蛍たちの祈り

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評判

蛍たちの祈りの評価:

4.35/5点 レビュー 17件。 B ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全17件 1〜17 1/1ページ
No.17
(5pt)

内容最高
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299
No.16
(5pt)

読まないと!

色々と考えさせられる話でした
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299
No.15
(5pt)

親とのいざこざのある子供の表現上手だよなぁ

町田先生の書く、親と関係が色々ある子供の話、本当に上手だなぁと思う。どの説も引き込まれてとても面白かった。はぁー余韻に浸る。良かった。
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299
No.14
(5pt)

償いと救い、裏切りと祈りが込められた物語だった

子どもの虐待と救いを描いた一冊だった。

5つの短編集になっていて、それぞれ語り手が異なるが、物語は一本の線できちんと繋がっていて、最後まで読み応えがあった。

亡くなった親の犯罪を背負ったり、親のせいでいやがらせをされたり、子どもには何の罪もないのに、自由を奪われて追い詰められていく展開は切なかった。

「おれの人生も知らねえくせに、たかが十数文字(の格言)で左右できると思うなんて傲慢が過ぎる」

という言葉が出てくるが、頼りない子どものころに足枷をはめられた人間のつらさは簡単には理解できない。

それでも、困っている無関係の子どもを引き取って育てる奇特な人もいる。

その人は、過去に傷つけた誰かへの償いのため、自分の人生を消費して生きていた。

償いと救い、裏切りと祈りが込められた物語だった。

以下に印象に残った言葉を抜粋。

・生活が便利になるにつれて、蛍も減ったのよ。何かを手に入れたら何かがいなくなる

・ひとが己の手で終わらせていいのは、己の命だけだよ。他者の命は決して奪ってはいけない。絶対に、奪うだけではすまない。命の代わりに大きな罪と匂いを背負って生きなければいけないんだ。その苦しみは、奪って手に入れたものを軽く凌駕する
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299
No.13
(5pt)

堪らない余韻

山間の小さな町で“蛍が舞う夏祭りの夜”、親に恵まれず追い詰められていた二人が水辺で秘密を共有した出来事を起点に動き出す連作長編。彼らのそばで家族や職場の人々が章ごとに語り手を引き継ぎ、孤独や記憶が静かにつながっていきます。自分が親になって痛感した「言動一つが子供の世界を形づくる」という現実に照らすと、この物語に登場する親たちの行為は未熟さでは片づけられない重さがあり胸が痛みました。それでも小さな選択や沈黙を壊さず受け止めるまなざしはあたたかく、読後もしばらく余韻が残りました。
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299
No.12
(5pt)

読み進めるごとに良さが分かる

短編連作。
最初の話しはやや消化不良であったが、その後の登場人物たちの絡み方を読みにしたがって、素晴らしいストーリーにつながっていく。

時間軸長く取っているが短編の間の空白の時間を想像できる

ラストの展開は良かったな
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299
No.11
(3pt)

怖かった。

1話目の衝撃が強烈すぎて、話の全体を見なければならないのに、そういう読み方ができなくなってしまった。ただひたすら怖くて、夜に思い出してはびくびくするくらいショックが残ってしまった。
私のレビューは特殊だと思うので、あまり参考にしないでください。
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299
No.10
(1pt)

こんな偶然重なることある?

私には訳ががわからない。
感情移入もできない。意味不明。
最初の短編を掘り下げ、ひとつの長編として書いた方がよっぽど良かった気がする。
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No.9
(5pt)

救い。

こんなところにも、救いがあった。
小さな灯りのようでいて、こころに灯る確かなものを見た気がします。
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4488029299
No.8
(1pt)

フィクションとは言え、作り話が過ぎる。

第一章の幸恵の親殺しと、同棲していた男をいともあっさり殺したことが、怖かった。
そもそも、親を殺した小さな町にわざわざ大学を卒業してまで戻って来る、というのも理解できない。
その設定でないと成り立たない話とは言え、リアリティーがなさすぎる。

第二章以降の幸恵の息子の正道も、賢く強い人間でなかったらどうなっていたか。
他人の隆之のような人物が都合良く現れてくれる事など、あり得ない。

それと、正道が自分の過去を他人に話して、他人がそれを受け入れてくれる、というのも都合良すぎ。

フィクションとは言え、作り事が過ぎる。
登場人物の誰一人にも、関わりたくない。
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No.7
(5pt)

タイトルの意味に気がつくか

蛍とは何を指すか。どのような祈りなのか。読後思いを馳せることができる。
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4488029299
No.6
(5pt)

罪を犯さず生きることの大切さ

田舎町のミステリックな人間模様に首根っこを掴まれた!

