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近畿地方のある場所について
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近畿地方のある場所についての評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 41~60 3/6ページ
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| 映画版は未視聴ですが、リアルタイムでのカクヨムのフォロー、単行本版を読んでいますが、文庫版も読んでよかったです。途中から違和感が増えていき、後半のたたみかけ、閉じた時の読書満足度は高かったです。 あと、物理的な文庫で読んで、段組のこだわりなども感じながら、後少しだな、もう終わってしまうな、ろいう読書体験は電子書籍とは異なるもので、元々のカクヨムとオールドインターネットの一体感との対比的な体験の観点でも、これは文庫版がおすすめですね。 | ||||
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| 話題になってたので文庫本で本作デビューです。ホラーやオバケは苦手だけど未解決事件が好きなもので、映画から入ってトラウマになったらヤバいのでどんな内容か見たかったため。文庫本だけなのかもですが、ラストの話が個人的にとても良く、ただのオバケや怪異に理不尽に巻き込まれた怪談話とは一線を画していると思いました。ラストの話のおかげであとを引く気味悪さが無く読了感が爽やかにまで昇華できていて、ホラー初心者の自分でもその晩眠れないなんてこと無く楽しめました。 面白くてページをめくる手が止まらず、半日で読んじゃいました。 | ||||
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| 話題となった単行本の文庫化です。映画化もされます。おそらく映画はこちらの文庫本の内容になるのでは、と予想しています。 ネタバレにならない程度に違いに触れると、文庫本は結末の核心部分がより物語らしくなっているという感じです。 単行本がどちらかといえば開いた終わり方、文庫本は閉じた終わり方といえるかもしれません。 現代ホラーを牽引する作品に含まれるのは間違いないと思いますので、単行本、文庫本と読み比べても面白いかもしれません。 | ||||
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| 読んだけど文庫本内容違うみたいなんで買いました。映画化され期待を込めて星5です。読了したら追記します。 | ||||
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| 単行本が一気に注目され、映画化までされてもうすぐ封切りというタイミングでの文庫出版。ただ断ってあるように単行本の文庫化でなく、内容は変わっている。それもかなり。 単行本を読んだのはだいぶ前なので記憶が曖昧になっていたが、文庫版で読むとずいぶん筋が通っている印象で、当然ながら完成度を上げたことがうかがえる。ただ、この作品の特徴である、次々と与えられる断片的な情報の渦から読者が自らホラー世界に引き込まれる感覚は薄くなってしまったかも。内容の変化のためか、繰り返して読んだために頭が整理されてきたのか、単行本と読み比べてみた。答えは前者のようだ。これ以上書くとネタバレになるので控えるが、単行本と文庫本を比較して相違やこちらの受ける印象の変化を楽しむのも一興かもしれない。 いずれにせよ高いクオリティのホラーであることは間違いなく、お薦めできる作品だ。 | ||||
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| 単行本が出ているのは知っていましたが、文庫版が出ると聞いて思わず買ってしまいました。以前からネットで話題になっていたホラー小説だと聞いていたので、どんな風に怖いのか興味があったんですよね。実際に読んでみると、これがまた、単行本とは内容が違うというところがポイントで、すでに読んだ人でもまた新鮮な気持ちで楽しめました。 一番良かったのは、モキュメンタリー形式で話が進んでいく点ですね。バラバラな情報が少しずつ繋がっていく感じが、まるで自分も一緒に調査しているような感覚になって、本当にゾクゾクしました。特に、近畿地方のある場所で「山へ誘うモノ」とか「赤い女」みたいな怪異が世代を超えて起こっているっていうのが、じわじわと恐怖を煽ってくるんですよ。これは、普通のホラー小説では味わえない独特の怖さです。他の方の感想でも、このジワジワくる怖さが評価されていました。 ただ、注意点としては、この手のフェイクドキュメンタリーや、断片的な情報から全体像を読み解くのが苦手な人には、少し読みにくいかもしれません。物語としてスッキリ完結するわけではないので、人によってはモヤモヤする部分もあるかもしれませんね。でも、それが逆に「語りたくなるけど語ってはいけない」という、この作品ならではの魅力につながっているとも感じました。 この本は、都市伝説や怪談が好きで、自分で考察しながら読むのが好きな人にはたまらない一冊だと思います。あとは、普通のホラーには飽きてしまって、新しい形の恐怖を求めている人にもピッタリです。読後も頭の中で怪異についてあれこれ考えてしまって、しばらくは近畿地方の山奥には行きたくないな、って思っちゃいましたよ。 | ||||
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| 単行本と文庫本を両方読んだのですが、単行本の方が怪異に触れてしまった&理不尽に巻き込まれる感があって個人的には好きでした。 ただ、文庫本もキャラクターの深掘りがされていて、エモい感じになってたので良いところもありました。 | ||||
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| ここ最近読んだホラー小説の中では群を抜いて面白かったです。 文章は落ち着いてるし、心霊現象も派手過ぎずにギリ信じられる様な描写だし、インタビュー、記事、ネットの書き込みと、ころころ変わる視点も楽しかった。途中までは本当に素直に怖がれて良かった。 だからこそ物凄く期待してしまい、オチと言うかそもそもの因縁には、「え、それだけ…?」となってしまった。この辺もう少し書き込んでも良かったのでは…。 しかし繰り返しますが、途中までは本当に面白怖かったです! 林間学校、安価でのお札屋敷突撃、不動産サイトに映る影、母親が引っ越したマンション、あの辺のエピソードは読みながら、まざまざと場面が頭の中に再生されました。こういうシーンのある小説は再読に耐えうる。 あっという間に読み終えちゃいました。 しかしこれって文庫オリジナルなのね。単行本だとオチはどうなってるのかしら… | ||||
