいないもので、「邪魔」は「最悪」ほどうまく行っていないが、ぎりぎり、小説としての魅力と面白さを維持することに成功している。 興味深いのは、刑事と、主婦の勤めるスーパーの社長がともに主婦に亡き妻の面影を見るところだ。 社長は薄汚い悪役に描かれているが、ストイックな刑事と薄汚いワル社長が実は同じコインの表裏と考えれば、これは面白い設定だ。この社長をもっと大きな役にすればよかったかもしれない。 | ||||
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奥田英朗さんの作品、好きです。登場人物を絡ませていくトコが楽しいです。…しかし、こちらの『邪魔』でもそうですが最後の恭子の行動は、ん〜(笑)納得がいかないです。もぉ少し恭子がすくわれてもいい様におもいます。 | ||||
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人はなくて七癖と言うけれど、犯罪に結びつくようなこずるい癖は持ち合わせない方がよい。当たり前の話だ。 生真面目さだけだと利用されて終わり、あまり考えたくはないがそんな世の中なのかもしれない。 一人一人は軌道修正しようとしてもがき苦しみ結果として人を傷つけ破滅に向かっていく事もあるだろう。 「邪魔」のようなシナリオだと残された(置いてきぼりにされた)子供が不憫でならない。 又、受け入れ難い現実もあるのだろう。忘れたい事もあるだろう。 もし続きがあるのなら2人の子供をこの刑事の優しいまなざしで見守れ素直に成長してほしい。 そしていつか主人公の主婦(子供の母)と暮らせる日がくればいい。 | ||||
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面白い・・・・ やっぱり原作のが面白いです。 おすすめです。 。 。 。 。 この人のほかの本も読みたい。 。 。 | ||||
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面白い・・・・ やっぱり原作のが面白いです。 おすすめです。 。 。 。 。 この人のほかの本も読みたい。 。 。 | ||||
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同時にいくつものストーリーが進行するのは、作者の真骨頂。 映画的でとてもいい。 | ||||
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同時にいくつものストーリーが進行するのは、作者の真骨頂。 映画的でとてもいい。 | ||||
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奥田氏の大藪春彦賞を受賞した長編3作目。 ミステリーっぽいコピーになっているが、いわゆる警察小説であり、複数登場人物が一つの事件に翻弄される姿を描いていく。 大長編であるが、夫が放火魔ではないかと疑心暗鬼する主婦がメインなのだが、その他の人物のエピソードも描かれていくが、はっきりあまり面白くなく、蛇足という気がする。 主夫の苦悩と疑心暗鬼からのサスペンス一本に絞ればもっとタイトな作品になっただろう。 こういう複数人物視点から一つの事件をさまざまな視点から浮かび上がらせるという手法は異常に評論家とかが評価する傾向があるが、本作はこの手法を用いる積極的利点が見受けられず、これだけのボリュームでこれで終わり?という食いたらなさ感が残る。 この突き離したような終わり方がいいんだと評論家達はいかにも絶賛しそうだが、単に終盤効果的なオチが思いつけなかっただけだろうと思う。 | ||||
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7年前に亡くなった妻を忘れられない刑事の九野と、放火火災の発見者にして容疑者の及川の妻恭子が主人公で、九野の先輩後輩や暴力団、それに恭子が務めるスーパーの同僚が繰り広げる物語です。 ミステリの要素らしいものが一つありますが、明らかになる前に何となく分かってしまうようなレベルですし、驚くようなひっくり返しもありませんので、それを求める方には向いていません。 九野は妻のみならず義母をこよなく愛していて、淋しそうな姿に愛おしさをかきたてられます。そればかりか、妻に似た顔立ちの恭子の頼りなげなシルエットに、せつなさがこみ上げてくるのです。だから、”九野さんが刑事になったのは大間違いだよ。刑事はもっとすれっからしじゃないと・・・”と言われるのでしょう。でも、ワタシはしっかり共感させていただきました。 恭子は、普通のサラリーマン家庭の主婦ですが、パートタイマーの処遇改善を唱える団体に祭り上げられて、勤め先のマーケットで活動の一端を担います。団体は、会社との交渉で、処遇改善の代わりに協賛金を得て矛を収めますが、この手口は読んでて不愉快ですねぇ。恭子が思わず口に出した”強請り”が本質を言い表していて、如何にも現実にありそうです。 で、その恭子さんですが、小説の3/4(下巻の半ば)を越えたあたりで、せこい不正をやめられない夫の性癖に今更ながら耐えられなくなって、ことば使いも考え方もガラリと変わって攻撃的になり、物語も急転直下エンディングに向かいます。描写に現実感を感じ、ちびちび味わって読んだ上巻とは打って変わり、人はこんなに変われるのか?と無理矢理な感じを持ちつつ、終わりの方は斜め読みをしてしまいました。残念です。 ”オリンピックの身代金”を素晴らしいと思い、期待して読みましたが、全体的に見てかなり開きがあるように思いました。 | ||||
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空中ブランコがとても良かったので、それから 何作か続けて読んでいます。いつも思うことですが 呆れるくらい浅はかな人間が登場しますよね。 でも、それぞれの深層心理に焦点をあてながら リアルにそしてテンポよく進められるストーリーは 圧巻です。個人的には、登場人物のそれぞれが皆 現実から逃避しているがために、事が複雑になり 取り返しのつかない事態を生んでいるのではないかと 感じました。邪魔、という表題には少しだけ疑問が 残ります。 | ||||
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ハイテックス社支店で火災が発生。 従業員が消火のため火傷を負う騒ぎに。 しかしその裏には当日経理の内部監査が予定されており、宿直の経理課長及川が負傷した。 関係書類が焼けたがこの事実に不信を抱いた九野刑事がいた。 調べると、乗用車をローン無しで購入したり、残業をしてる割に収入がすくなかったりして妻も不信を抱き始める。 ストーリー展開が非常にゆっくりでこの先とんでもない事実があるのか、それとも社費の使い込みで終わるのか、刑事、及川と妻の関係に期待したい。 一般文学通算929作品目の感想。2014/11/16 13:40 | ||||
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