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PRIZE プライズ
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PRIZE プライズの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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| パワハラ主人公が最後まで自己中心的で不快。最後まで改心することがない。 自らの傲慢を顧みることもないし、他人を思いやることもない。 到底好きにはなれない。 主人公本人は自分の性格を男だと思っているらしいが、男の風上にも置けない。こんな男がいたら軽蔑するだけだ。 他人に精神的物理的暴力を振るい、感情のままにがなり立てて追い詰める。 周囲の人間の優しさにおんぶに抱っこしつつ、うまくいかないときは駄々をこね、都合が悪くなると弱い自分を演出し、悪いのはアイツラだと吠え立てる。 そんな弱い自分を肯定するな。これでいいなんて思うな。 こうとしか生きられないなどという考えで逃げるな。 作家なら許される?そんなわけないだろ。 話としては面白いかもしれないが、決して高評価はできない。 | ||||
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| 新川帆立がこれ読んで自分のことかと思ったそうだが、そんなわけあるか。もっと別のところに、ちゃんとしたモデルがいるんだよ……。 | ||||
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| 噂通りの恐ろしさ! 本文中にも出てきたが、後世の読者からすれば、芥川賞をとれなかったとしても、太宰は太宰であるだけで偉大。しかし本人は? 赤裸々な裏側を惜しみなくさらけ出し、創作という至高の体験を謳い上げる。 本書では主役の小説家と同等に、編集者の存在感もまた凄い。時に危うさを感じながらも作家と一心同体になり、作品を産み出す彼等の姿には羨望を感じ得ない。 これだけ心を砕き、時に人生を賭けてまで産み出した小説を、我が子同様に思うのも無理は無い。その作品を思う存分堪能できるのだから、読者冥利に尽きると言えよう。 本が好きな人は幸せである。 | ||||
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| メンヘラパワハラおばさん作家と洗脳され業務範囲を逸脱女性編集者の「い・け・な・いルージュマジック」!以上! | ||||
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| 最後はドンデン返しがあり、すっきりでした。 破天荒な登場人物が多いですが、出版業界はこれぐらい尖っていないとやっていけないのかもしれないなと勝手に考えました。 軽井沢の別荘でワインなんて、バブリーでいいな。 | ||||
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| 作家カインと編集者千紘の話でした。昔、編集者に憧れていたので、最初は千紘に共感して読んでいましたが、後半で、千紘の周囲と人たち同様に、だんだん心配になってきました・・・。社内教育や常識で分かっているはずなのに、一線を越えてしまったのは、カインを崇拝するが故に、だんだん脳のたががはずれ、自分で自分を洗脳してしまった、ということなのでしょうね。その他、登場人物のモデルが誰なのかを検索して納得したり、直木賞の舞台裏についても読むことができて、楽しかったです。(一点、カインの言葉遣いが荒いのが、気になりましたが、作家でこんな言葉遣いする方もいらっしゃるんでしょうかね) | ||||
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| 直木賞とは、単なる称賛欲求を満たすためのものではなく、「書きたい衝動」や「志の高さ」に応える賞である。この根本的な齟齬こそが、流行作家・天羽カインを内側から蝕んでいく。 作品とは作者だけのものか、それとも編集者との共作なのか。本作は、この根源的な問いを突きつける。『テセウスの船』の寓話が引用されることで、「主体と変化」「所有と変容」というテーマが鮮やかに浮かび上がる。 この問題は、子育てにも通じると感じる。 子供の人生は親の所有物ではない。親は一時的な伴走者にすぎず、やがて手を離し、子供自身の歩む道を尊重しなければならない。さもなければ、二人して足をもつれさせ、共に倒れる危うさを抱えることになる。というのは、本書の指摘の通り。この教訓は、読後、胸に鋭く突き刺さった。 さて、石田に悪意あるメッセージを送りつけたのは誰だろう。夫では安直。サカキ? | ||||
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| なんと対比の美しい小説だろう。 天才肌の市之丞と努力家のカインの対比もいいが、一番はやはりカインと千紘の対比だ。物語が進むにつれて、カインは自分の作品を客観視して描けるようになる。きっかけは直木賞選考員の一人、荻尾今日子による痛烈な批判である。 「作者が先に泣き出してどうするの。登場人物それぞれを冷徹に突き放すくらいでなくてどうするの。寄り添うどころか行き過ぎて同化してしまうから、会話も地の文も説教くさく響くのよ。」(p,276) ここからカインは自分の作品と適度な距離を保てるようになる。 対して千紘は天羽カイン、ひいてはカインの作品とますます同化していくことになる。 「作家・天羽カインのことならもう全部わかる。自分だけがほんとうの彼女を知り、他の誰より深く理解している。もしかすると当のカイン自身よりも···。」(p,317) 「これらの作品一つひとつに、幾たび救われてきたことか。すべての文章、すべての言葉が自分の奥深く食い込み、心と身体の一部となって、もはや境目もわからない。」(p,349) 果たして、作家とその作品に同化し過ぎた千紘はどうなるのか。(ここからネタバレを含みます) 編集者としての一線を越えた千紘は強い後悔に打ちひしがれる。ただ、最終的に救われる。その救われ方がまた美しい。ここが一番好き。 「あなたを、許さない。」(p,377) この文言は、p,325の「許さない」と「許したわけじゃない」の意味の違いを説明する場面を受けている。 この場面で、「許したわけじゃない」は新しい関係性への最初の光みたいなものだと説明される。ここから推測するに、p,377の「あなたを、許さない。」は、これまでの関係性への最後の闇、つまり、二度と光など射し込ませない、金輪際関わらないという意志の表明だと考えられる。 これがなぜ千紘にとって救いとなるのか。それは「何も言わないことがいちばん残酷な批評」(p,264)だからだ。 無関心は最上の拷問である。カインは無関心を貫いてもよかった。しかしカインは千紘に対して一生許さないと宣言する。相手を「許さない」ためには、相手に関心を持ち続ける必要がある。だから「あなたを、許さない。」は、千紘に対する関心を持ち続けるという意志の表明なのだ。 | ||||