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| 一気読みしました。 面白かったです。サクサク読めます。 | ||||
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| 短編を読み進めていくスタイル。 話を追う毎に、様々な要素が繋がっていく感覚は面白かったが、上がったハードルを越えきれない結末のように思えた。 最後が1番怖くない。。。かな | ||||
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| 元々ホラーものとかよく読みますがすごい楽しめました。映画の残穢を初めて観た時と同じような自分の生活に侵食してくるような気味の悪さでした。作者の他作品も読もうかな | ||||
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| ホラー好きな人は怖くないと思います。 ただ読みやすさ、面白さに関してはお勧めできます。 | ||||
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| さまざまな断片的情報が徐々に集積し、得体の知れない何かに徐々に近づいていく構成になっている。断片情報は、いかにもネット情報にもありそうな通俗的な噂やトンデモ話っぽく見えるが、これらが集められ、「ガチ」らしい情報と組み合わされると真実味と気味悪さが増してくる。いかにもネット時代らしい新感覚のホラーという印象。 25年8月には白石晃士監督で映画公開予定で、それに合わせたらしく文庫版、マンガ第2巻も7月末に発売予定。こうした営業戦略も現代風だ。 | ||||
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| YouTubeの 怖い話 怪談 朗読 で楽しんでからしばらくして原作を読んで最後をしろうと思って買ってみました。 結論まで辿り着いてスッキリ。 ただこの本は一気に読み切った方が良い。 通勤中や休憩時間でちょこちょこ読んでいたら、この話の前はどんなのだったかな?????という時がある。 | ||||
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| ネット・雑誌などに出回る情報の断片やインタビューなどから真相を考察していく、モキュメンタリー型ストーリー。モキュメンタリー好きならば間違いなくお薦めできる。 小出しに情報を与えられることで先が気になり、どんどん読み進んでしまう。作者の術中に見事ハマった気もするが、それはそれでこの本を楽しむ要素となるので良いかと思う。 本は気になった部分を読み返したり、一旦読むのをストップして考えたりということが楽に出来るので、モキュメンタリーとの相性は良いんじゃないかとも思った。 本書は最後まで読んでも一部解き明かされない要素があり、それが不気味さに拍車をかけていた。読み終わった後も「あれはこういうことだったのかなあ・・・・・・?」と色々考えさせられ、余韻もバッチリ残る。派手な演出はないがジワジワと這いよってくる怖さがあり、ホラーとしても楽しめた。 | ||||
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| ネタバレあります。 本の場合は魅力が半減でした。元々ウェブ上で掲載されていただけあって、ウェブならでは仕掛けが本だと台無しであり、ちょっと残念です。 後半「これでおしまいです」と締め、その先も見てしまった読者が呪われるわけですが、確かにウェブなら閲覧をやめる選択肢もありますが、本だと残りのページがあるのでおしまいなわけありませんし、まだまだページ数あるのですから「そら読んで当然やろがい」って最後突っ込んでしまいました。せめて「ここで読むのをやめてください」とか「もうこれ以降は関係ない話しか書いてません」とかならまだ臨場感あったでしょう。 序盤は素晴らしい展開で怖くもあり、怪異の正体も気になりましたが、後半怪異の正体をペラペラと解説してくる人たちのおかげで全然怖くなくなってしまいました。ホラーとはそういうものかしれませんが...。 | ||||
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| 書店をぶらぶらしていたときに、ふと目に入った本。 背筋さんの『近畿地方のある場所について』。 タイトルの不穏さと、書店員さんのポップに惹かれて、即購入しました。 <怖いけど、読む手が止まらない> 読んでいるあいだ中、どこかざわざわするような不穏さがつきまといます。 ホラーだけど、ミステリー的な構造があって、ジャンルではくくりきれない不思議な小説。 一見、コンパクトな物語だけれど、細部まで丁寧に作り込まれている感じがありました。 <解説noteのおかげで整理がついた> 正直にいうと、一度読んだだけでは全体の構造を完全に把握するのはむずかしかったです。 自分はどちらかというと「何度も読み返して検証していく」タイプではないので、 物語のつながりや伏線については、解説noteにかなり助けられました。 理解が進んでから、あらためて「こういう構造だったのか」と感じるところも多く、 読後の“ざわざわ”が、少しずつ意味を帯びてくる。そんな読書体験でした。 | ||||
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| どんな展開になるのか気になって、どんどん読み進めて行きました。 本当にそんな場所が存在するのではないかと、思い検索するとフィクションという事が分かり安心しました。 現実にありそうな話でとても面白かったです。 | ||||
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| 綺麗なオチで読了後笑顔になった。 解決してない謎もあるが、明言されてないだけでなんとなく予想はつく。 王道ホラーにはない独特の気持ち悪さが良かった。 | ||||
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| 母のプレゼントに購入しました。 面白さはお墨付きとなります。 webで全編読むことは可能ですが、 書籍版ならではの良さがあります。 ネタバレになるので詳しくは言えませんが…。 おススメです。 | ||||
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