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リピート



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【この小説が収録されている参考書籍】
リピート
リピート (文春文庫)

リピートの評価: 3.60/5点 レビュー 106件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全106件 41~60 3/6ページ
No.66:
(5pt)

かなり引きずり込まれました

今の記憶を持って、過去に戻れる。といっても好きな時点に戻れるわけでは無く、戻れる時は決まっていてかなり近過去。
乾くるみの小説は他にはイニシエーションラブしか読んだことが無いのだけれど、どちらもとても感想を書くのが難しい。何を書いてもネタバレになりそうなのです。 ただ、途中からかなり夢中になって読んでしまいまして、本の世界に入り込むと、現実に戻ってくるのがかなり難しいです。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.65:
(5pt)

リピート

こんな非現実的なことって起こりうるのかな????考えながら完結にいたり楽しかった。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.64:
(4pt)

意識遡及SFミステリ

タイムスリップものとそして誰もいなくなった形式のカウントダウン連続リンク殺人を組み合わせた意欲作である。
タイムスリップと言っても、本人がそのまま過去に出現するのではなく、意識だけが過去に遡及するパターン。要するにさかのぼっただけの時間分の知識がアドバンテージとなるのである。が、バタフライ効果で以前に経験した事柄に変化が起きるなど随所でギミックが仕掛けられている。
ミステリーなので、タイムスリップものSFで定番の時間的アドバンテージを駆使して夢の生活が繰り広げられる展開は殆ど省略し、意識遡及した仲間達の謎の連続死の謎をメインに話が展開する。なので、壮大なSF的設定を使っている割にこじんまりとした生活圏範囲の話に落ち着くのは、西澤保彦氏の同じく意識遡及を扱った傑作の「七回死んだ男」と同趣向である。
連続死の真相はこの種の設定ならではの盲点を突いた真相であり、ネタばれしない内に読まれる方がいいだろう。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.63:
(4pt)

なかなか面白い^-^

イニシエーションラブを読んでこの作者さんの本に少し興味を持ちましたので、こちらもkindleで購入しました。
僕的にはこちらの方が面白いと感じましたね~。少々終わり方は尻すぼみな感じがありましたけど、
トリックには気づきませんでした。

叙述トリックに慣れていない方は楽しめると思いますよ。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.62:
(5pt)

といかく面白い

細かくは、言いたくないです。
何故、現在の自分が存在するのか登場人物みんなが考える?
そして読み手も考える?
そんな本です。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.61:
(4pt)

理屈抜きに面白い

いきなりかかってくる予言の電話、そしてその予言は的中し、その男は自分を過去に連れて行ってくれるという。この言葉は真実なのか、それとも大がかりな詐欺なのか―という導入部は秀逸で、あっという間に物語に引き込まれます。

他の方のレビューにもあるように何を書いてもネタバレになるので、とにかくしっかり面白い作品なのであまり深く考えずに読むのが吉かと―

但し、説明にある「ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作」という部分の「『そして誰もいなくなった』に挑んだ」は違う気がしますので、頭から除外した方が楽しめると思います。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.60:
(1pt)

本当に失望させられた

この作家さんには失望しました。
イニシエーションラブは、人物描写が稚拙ながらも最後のオチや伏線に驚かされました。
あれから何作か書いていますし、小説としても読めるものになっているのではないかと期待して本作を読みました。
はっきり言ってこれは酷いです。
人物描写はイニシエーションラブから進歩はなく、売りであるどんでん返しも不発でした。
この作家からどんでん返しを取ったら何が残るのでしょう。
本作はそのどんでん返しすらお粗末なのですから面白いはずがありません。
小説としての魅力がないのが致命的です。
読者はラストに凄いものがあるという期待だけで魅力のないストーリーを読まされているようなものです。
また、随所に悪意のある描写があり、不愉快でした。それが真実とでもいうのでしょうか?

作家の技量の底の浅さをまざまざと見せつけられた二度と読みたくない一冊になりました。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.59:
(3pt)

ダーティー過ぎる

垣谷 美雨の「リセット」が面白く、他のタイムスリップ物が読みたいと思い、本書を購入しました。
あまり詳しくは書けないが、本書で繰り返されるタイムスリップのパターンは、割と珍しいと感じました。
後半に差し掛かると、話の方向性がミステリー掛かってきて、「思わぬ展開だなぁ」と意外性。

個人的には、タイムスリップの齎してくれる、ノスタルジックな雰囲気や、ワクワク感を期待して本作を手に取ったので、
本作の、人間のダーティーな部分が強調されていたり、妙に説明掛かっていたり、どんどんミステリー化していってしまう展開には興ざめしてしまいました。
最後にももう少し捻りが欲しい所…。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.58:
(4pt)

