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ブラックボックス
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ブラックボックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 21~40 2/3ページ
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ロードバイクで書類配送の仕事をしているキレやすい男の日常と、キレて傷害事件を起こしてからの刑務所生活を描く。一人称の細密な記述が二十世紀初頭の「意識の流れ」文学のようである。叙述の技術は大したものだが、エキセントリックとはいえどこにでもいるような男であり、意外な展開や思考はまったくない。最初から最後まで「そうなるよね」としか思えず、「これ、書く意味あった?」との疑問が出てくる。もちろん筆者には書く必然性があっただろうから、読者にとって読む意味があるかどうかということ。まだ社会の実相をそれほど知らない学生くらいの若い読者には勧められるかも。もう人生のあらゆる側面を見てきてしまったような年配の読者には特にお勧めしない。 | ||||
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芥川賞はもう信じられないです! もともと芥川賞も直木賞も出版社の都合で始まった販促のための賞だと言う事を象徴するような小説です。 まず文章が読みにくい。 自転車の専門用語が理解出来ません。 主人公の思考にも感情移入出来ない。 序盤で退屈で読みやめてしまいました。 そして単行本の値段は異常に高い! 電子版も内容と比較して高額過ぎます。 購読には注意してください。 芥川賞の価値はコロナ禍における非正規労働の若者の苦悩にある事だけ納得出来ます。 しかしコロナ禍における非正規労働の苦悩は重要なテーマなのでもっと他の表現方法で小説として残して欲しかったです。 レビューを読んで頂きありがとうございました。 | ||||
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エネルギッシュな作品だ、とは分かる。 しかし内容はよく分からない、気になる所を何遍読み返しても腑に落ちない。 残念ながら作者の感性について行けない。 冒頭からの自転車のシーンは素晴らしい。 都会の中で疾駆し転倒し、整備し又出て行く、この部分の描写は秀逸だと思う。 しかしその後刑務所に入りゴタゴタの中で思い至る、と言うのだが、何に気付いたのか今ひとつピンと来ない。 変わったことを認める、昨日と似てはいても今日と明日は違うと言う。 そうすればループから抜け出し遠くに行ける、ちゃんとすると言う事だろうか。 30歳を目前にした、いわゆる普通に人と調和して働くことのできない男のマグマが時として爆発する、と言うのはいつの時代でもある事だと思う。 それが今風の環境のなかでエネルギッシュに描かれていると無理に納得した。 年齢を重ねた身としては、ただよくわからないが羨ましいなあと思う。 | ||||
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物語自体はあまりおもしろくないけれど、5時間もあるナレーションは良かったです。 聞いたことないナレーターさんでしたが、声が良く、子供の寝かしつけに最適です。 語学力もあがるし、いいことだらけでした。子供が本にも興味がでてきて感謝してます。 | ||||
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主人公は衝動を抑えられない部分がある、というところ以外は(勉強が得意ではないタイプの)普通の人であって、 衝動を抑えられない、という違いによって少しずれたレールがどこに繋がっているのか、という話だと思いました。 作中には主人公のように普通の人で、衝動も抑えられる人も出てきますが、主人公のようにその先に行かないだけで、そこからどこに行けるというものでもありません。 私自身が配送の仕事をやっていますが、転職となると、未来に続いていく選択肢があるとは感じませんので、主人公を取り巻く環境と心情に共感できました。 | ||||
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芥川賞受賞ということで期待していましたが、 特に感動もなく、正直苦痛でした。 唯一の救いは、ナレーションの声が聞き取りやすかったということ。 おかげで、なんとか最後まで到達。 他の本もこの人に読んで欲しいなぁ。 本の内容は星1だけれど。ナレーションで+2 | ||||
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新宿近辺に住んでいるロードバイク好きの人が書いた恐らく精神障害を患っているであろうクズ男の話。それ以上でもそれ以下でもない。 | ||||
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いいと思う。特に新しいとは思わない。カッとしやすくて、集中力が無くて、自己肯定感が低くて、何とかしたいけどどうしていいかわからない若者。まさか、元自衛官とは思わなかった。まさか、刑務所に入るとは思わなかった。 私はこういう人生を送ったことが無い。でも、自分がこんな人間だったらこうなってしまうのかな、と思って内容がスンナリ受け入れられた。これを私という人間がどう受け止めるのか、というのは個人的な問題。だけど、読む価値があったと思った。私はこうは生きないから。 | ||||