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| 作者が本作で取りたい/狙ってるのは本屋大賞だったりして(笑) | ||||
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| 天羽カインの振る舞いが最初は傍若無人のように思えましたが、読み進めていくと自分の作品に物凄く純粋な作家であることが伝わってきました。終章前ページの一文は強烈でした。面白かったです! | ||||
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| 2025年最初に出て、おそらく2025年最高峰の小説であろう。 小説家小説は結構トレンドな気がするが「PRIZE」が決定版でいい。 著者ご本人は「本屋大賞が取りたい」と雑誌で仰っていたが、これで取りそうだ。(直木賞は取ってるし。) これを凌ぐ作品が出てくれば喜ばしい事である。 不自然さを感じるシーンが見当たらない。 カインはじめ、一人残らず全員嫌な奴だが、全員絶対悪ではないためすごく『わかって』しまう。 自分がどれかには必ず当てはまってしまう。 ラスト、急転直下とはこのことか。380ページ、ラスト100ページは体感3分。必読。 | ||||
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| 本屋大賞はとった。 クセつよのベストセラー作家と担当編集者との関係とは。 作家、そして編集作業の内幕を赤裸々に暴露する。 圧をかけ、うるさ型の作家と黒子の担当編集者の二人三脚が作り上げる。 どうしてもとりたい直木賞に向けて。 | ||||
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| テンポがよく、一気に読みました。 生身の人間の心の内側を見せられた感じです。 でも、読後感はよかった! 面白かったです! | ||||
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| ●直木賞に携わる人たちの胸の内は生々しく痛々しい。死にもの狂いで獲得しようとするもの、全力で支援しようと 覚悟する者、中立性を保とうと苦悩する者。特に主人公カインの人物構築は素晴らしく、賞獲得に対する執念は半端 ない。肌がヒリヒリするほどの緊迫感を味わえる。最後までこの気持ちを持続させる筆力はさすが直木賞受賞作家で ある。 どのような結末を用意しているのかページを繰る手ももどかしい。予想を上回るラストには驚かされた。これは、 サスペンス小説かと。 一方著者はオール讀物、週刊文春、文藝春秋などを頻回に紹介し、出版社への忖度が垣間見える。いや露骨に顔を 出していて思わず笑ってしまった。加えて北方謙三氏を連想させる作家を登場させたりで、楽しく読み進められた。 本書「PRIZE」は直木賞受賞作家だからこそ書けたテーマなのだと思う。 | ||||
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| 人間の本性をみた。性欲そのものだ。究極の性愛小説だ。あれのバイブル。 | ||||
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| 一気読み。 ここまで言っていいんかい状態で読み進めて、ぐんぐんと引き込まれ、最後は少し涙が出た。 とんでもない作品。 | ||||
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| とても面白かった。エンタメ度も文学度も高かった。 実写でドラマや映画になるとしたら、天羽カインは誰だろう。 加賀まりこと泉ピン子を思いついたが、いま50歳前後だと誰だろうか。 暴力的な物言いが似合う人でないとだめなので難しいなと。 | ||||
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| カイン先生の内心の声が怖いし、編集者女子の内心の声と行動も怖い。さらに、これを読んで自分のことかと思ったという作家の新川先生も怖い。女性を人間として理解できなかった感のある漱石の作品がもてはやされた時代から思えば遠くへ来たもんだ。全ての男性にオススメ(しかし、女性読者の感想はどうなんだろうか、共感する、あるいは村山先生ここまで書かないで、かな)。自分の奥さんのことだってどこまで理解しているかわからないしね。男のえげつなさは別の形で発現しているようだし。最近の公になったやり取りでは、山形浩生の新刊本に感想を寄せた大森望のきつい一言を参照(中の人たちの事情は全然わからないが)。 | ||||
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| 馳川周、南方権三、宮野みゆき、藤本義仲、小泉茉莉、一条院静馬、萩尾今日子など大御所作家はすぐわかるのですが、この傲慢で欲望むき出し、大人の他人を大声で罵倒するだけの主人公にはなかなか感情移入ができません。 「欲しいのは富ではない。栄誉だ。賞だ。」とまで言いきるならもっと達観して、後輩の育成に尽力することや社会貢献を考えたほうが現実的だと思います。 また、相棒となる女性編集者も明らかに業務範囲を逸脱しており、経費の使い方、勤務形態などは管理の側からすると明らかに懲戒処分の対象となりとてもやっかいな部下となっています。 さんざん小馬鹿にした校正者の役割についても「P・79 (軽トラの)砂利を踏むタイヤの音が360CCのエンジン音」という記述がありますが、さすがに軽トラといえども排気量は660ccですので実際の校正者は見逃しているのでしょうか? どうも後味が悪い小説なのですが、ラストだけはさすがに予想できずこの作家の力量と自分は直木賞を取っているという余裕を感じました。 | ||||
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| なのに夢中になって読んでしまった。 見栄っ張りで自分本位な天羽カインには何一つ共感することがなかった。 終わり方も腑に落ちなかった。 文芸書の作られ方、売られ方、そして直木賞の決まり方など、非常に新鮮で知らない世界を覗き見るような体験ができた。 実在する作家がモデルになっているのが何ともわかりやすく、これは○○先生がモデルだななんて想像するのも楽しかった。 しかし天羽カインのような人、自分は好きじゃないし憧れないな。 ☆は5つです。 | ||||
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