「リプレイ」の主人公がもっとちっちぇえ奴だったら・・・みないな感じ

リピートを選択できたり期間も1年弱と短いなどが
「リプレイ」と設定がことなる点。

リピートできたとした時に、世の男達の頭をよぎるで
あろう、卑怯で汚らしい、しかし、必ず思わずにはい
られないもろもろの感情や想念にきちんと触れている
ところが「リプレイ」よりいいと思った。

結果的に登場人物、特に主人公が共感できない造形
になったとしても、そもそも共感などどうでもい
い要素である評者には全く問題なしでした。

(以下、多少ネタバレあり)

特に主人公の彼女である篠原さんが別のリピートで
風間に口説かれてデキてたのを主人公が知るくだり。
今の篠原さんとは別の世界の篠原さんの事だと、頭
では理解しても怒りを感じてしまうあたりは、下司
でちっぽけかもしれないが、とてもよくわかる感情
で、細かいが心の機微をちゃんと拾ってていい。
ふと、可能世界意味論や固有名の問題まで妄想しち
ゃいました。
風間たちのリピータへのある種醒めた視線も、繰り返
すリピートの中でいまここの唯一性の観念が無効にな
ってしまった状態を思えば頷ける。前向きな興味とか
好奇心とかからでなく、いかにも「退屈しのぎ」って
感じが伏線的に行間から醸しだされていて上手だなと
思う。

主人公が殺人を犯すのだが、確かに一般の男子大学生
が一線を踏み越えるにはこうした架空のお膳立てがな
いと多分リアルにはならない。心情のリアルさを描く
には、設定の非現実性が必要になる、そんな逆説も感
じさせる部分でした。

尚、物語としてのラストの締め方は落語かよっ!って
感じがしてなんとなく×か。いや、醒めた作者の語り
口からするとこれが穏当か・・・

いろいろ感じた一冊で、読んで損はない。
但し、読後感として、恐らくすっきりはしないだろう
し、前向きにさせる要素も(表面的には)ない作品。
物語の成分表としてはこうかな(いずれも★5で100%)

・サスペンス度・・・★★★
・ミステリ度・・・★★
・涙/カタルシス度・・・なし
・ヒーロー度・・・★(天道さん票)
・元気出る度・・・なし
・妄想度・・・★★★★
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.57:
(3pt)

ネタは悪くないが

バタフライ効果やカオス理論といったこの手の作品のお約束を説明する為に
膨大なページを費やしているので、つまらないわけではないが面白くもない話を
延々と読まされるのがやはり一番の問題だろう
その辺の説明をもっとばっさりカットし、連れて行く人間も少なめにしていれば
もう少し評価されただろう惜しい作品
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.56:
(3pt)

面白かったのですが

先の展開が楽しみで、とても期待しながら読み進めました。時間があまりないので、「毎日決められたページ数を」と思っていたのですが、ついつい読み続けてしまうほどです。
「そういうことだったのか」と納得しながらも、納得いかない部分もいくらかありましたが、それを差し引いても面白い作品でした。
 ただし無駄なシーンがやたらに多くて、途中で中だるみがあります。

 食事のシーンがあります。「○○さんは天丼で、××さんはカツ丼を頼んだ」ってどうでもいいです。笑。この食事のシーン、後々、意味を持つのかと思ったのですが、全くなしでした。

 後、セックスに対する記述が異様に多いです。
「そう言えば、最近、セックスしてないな」、「デートの後にセックスせずに分かれたのは初めてのことだった」、「セックスも順調だ」
 何なんでしょうね。これ。全く必要ないでしょう。笑。
 とまあ、こんなふうに無意味でダラダラとシーンが多いです。

 そして文章は正直、うまくありません。主語の省略などがうまくできておらず、テンポが悪いです。
 また人物の呼称が統一されていません。「さん」づけで読んでいたかと思ったら、呼び捨てになったり、一行前までは苗字で呼んでいたのに、その次の行ではファーストネームで呼んだり、そしてまた苗字に戻ってと・・・・・・これはもう筆者がどうというより、出版社の責任でしょうね。校正しているのか疑わしいくほどです。

 物語の面白さ以上にイライラしてしまいました。必要以上にページ数が多くて、余分なところを削れば、300ページ台に治まった気がします。
 この人の作品はもう読まないかなあ。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.55:
(2pt)

リピートできない本

タイムスリップやどんでん返しというストーリーに惹かれ、初めてこの作者の小説を読みました。

読みはじめて早々に、説明的な文章にうんざり。
登場人物のキャラクターや事件の内容が、主人公の大学生による分析や想像で語られます。
会話やエピソードで読み手が理解していくという文章が好きなので、主人公が分析をはじめるたびにイライラ。ってことは、ずっとイライラ。

