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PRIZE プライズ
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PRIZE プライズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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作者が本作で取りたい/狙ってるのは本屋大賞だったりして(笑) | ||||
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天羽カインの振る舞いが最初は傍若無人のように思えましたが、読み進めていくと自分の作品に物凄く純粋な作家であることが伝わってきました。終章前ページの一文は強烈でした。面白かったです! | ||||
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2025年最初に出て、おそらく2025年最高峰の小説であろう。 小説家小説は結構トレンドな気がするが「PRIZE」が決定版でいい。 著者ご本人は「本屋大賞が取りたい」と雑誌で仰っていたが、これで取りそうだ。(直木賞は取ってるし。) これを凌ぐ作品が出てくれば喜ばしい事である。 不自然さを感じるシーンが見当たらない。 カインはじめ、一人残らず全員嫌な奴だが、全員絶対悪ではないためすごく『わかって』しまう。 自分がどれかには必ず当てはまってしまう。 ラスト、急転直下とはこのことか。380ページ、ラスト100ページは体感3分。必読。 | ||||
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本屋大賞はとった。 クセつよのベストセラー作家と担当編集者との関係とは。 作家、そして編集作業の内幕を赤裸々に暴露する。 圧をかけ、うるさ型の作家と黒子の担当編集者の二人三脚が作り上げる。 どうしてもとりたい直木賞に向けて。 | ||||
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テンポがよく、一気に読みました。 生身の人間の心の内側を見せられた感じです。 でも、読後感はよかった! 面白かったです! | ||||
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●直木賞に携わる人たちの胸の内は生々しく痛々しい。死にもの狂いで獲得しようとするもの、全力で支援しようと 覚悟する者、中立性を保とうと苦悩する者。特に主人公カインの人物構築は素晴らしく、賞獲得に対する執念は半端 ない。肌がヒリヒリするほどの緊迫感を味わえる。最後までこの気持ちを持続させる筆力はさすが直木賞受賞作家で ある。 どのような結末を用意しているのかページを繰る手ももどかしい。予想を上回るラストには驚かされた。これは、 サスペンス小説かと。 一方著者はオール讀物、週刊文春、文藝春秋などを頻回に紹介し、出版社への忖度が垣間見える。いや露骨に顔を 出していて思わず笑ってしまった。加えて北方謙三氏を連想させる作家を登場させたりで、楽しく読み進められた。 本書「PRIZE」は直木賞受賞作家だからこそ書けたテーマなのだと思う。 | ||||
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人間の本性をみた。性欲そのものだ。究極の性愛小説だ。あれのバイブル。 | ||||
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一気読み。 ここまで言っていいんかい状態で読み進めて、ぐんぐんと引き込まれ、最後は少し涙が出た。 とんでもない作品。 | ||||
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とても面白かった。エンタメ度も文学度も高かった。 実写でドラマや映画になるとしたら、天羽カインは誰だろう。 加賀まりこと泉ピン子を思いついたが、いま50歳前後だと誰だろうか。 暴力的な物言いが似合う人でないとだめなので難しいなと。 | ||||
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カイン先生の内心の声が怖いし、編集者女子の内心の声と行動も怖い。さらに、これを読んで自分のことかと思ったという作家の新川先生も怖い。女性を人間として理解できなかった感のある漱石の作品がもてはやされた時代から思えば遠くへ来たもんだ。全ての男性にオススメ(しかし、女性読者の感想はどうなんだろうか、共感する、あるいは村山先生ここまで書かないで、かな)。自分の奥さんのことだってどこまで理解しているかわからないしね。男のえげつなさは別の形で発現しているようだし。最近の公になったやり取りでは、山形浩生の新刊本に感想を寄せた大森望のきつい一言を参照(中の人たちの事情は全然わからないが)。 | ||||
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馳川周、南方権三、宮野みゆき、藤本義仲、小泉茉莉、一条院静馬、萩尾今日子など大御所作家はすぐわかるのですが、この傲慢で欲望むき出し、大人の他人を大声で罵倒するだけの主人公にはなかなか感情移入ができません。 「欲しいのは富ではない。栄誉だ。賞だ。」とまで言いきるならもっと達観して、後輩の育成に尽力することや社会貢献を考えたほうが現実的だと思います。 また、相棒となる女性編集者も明らかに業務範囲を逸脱しており、経費の使い方、勤務形態などは管理の側からすると明らかに懲戒処分の対象となりとてもやっかいな部下となっています。 さんざん小馬鹿にした校正者の役割についても「P・79 (軽トラの)砂利を踏むタイヤの音が360CCのエンジン音」という記述がありますが、さすがに軽トラといえども排気量は660ccですので実際の校正者は見逃しているのでしょうか? どうも後味が悪い小説なのですが、ラストだけはさすがに予想できずこの作家の力量と自分は直木賞を取っているという余裕を感じました。 | ||||
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なのに夢中になって読んでしまった。 見栄っ張りで自分本位な天羽カインには何一つ共感することがなかった。 終わり方も腑に落ちなかった。 文芸書の作られ方、売られ方、そして直木賞の決まり方など、非常に新鮮で知らない世界を覗き見るような体験ができた。 実在する作家がモデルになっているのが何ともわかりやすく、これは○○先生がモデルだななんて想像するのも楽しかった。 しかし天羽カインのような人、自分は好きじゃないし憧れないな。 ☆は5つです。 | ||||
