(短編集)
林真紅郎と五つの謎
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乾くるみ氏がカッパノベルズから出した短編集である。カッパノベルスと乾氏の作風はあまり合わないだろうと思うが、本作は初期の氏の作品としては異色のオーソドックスな日常の謎系の論理主体の話である。 読んでいると乾氏の作品とはとても思えない普通ぶりである。 こういった短編での日常の謎系ネタは強引な論理で押し切ってしまうのがパターンだが、本作もほぼ屁理屈のような論理で事件の謎は解明する。解明した後の驚きがやや少ないのが惜しいが、それなりに気楽に楽しめる作品集になっている。 | ||||
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注文してすぐきたので、よろこんでいました。 けど、本屋で探すのも、いいそうです。 | ||||
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あまり期待せずに購入したが、内容は本格推理ものでこの作者を再認識した。 | ||||
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これはひどい(笑) 「偶然が前提の推理小説」という設定からして、すでにいろいろ間違っている気がします。 どの話も力技でムリヤリこじつけた感じで(偶然なんだから仕方がないっちゃーそうなんでしょうけど)、読んでいてとても疲れます。 唯一面白かったのは「過去から来た暗号」ですが、それも私が、真紅郎同様コナン・ドイルの『踊る人形』に触発されて暗号を作った経験があり、偶然真紅郎とシンクロできたからに過ぎません。 展開そのものは、かなり無理があります。 ただ、暗号表を見ながら真紅郎が解読失敗した年賀状を読むと、『イニシエーション・ラブ』のような「黒い乾さん」の片鱗を見ることができて、少しニヤリとさせられますよ。 と思って初出を確認したら、やはりこの話だけ書き下ろしなんですね。 残りの4篇は、本当にやっつけ感丸出しです^^; というわけで、あまりオススメできる本ではありません。 | ||||
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◆「いちばん奥の個室 他二編」 ◆「過去から来た暗号」 偶然、幼なじみと再会した真紅郎は、小学校時代、自作した 暗号で年賀状を書き、その幼なじみに出していたことを聞く。 しかし、真紅郎は、暗号自体覚えていない。 その後、幼なじみから、くだんの年賀状が送られて来たことを受け、 真紅郎は、まったく白紙の状態で、暗号解読を試みてゆくのだが……。 他愛ない言葉遊びと思いきや、後半、思いがけず重たい展開に。 「名探偵」にとっては皮肉な結末ですが、結果オーライでしょうw ◆「雪とボウガンのパズル」 この冬初の積雪となった朝、大学生が多く住む下宿の裏庭で、 下宿生の一人が、胸をボウガンの矢に突き刺されて死んでいた。 彼は、二階にある自室から庭に落とされたらしく、周囲に発見者以外の足跡はない。 しかも、二階の彼の部屋は、内側から施錠され、犯人の姿はどこにも見当たらなかった……。 真相は、人を喰ったシロモノですが、そこに至るまでに提示されるいくつかの仮説で 余詰めを潰し、読者にその真相を受け容れさせる、作者の周到な技巧が冴えてます。 | ||||
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