親に人生を狂わされた者たちの
炎のような怒りが迫力満点ですね。

渦巻く憎悪にうち震えましたよ。

哀しき罪の果てに続く
痛みの連鎖を目の当たりにして、
真っ当に生きないといけない、
人に道を踏み外させてはならないと
胸にガッチリ刻印された気がします。

はびこる自己責任論の空虚化さを
訴えたかったであろう著者の真意に、
ストーリーが力強い説得力を与える傑作。

無関心や過干渉を含めた
あらゆる虐待をぶった切るこの作品は、
ただの怖い本とは違うのです。

(対象年齢は14歳以上かな?)
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4488029299
No.5
(5pt)

感動しました。

短編ごとの物語が繋がり大きなストーリーをなしています。生きる価値や家族の価値など,さまざまなことを考えるきっかけとなりました。
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No.4
(5pt)

男女関係に恵まれなかったり、家族から虐待された人間の生きざまを描く。陰も陽もひっくるめて力強く生きる様が印象に残った。

この物語の主人公を挙げるとするならば、桐生隆之なのでしょう。

5編に分かれており、視点人物は様々ですが、主に隆之が関わっていることから、彼を中心に、悲運を生き抜く人々のつらさや怒り、葛藤が見事に描かれています。

衝撃的な話が多々出てきますが、その渦中において各登場人物の揺れ動く感情、情動を生々しく表現している部分はやはり心に刺さり、感情移入してしまいます。

幼い頃親から虐待されたという設定もあるからか、後半では、肉親だからこその「憎いし恨んでもいるけれど、その親を捨てきれない、嫌いになりきれない」という独特の呪いのようなものを感じました。

と、感想自体、ドロドロとした書き方をしてしまいましたが、物語の文章はさらっと流れるように書かれており、最後は、見事、タイトルにもある蛍できれいに締めくくられていました。
この一冊、一気読みしてしまうくらい、惹きこまれた小説でした。
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No.3
(5pt)

凄くいい、町田その子の世界

この本の中にある描写を、
映画化して素晴らしい映画監督のもと、映画化してほしいと思いました。
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4488029299
No.2
(5pt)

希望を捨てずに、淡い光に向かって。

ひとり悩むところにそっと背中を押してくれる言葉が。
きっとどこかに世界中に誇れるほどの綺麗な景色があるはずだと。
それは自分の意志で歩かない限り見られないと。
しあわせもそう。
現状から抜け出せる道は絶対にあるはずだ。
淡いけれど、それは希望の光だ。
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4488029299
No.1
(4pt)

一筋の光

書店でなんとなく気になって購入した。
本屋大賞の作品は自分に合わないということもあり躊躇いもあったが、私が働いている業界に関する内容というつまらない理由もあって読みはじめた。

ネタバレになってしまうので、詳しくは書けないが良書だった。
私たちのように業界に浸かっている者の感覚からすると、正道があまりに素直に成長し過ぎていることに違和感を感じたが、こどもの虐待や、家庭の問題について、また、そこからの救済が描かれていた。映画「怪物」では、まるで坂本龍一のaquaによって救い(あるいは絶望)を実現しようとしているかのようだったが、さすがにこの小説では、そのあたりは丁寧に描写されていた。それでも、私たちのように現場で実際に出会っている人間からすると、現場のリアリティの方が小説を上回っていると言わざるを得ない。もっと言えば、現場の圧倒的なエネルギーに小説は負けている。このテーマと向き合うには、中上くらいの力がいるのだろう。それでも、難しいテーマに挑んでくれた作家を尊敬するし、作品としては素晴らしかった。読後感も良い。
蛍たちの祈り Amazon書評・レビュー: 蛍たちの祈りより
4488029299