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鬼気迫るとはまさにこのこと。 直木賞を取れないベストセラー作家とその編集者を取り巻く群像劇。 誰が正しくて、誰が正しくないのか。そんなことを問われる傑作だったと思います。 実在の大御所作家がもじって登場したのは笑いましたw | ||||
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レビュアーの皆さんの、興奮気味の面白かったという感想、まったくの同意です。 その上で、この作品が異様な凄みを放っているのは、「直木賞」「オール讀物」「文藝春秋」といった実名の存在なのではないか、と思いました。 これらの固有名詞が、作品を強烈に現実世界に結びつけていて、そこに著者の気迫を感じます。フィクションに遊びながらも、作者の主張として受け取ってしまいたくなる部分も多く、優れた現代批評であるところがまた考えさせられます。 | ||||
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面白かった!登場人物たちへの印象が2転3転してどきどきした。カイン先生の気性は激しいし、千紘はやべーし、受賞要件は摩訶不思議。 | ||||
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研究者として論文出版と賞を狙う自分。論文の査読者や賞の審査員としての自分。そして科学雑誌の編集者としての自分。その全ての立場での自分を全登場人物(主人公の小説家、文学賞の審査員、編集者)に重ねて読んでしまうと、その登場人物全ての心情がグザグザと心に突き刺さる。 この小説は、「白」ムラヤマでも「黒」ムラヤマでもない、「メタルカラー」ムラヤマで、そのメタルでできたナイフのエッジは、触るとスパッと切れてしまうぐらい効きすぎている、「プロフェッショナル真剣緊張」小説。 | ||||
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直木賞を狙う作家が、熱意をもって献身的に支える担当編集者とともに、受賞に向かって二人三脚で進んでいく話です。 とにかく、圧巻でした。 今回、この本を読んで思ったのは、村山由佳さんはプロとして「読ませる」作家なのだということ。 惹きつけられるなんてもんじゃなく、ぐいぐい惹きこまれるくらいの引力がありました。 表現力しかり、展開の上手さしかり、各キャラクターの特徴しかり。 ただ、読み始めてまず、天羽カインの性格・行動・発言のキツさが強烈で際立つため、ここでゲンナリしてしまう方も多いかもしれません。後半まで読み続けると、それを越えた、この小説の面白さがよく分かるのですが。 内容としては、それほど派手ではありません。 だって、主人公が文学賞に向かって頑張っていく、というシンプルな筋書きなのだから。 でも、同じテーマや題材で村山由佳さん以外の人が書いた場合、これだけレベルの高い小説を書ける人はどれだけいるのかな、と思うわけです。 線香花火が散ったあとでも火花の影が目の奥にしっかり残っている、そんな読後感でした。 | ||||
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圧倒的な筆力で、読者までもが読者であることを許されず、当事者として作中の出来事を体験してしまう。読書中、「そうそう。そうなの!」と頻りに感じていたのですが、そういう私はもちろん作家ではなく、出版界の者でもなく、ただの勤め人。村山さんの筆力と、あとはやはり作家という存在が極めて人間くさい存在であり、そのリアルを追求すると、誰もが唸る物語になってしまうからなのでしょうか。誰にでもオススメ出来る本でした! | ||||
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売れっ子作家が現状に満足せず直木賞を受賞したいと望む話で、一般人には理解が難しいハイレベルな悩みのはずなのに、物語を半分読み終える頃にはその呪いのような渇望の切実さがわかるようになっていました。 作家が書く作家の話は数あるけれど、一流の作家さんが描く嘘か本当か見分けがつかないエピソードの数々はやっぱり面白く、最高でした! ストイックそうに見えて実は爆発するような激しさと熱さを胸に秘めたカインのキャラ造形がとても良かった。 | ||||
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キャリアが長く人気もあるラノベ出身一般小説家・天羽カイン。作品の映像化や本屋大賞受賞まで経験しているのに、何故か手が届かないのが直木賞。ノミネートは二度経験しているものの、選評は辛め。なぜ自分は賞に手が届かない? 私のどこがいけないの? ……というのが物語の入口。承認欲求にとらわれた天羽は、担当編集者はもちろん、販売部長まで呼び出して詰めるようになっている。他に主な登場人物として、自分のファンだった情熱のある若手女性編集者と、ベテランで付き合いの長い男性編集者(出世して直木賞選考会の司会進行を務めるまでになっている)、態度がでかく強情な新人男性作家が置かれる。 最初は、いったいどこが着地点になるんだろうという興味で読み進めた。直木賞、とれる? とるとしたら何をどうやって? それとも、承認欲求を掘り下げる心理小説みたいな感じになるのかな(それだとあんまり面白くないかも……)などなど考えていたものの、物語の展開はそんな想像をすべて上回り、途中からはページを繰る手が止まらない。「これは……死人が出るぞ!」「誰が誰を殺すんだ!? あいつがあいつを? でもこの人物も意外と怪しいかも!」ああ、これはサスペンス要素の強いどエンタメ小説だったのだ……と終盤になって気がついた。そして驚きの展開と、意外なほどに爽快感の強いラスト。本当に面白かった! 年初からいいものを読ませていただきました。 もし評価が分かれるとしたら、主人公の激しさと「詰め癖」かな? 主人公に共感したくて本を読むタイプの人は嫌悪感が出てしまうかも。距離を取って読むとすごく面白いんだけど……。待ち会のシーンなど何回か爆笑してしまいました。 もちろん村山さん本人はこんなことをしてないそうですよ!(文春オンラインのインタビューより。)当たり前だよね。 そういえば、誰が見てもモデルが明らかな小説家さんたちが多数登場するのもちょっとおもしろかった。北方謙三はちょっとかっこいい役すぎる!笑 | ||||
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