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ゆるやかに生贄は
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ゆるやかに生贄はの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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新潮文庫の「海外名作発掘」シリーズの6月刊。本邦初訳。 今月もまた金鉱発掘と思う。 以下のレビューにはネタばれありません。 原題は「The Expendable Man」。ドロシィ・B・ヒューズの最終長編で、1963年に刊行され、1964年のエドガー賞最優秀長編賞の候補となってる。 この年の候補は、本作品、クィーン『盤面の敵』、アンブラー『真昼の翳』などの5長編で、最優秀には『真昼の翳』が選ばれている。 また、本作品はキーティングが1987年に刊行した『海外ミステリ100選』で、59番目(年代順)の作品に選ばれている。 それで、本書は、それまで伏せられていた(明記されていなかった)重大な事実が前半5分の1を過ぎたあたりで、読者に明かされるという形式を取っているため、うっかりしたことを書くと、ネタばれレビューになってしまう。 それで、本書については、たいへん面白かった、傑作と思う、「海外名作発掘」素晴らしい、で終わりたい。 でも、ちょっとだけ・・ カバーあらすじも、帯の三人のレビュー引用もネタばれないように頑張っておられると思う。 しかし、個人的には、5分の1以後の展開が面白いので、読む前に重大な事実を知ってしまった方でも、この本は充分面白く読めると思います。 蛇足 キーティングの本では、ネタは完全にばらされている。 | ||||
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