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リピート
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リピートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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audibleで聴きました。刊行日についての情報がないため、「これは一体いつの話だろう?」と思った。 連絡手段が全て電話であるあたり、90年代後半から2000年初頭かなと思ったが、その通りだった。 2004年刊行である。 2022年現在、今から20年近く前に書かれた物語を聴いているのだから時代のギャップを感じて当然かと思う。 まず主人公のケイスケは頭が切れる、そして常に女の縁が切れる事が無いほどモテる男子大学生である。 そして事件や謎について首を突っ込まないと気が済まない、江戸川コナンのような性格をしている。 前半はひたすら退屈。時空の裂け目を通して、リピートするまでがクソ長い。 風間から未来予知の電話が掛かってきて、それがなぜ起きたのか? 果たして風間は信頼にたる人物なのかといった説明に文量を割きすぎていて、テンポが非常に悪い。 ちなみにどういった原理で過去に戻れるかという記述は一切ない。 時空の裂け目に入ったら過去に戻っていた。それだけ。 ただ、ここから面白くなる。バタフライエフェクトのように、過去に飛ぶとこれまで経験したR9の世界と変わってきてしまう。R10の世界では、自分を振ったユウコがストーカーになり、リピートの秘密を知り得てしまい、口封じのために主人公がユウコを手にかけてしまう。また天童が11人目のリピーターの存在というミスリードを示唆したりでこのあたりまではとても面白かった。 しかし、主人公視点で描かれているため、ユウコがなぜストーカーに豹変したかが描かれていない。 R9の世界では、ユウコの方から半年足らずで振っているため、なぜケイスケに固執するのか? 読者には分からずじまいだと思う。 次々に死んでいくリピーターが、実はR9で死ぬはずだった人物が選ばれており、暇つぶしのゲームだった というのも納得がいく。しかし、後半にかけて殺され方や死に方が雑になっていく。 最後のクライマックスの盛り上がりもイマイチで失敗かな。 光るアイデアであったものの、盛り上げ方とディティールに失敗したという感じ。 | ||||
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韓国ドラマ リセットを観た後、原作を読みたくなり購入。 そうね、韓国映画ならばともかく、韓国ドラマでこのラストは無理がある。 | ||||
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誰が一体何のために、という疑問に対する答えが、予想を超えて面白かった。 卓抜なからくりに感服。 | ||||
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毛利というリアルな少年。チキショー少年毛利。途中からは彼の生臭い葛藤・煩悩・リビドー(タイトルリピート 社長は天童)に心を踊らされる。人間としては共感できないが、キャラクターとしては共感できる。会話劇も「こんなことリアルでは言わないだろ」と思うものが少ないのでストレスフリー(主役は毛利) 予想の少し上をいくストーリー展開も手伝って500ページがスラスラ捗りあっという間に終わり。 そのスペクタクルな物語は彼らの体験した10ヵ月余りの比ではないのかもしれないが、もし僕がリピート体験が出来たなら約束しよう。僕は貴方のベルボーイ。 | ||||
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世界観が面白い。 そんなことが自分に起こったらどうしよう!と終始ハラハラが止まらない。 SFものですが、身近に感じられる設定でそんなバカなと思わずに読み進められます。 ※ネタバレ有り もし同じ時間を繰り返せたら。物は持っていけない、持っていけるのは記憶だけ。 そんなことが自分に起こったらそれをどう有効活用できるだろうか考えたときにまさに、時間の大切さと有限さに気が付き、それまで手をつけられずにいたいろんなことを片っ端からやって、やりたかった仕事を手に入れました笑 この本のおかげです。 | ||||
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最近ドラマ化されたものを見たので(2018年、貫地谷しほり、本郷奏多、ゴリ主演)、原作も読んでみようと思いました。乾くるみ氏の作品を読むのは「イニシエーション・ラブ」「セカンド・ラブ」に次いで3作目です。 ドラマと原作の比較ですが、かなり別物でした。ドラマでは、予算の関係かスケールが小さくなってしまった部分もあったり(原作ではヘリコプターに乗って空中でリピートするのに、ドラマではどこかの洞穴の中に入るだけとか)、また、ドラマの方が多少は後味のいい終わり方になっていたと感じましたが、全体的にはやはり原作の方が細部を書きこんであって緻密という意味で読み応えがありました。 また、ドラマは中心となる毛利と篠崎鮎美の二人の視点から交互に描かれていましたが、原作では毛利の1人称です。リピート仲間の天童さんはドラマでは人情味あるタイプでしたが、原作ではクールで一匹狼ぽく、頭が切れてカッコよすぎます(笑)。 登場人物はみんな不幸だったり失敗した過去を変えようとか、未来の結果を知っているから、競馬や株で儲けようと考えたりしますが、こちらに書かれている物理やタイムトラベルの理論が科学的に正しいのかどうかは、自分が理系ではないのでよくわかりません。タイムトラベルでよく問題になる「過去を変えようとしてはいけない」とか、また逆に「結局過去を変えることはできない」という話はよく出てきますが、理論的にこのあたりはどうなんでしょう。また、この作品のタイムトラベルの考え方では、平行に何本ものパラレルワールドが存在しているということになります。 これまで読んだ2作でもそうでしたが、乾氏の作品では、人間を見る目が皮肉っぽいというか、登場する男女はみんなどこか打算的でいやなやつという印象を受けます。今、”イヤミス”が流行ですが、そう思うと乾氏はもう何年も前からイヤミスを書いていたと言えるかもしれません。善人も悪人も結局は自分の利害のために動いている、人間というのはこんなものなんだよという醒めた視点が感じられます。原作のラストはかなり皮肉っぽいですが、個人的には、こうくるか!となかなか衝撃的でした。おもしろかったです。 | ||||