また、登場人物に感情移入することも惹かれることもなかったので、ドキドキハラハラもしません。
みんな腹黒いってことはいいにしても、魅力的な部分がないので、どうにでもなれって思っちゃいます。
海外のホラー映画で最初に死んじゃうような、嫌な奴ばかりが集まってる感じ。

ただただオチを知るために、忍耐強く読みました(笑)
アイデアは嫌いじゃないけど、もう二度と読みません。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.54:
(4pt)

ぞっとしました。

一度目に読んだときは、途中まで面白かったけど最後はなんだかなー。という感想。
二度目に読んだとき気付いちゃったんです。
彼以外は通常営業つまり…。
リピートの世界から抜け出せない恐怖を味わいました。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.53:
(4pt)

ありふれた設定だけど、意外に面白い

過去に戻る系の話でありふれていますが、それなりに工夫がなされて、ドキドキしながら読み進められます。
なんとなく、オチは途中でわかってしまいますし、ちょっとがっかりな終わり方ではありますが、、、
面白いでので結構お勧めです。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.52:
(3pt)

前半はすごく楽しいしワクワクするけど、後半尻つぼみ。

前半の出来の良さで最後まで引っ張っている作品です。でも読んで損したかというと楽しめました。ただクライマックスの料理の仕方が雑かな。もっと面白くできた気はします。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.51:
(4pt)

前半のテンポが遅すぎる

前半の過去の世界に行くか、行かないかの無駄なやり取り
長すぎます
もっとスムーズにすると読みやすいのに
さらに、イニシエーションラブみたいにトリックがあると思って読んでたからなかなか進まんかった
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.50:
(2pt)

初乾作品

某文芸雑誌にて、作品数珠つなぎ的な企画を読んだ際、自分の好きな作品と近いカテゴリーとされていたので購入。いや、きちんと書評など読んでからにすればよかったかもしれませんが、そうしたらきっと読んでいなかったでしょう。
まず、前置きが長すぎる。本筋に入るまでに一体何ページ割いたのか、、必要な量だったとは思えません。この段階でかなり卿を削がれた感がありました。
メインの展開が始まってからは確かにずんずん読み進められ、気づけば真夜中ということになりました。
それでもなんでしょう、このすっきりしない読後感は。
主人公に共感出来ない+ヒロインに共感出来ない+突飛な設定にふと我に返り可笑しくなる
ってところだと思います。
なにしろ主人公の苦悩が、自分の利益不利益を計算する場面だけなんですもん。
恐ろしさや人間の身勝手さなんかを随所に挟み、ぞっとする瞬間はありました。
でもやっぱり設定だけで突き進みすぎたんじゃないかなと。
ちょっと残念です。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.49:
(1pt)

「リプレイ」に及ばず

この手のアイデアとしては「リプレイ」という名作が
あるのでどうしても比較してしまうが、はるかに本家には
及ばない作品でした。
それなりに面白く読めたので時間を返せというほどではありませんが、もっとわくわくさせる何かがほしかったですね。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.48:
(1pt)

非常に軽い作品

わざわざ何時間もかけて小説で読むものではない。作品の内容としては非常に軽い。中身がスカスカ。
過去にさかのぼって何をするかというものだが、誰もが思いつくであろう競馬で稼ぐという手法をとる。つまらん。
その後殺人事件などが起こるのだが、とにかくメリハリがない。ありふれたストーリーを無秩序につなぎ合わせただけ。
新鮮味は全くない。新たな発想もない。イニシエーションラブのような仕掛けもない。
最終的には銃で打ち合い、過去に戻った時点で車に轢かれて死亡とはぬるい三流の話。
世にも奇妙な物語の15分1話としてあるような話を長々と書いている。私が乾くるみを見限った作品である。
リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504
No.47:
(3pt)

設定はいいのですが…

これはせっかくの面白い設定が
中途半端な構成のせいで
台無しになってしまっている作品です。
それはSF+ミステリーとはしたものの
いずれの要素もパッとしないため。

そして読者があからさまに
嫌悪感を示すであろう
原因はこの物語の主人公が
どうしようもない「動物」男だから。
始終そういうことばっかり考えています。
まあこんな動物には終盤付近で最悪の展開+αということで
キツーイ鉄槌が下されます。

そしてリピートに選ばれた真実に関してですが
これはある程度勘が鋭ければ
風間が真相を話してしまう前に
なぜ選ばれたかは分かって来ることでしょう。

リピートが始まるまでも無駄にページ数を割いて
テンポが鈍重、
そして矛盾が散見される等
設定の割にははずれな本でした。

リピートAmazon書評・レビュー:リピートより
4163233504

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