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最悪



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【この小説が収録されている参考書籍】
最悪
最悪 (講談社文庫)

最悪の評価: 3.97/5点 レビュー 187件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21~28 2/2ページ
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No.8:
(3pt)

あっという間に読める600ページ

 テンポのよい展開でどんどん読める。3人の日常が並行して描かれている。 『最悪』という題名どおり、登場人物がどんどん窮地に追い詰められていくのには、気が滅入ってくる。じりじりと、真綿で締められていくという表現がふさわしい。 『ウランバーナの森』の後で読んだということで、★★★☆☆。(あくまでも主観的評価)
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980
No.7:
(3pt)

最悪ではないんですが

この先どうなるんだろうという、ハラハラ・ドキドキ感は味わえる本だと思います。ただ、登場人物の性格設定みたいなものが、余りにもありきたり。銀行員は上司の顔色ばかり窺っているし、預金のときはニコニコだけど融資の話では手のひら返すとか、中小企業のオヤジさんは理性的な思考ができないとか。セクハラで泣き寝入りするOLとか。この本をリアリティーを積み上げた小説だという人もいるようですが、私には単にステレオタイプの人物設定をしただけとしか思えませんでした。
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980
No.6:
(3pt)

確かにハラハラドキドキするが・・・

もうこれでもか!と言うくらい追い詰められていく過程など、生々しすぎて何度も読むのをやめたくなったが、作者の筆力か、結局最後まで引っ張られてしまった。しかし、どうにも読後感がよくない。結局何だったんだろう?って感じ。必然性がないというか。人物の心理やこまごましたやりとりは、丁寧に非常にリアルに描けているのに、読み終わると、『んなわけねーだろ』。どきどきしたい人にはおすすめかも。
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980
No.5:
(3pt)

転落・・・

3つのストーリーがそれぞれに展開していきます。みな、普通の人生を送っていたのに、何でも無いような綻びがどんどん広がって、やがて最悪の結果に・・といったお話です。鉄工所社長のストーリーは、妙にリアルで不幸具合が面白かった。でも、後の2人、有り得ない話なのは仕方ないとしても、全くリアリティが無かった。きっとOLやヤクザ業界を取材したわけではないのでしょう。3つの話が絡まる場面も、特にこの3人だから起こり得るわけでもなく、なんだか期待はずれの展開でした。この手の作品なら「邪魔」のほうがお勧めです。奥田 英朗さんの作品に興味があるのなら「イン・ザ・プール」か「邪魔」をお勧めします。
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980
No.4:
(3pt)

気分が・・・

3人のそれぞれの描写が順序よくあり、良かった。この3人が一体どこで繋がるのか、ワクワクしながら読めた。 が、何故か読み終わった後の気分は文字通り最悪になってしまった。 それぞれの生き方、受け止め方にやるせない気持ちを抱いてしまった。 
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980
No.3:
(3pt)

この厚さはいらんと思う。

「ついてない」から「とことんついてない」方向へ落ちていく二人の男と一人の女の話。絡み合っていくクライマックスは巧いと思ったが、前置きが長すぎるし、結末も微妙。もっとシャープに仕上げても良かったんじゃないかと。中だるみが多いし、ちょっと期待はずれ。普通の人たちが…っていう設定は桐野夏生の「OUT」に似ているので、好きな人はオススメかも。
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980
No.2:
(3pt)

内容は「最悪」ではない

冒頭から通奏低音のように流れている不協和音が、クライマックスで大音量となって圧倒してくるような構成。読み進むにつれて何とも言えずいやーな感じを増幅させていく作者の文章力は見事。これでクライマックスの展開にもう少し現実味があれば最高だと思うが、個人的には「それはあまりにあり得ない展開では。」と感じて白けたのだけが残念。
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980
No.1:
(3pt)

本当に最悪

 まるでジェットコースターのようにドツボへと落ちていく登場人物たち。これ以上に無い位に「最悪」の状況へと追い込まれていく様は、読んでいて胸が痛くなる思いだった。途中で本を投げ出したいくらい。 でも何故か続きが読みたくなってしまう。彼らは何処まで落ちて、行き着く先は何処なんだろうと、好奇心に負けてしまう。 作者の奥田氏は読者の心理を良く理解してるよ。
最悪Amazon書評・レビュー:最悪より
4062092980

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