13月のカレンダー
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あらすじ
勤めていたバイオ企業を辞職した侑平は、父方の祖父母がかつて住んでいた愛媛県松山市の空き家を訪れていた。両親が離婚し、祖父母が亡くなって以来疎遠だった父から連絡があり実家を売ると言う。身勝手な父に反発を覚えたが、15年ぶりにその家に足を踏み入れた侑平は、祖父の書斎の机に積み上げてあった書類の中から、十三月まである不思議なカレンダーと脳腫瘍で余命いくばくもない祖母の病状を綴った大学ノートを見つける。その中に「寿賀子、『十三月はあったのよ』という」と書かれた一文が。祖母を知る関係者と接するうちに、導かれるように広島の地へと辿り着き、自らのルーツを知ることになり……。太平洋戦争終結から80年。愚かな戦争の記憶を継承する、至高の大河小説。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
13月のカレンダーの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
13月のカレンダーの総合評価:
9.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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重大な過ちで道を見失っていた彼が、
自らのルーツを追うなかで、
衝撃の事実に触れ、再び歩き出すための糧を手にします。
原爆の悲惨さが骨身に染みて感じられる作品でした。
不幸にも喪われたおびただしい命、
そして生き残った人々の身体のみならず
心まで蝕み続けた深刻なダメージ、
無関係なはずの人生さえ暗転させた哀しき連鎖。
言葉が出ないです。
公的支援の遅れや、差別・偏見から
抱いてしまう負い目など、
この作品に学ばせてもらったことは多岐にわたりました。
あの日、あの地に、
引きずり込まれるかのような読書体験は
恐ろしくもありましたが、
その痛みは私に必要なものでした。
(対象年齢は13歳以上かな?)