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ストーリーは、進まず、 主人公がグダグダ考えるのみ。 自転車でこけただけの描写で、何ページ使うんだ。 芥川賞との事で、頑張って読んでが、途中で挫折しました。 | ||||
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ロードバイクに昨年からはまったひとりとして、最近注目されている食品配達業務や非正規に将来不安の世の中。まさに現代を象徴するレールを外れたら人生転げ落ちると、生身の人間が運転する自転車という、ちょっとのアクシデントで再起不能になる危うい存在。 そこから何とか這い上がろうとしても、倍増するストレスには報われない諸待遇に天を仰ぐ。 前半のバイク便での描写は非常に生臭いリアリティ満載で好きでした。 収監後の話で自己の振り返り描写も良かったですが、出来ればもう少しバイク便での生活描写を書いてほしかったです。 それよりも流石芥川賞作家さんだなぁと思ったのは、コロナ発生前に未知のウイルスの話や、ロシアの北海道侵攻の本を未来でも予見できるかのように出版されているところです。 当然、その二冊も購入決定です。 | ||||
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いわゆる’’終わって(い)る’’人間の日々を書いた作品。作品の内容に関して要点には触れないが、個人的にとてもおすすめの作品。現代に生きる上でどこか違和感や疎外感、疑問を持つ、特に若者におすすめの作品であると感じた。 ロードバイクについての用語がわからない部分は確かにあったが、さほど気にならない。描写が細かく、情景が浮かびやすい点、難しすぎる用語、表現が少ない点などは高評価。是非、事前の情報無しで読んでみてほしい一作。 | ||||
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何のために必要なのかわからない文章が多く、表現も稚拙なものが多い。このことによって頭にスムーズに入ってこない上に、160ページにしてはストーリーがとても薄口に感じる。芥川賞どうこうや、予備知識などは誓って一切ない状態で読んだが、シンプルにおもしろくない。 | ||||
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サクマがパンチするたびに未来が変わるSF小説です。 | ||||
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いい年してウーバーイーツで生計を立ててるロードバイク好きとしては前半の細かい描写がかなり刺さる。 1990年代を「フリーター」として過ごした20代。 あれから時は流れて2022年、個人事業主としてウーバーやアマゾンの配達で食いつなぐ40代。 結局、会社というシステムで生きられずその日暮らしを続ける本質は変わらない。 それでもとりあえずは食べていける。 何か法に触れる訳でもない。 将来のこと、具体的なことは先送りして目先の生活だけをこなしていく。 そんな生き方を選ぶ人が増え、自由と自己責任の象徴としてロードバイクと仕事いうテーマが芥川賞受賞に繋がったのでは。 | ||||
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前半はごく最近の世相を綺麗に反映している。 一方で後半は普遍的なテーマを扱っている。 どちらもうんうん、と頷ける内容だった。 比較的平素な言葉で書かれていた。 | ||||
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主人公のキャラが受け入れられるかで、この作品は評価が変わる。僕にはあまりなじめなかった。 自転車配達人の仕事模様が分かるのは面白い。だが、主人公の人格が未熟で、納得がいかないとすぐ相手を殴ってしまう。 ここに共感があるかどうか。 | ||||
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とにかく読んでみましょう | ||||
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序盤は、生活環境や自転車の描写が稚拙だな、と感じたかな。でも、社会に上手く収まらない主人公を描く手法だろうし、社会と適度に交われない主人公のもどかしさに共感できた中盤からはスラスラ読めました。 たぶん、何事にも上手く適合でき、世の中に対し窮屈さを感じない人には、分からない苦行の世界かな。 自分もキレる心を持ち合わせてるので、若い頃は抑えるのが大変だったなーとか、今まで大事にならないでよかったなー、なんて過去を鑑みながら、主人公に感情移入できました。。 そして、このタイプの人間の生き方や苦労を、少し考えさせられましたね〜。 | ||||
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説明的な文章が多い上に、その内容も読み手の立場から、特に興味を惹かれないものが多かった。何をもってこの作品が芥川賞に選ばれたのか、選考委員の論評も読んだうえでこの作品を読んだが最後まで理解できなかった。読んでいて退屈で、最後は与えられた業務のように読み終えた。文学ってこういうものなんだろうか?真に面白い作品というのは、紙の冊子でしかないちいさな本に、自分が引き込まれるように時間を忘れて読んでしまうものだ。残念ながらこの作品はそのようなものではなかった。 | ||||
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何が伝えたいのかさっぱりわからない作品でした。 | ||||
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