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購入しましたけど、まだ見ずにいます。テレビ | ||||
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今の記憶だけをそのままに10ヶ月前の過去に戻った人々が次々と不可解な死を遂げていくストーリー。その謎の種明かしが何より面白かった。本書の参考書籍(?)である「リプレイ」は読んだことがないので、ぜひとも読んでみたい。 | ||||
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ドラマの原作ということで買いました。ドラマ自体は最終話まで観てすごく面白かったので、まだ読んでませんが楽しみです。 | ||||
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星四つの理由; わずか10ヵ月前、しかも出発日時と到着日時が一切変更出来ないと言う、期間限定のタイムスリップと言う設定。この設定だけで、「では自分が戻れたら?」と、あれこれ想像しながら読めたので。 文章自体は星2~3と言った程度; タイムスリップするシーンなど、いきなり三流SF小説といった感じ。ヘリの発着場所に設定されている場所は、ヘリ以外にも羽田空港への離発着が頻発している場所。飛行機が数台、数珠繋ぎで空を飛んでいるのが見える。空間の異変が起きれば、他の航空機や船舶が気付く可能性が高いと思うのだが、その辺りの設定が甘いなと感じた。それ以外にも甘い設定や、ストーリーと関係の無い話題が多く、冗長的。 イニシエーション・ラブでも感じたが、この作者は性に関して何か強い喪失感か、若しくは憧れでも有るのだろうか?主人公の初体験の話や、その後のモテ具合など、ストーリーに全く関係の無い性に関する話が結構出てきて、何かの伏線かな?と思いきや、全く関係なかったりと、エンディングであっ!?と言わせる為の情報と思われる話題が何も回収されていない点も不満。 | ||||
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娯楽コンテンツとして、ボリューム×深み(複雑さ?)×仕掛けのバランスや塩梅がとても良い作品です。イニシェーション・ラブもそうでしたが、読んで為になる。。。と言った類の作品ではなく、(良い意味で)不思議な甘酸っぱさやモヤモヤ感が残る作品と感じました。 | ||||
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面白いですね。 まだ途中ですが読みやすいです。 ドラマは録画して読み終わってから観るつもりです。 | ||||
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文庫の裏表紙の紹介を見て買いましたが期待を裏切らず、読みやすい頭にすっとひきこまれる文章で楽しめました。ただ最後の解説は読まない方が良いです。似たような小説を羅列してネタバレ気味に紹介しまくっています。この大森望という人は何を考えているのでしょうかと思ってしまいました。 | ||||
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あまり好みではないのですが、この作品はなんだかとても現実味を帯びていてどんどん話に惹きこまれていきました。気が付けば先が気になって最後はどうなるんだろうと飽きずに楽しむことができました。 | ||||
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はじめは退屈に感じられた物語だったが、6章から一気に面白くなりすぐに読み切ってしまいました。 | ||||
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面白いです。 話しの展開が読めません。 ストーリーが進むにつれて、先が気になって仕方なくなります。 犯人の動機はあれでしたが、殺害方法は予想もしていなかった方法で、さすが!の一言。 ただし、後半が面白いだけに、前半がダラダラしてしまっています。 全体としてみると、バランスがよくないですね。 前半部分の過去に行くまでの話しをもう少しテンポ良くすれば、もっと読みやすくなっていたと思います。 また、「~~さん」と言っていたのが、同じページ内でいきなり「~~」と呼び捨てにしたり、そういう意味でも読みづらい部分はありました。 それでも後半部分の展開は面白く、引きつけられますので、一読の価値はあるかと思います。 | ||||
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僕はあまりほんに詳しいわけではありませんがとても読みやすいと感じました。 ストーリーについては他の方のを参考にしていただきたいです。 あまり本を読まない人にはオススメかなとも思います。 | ||||
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乾くるみさんの作品は、これが初めて。あまり考えずに、私の好きな「時空ものっぽいから」という理由で買っておいた本だった。読み進める内に、やはりケン・グリムウッドの『リプレイ』を思い出し、「じゃぁこの作品ではどうなるの?!この先どうなるの?!」と引き込まれ、最後までワクワクしながら読んだ。ラストはこれも良いけど、別バージョンのラストを書いて頂き、続編を読みたい位だった。 | ||||
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イニシエーションラブから、作者にたどり着きました。 セカンドラブも、リピートも私の中ではど真ん中のストライクの小説でした。 時代背景もストーリーもワクワク、ドキドキして読ませていただきました。 小説の内容をここで書くことはできませんが、3作とも「天童」という人物が 登場します。 この作品では重要な人物であっても、他の作品では、ちょい役だったりします。 そんな天童の使い方が、私の好きな作者伊坂幸太郎と似た雰囲気が出ています。 (どちらが似ているのかはわかりませんが・・・。) そして、最初から最後まで気持ちよく、作者に驚かされ、そして騙されながら、楽しく読める本です。 | ||||
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リピートの真相、懐疑、心の葛藤、どんどんと物語の進行は深みにはまっていく。SF好きな私ですが、それとは違ったドラマの展開もあり、たいへんおもしろい内容でした。 | ||||
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