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流人道中記
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流人道中記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全150件 61~80 4/8ページ
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図書館で借りて読むべき本です。 一種の貴種流離譚です。ただ、ほんとに流離しているだけの本です。 この著者にしては残念な・・・・・・・・・・流離本かな。 | ||||
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発行されて2年が経過しましたが文庫化されないですね。結局ないのかな? | ||||
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青山玄蕃はその時代の世の中を変える志を持ったハードボイルドな男だった。青山玄蕃は太平の世の中で武士の理想を追ったのだった。理想を追った結果、家を潰し、自身は蝦夷地に流される。おかしくなっていた武士の世の中を変えるため、家族を犠牲にしても遂行しなければならなかった使命があった。命の使いどころをよく知っていた玄蕃。振り返ると道中で出会った人々との関わり合いは、命の使いどころを説いていたのだと気づかされる。ここまで強い玄蕃はハードボイルドな男だ。格好いい。押送人の石川乙次郎はきっと玄蕃の志を継いで世の中を変えていくに違いない。乙二郎の後日談も読みたい。 | ||||
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蝦夷地に流される元旗本の青山玄蕃、それを目的地(三厩)まで送る与力見習いの石川乙次郎。書名通り道中記であるのだが、旅で出会う人々との関わり合いが読ませる。最初は武士の矜持さえもたない玄蕃かと思うのだが、だんだんと道中のエピソードを通して玄蕃の思惑というか裏に隠されたものが見えてきそうになる。石川には玄蕃の信念が見えないので、道中でどのように石川が成長するのかも楽しみだ。特に気に入ったエピソードは、盗人の稲妻小僧こと勝蔵とそれを追う賞金稼ぎの野老山(ところやま)、勝蔵の幼馴染で旅籠で飯盛り女をしているお栄との再会エピソード。命を捨ててお栄を救い、金が欲しい野老山も満足させる策を玄蕃が企てる。そんな心をつままれるエピソードが続く。 | ||||
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美品を迅速に送って頂きました。 | ||||
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浅田次郎は素晴らしいと | ||||
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武士の世界を改めて考えさせる | ||||
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人として必要な教えが散見する。 例えば、「苦労人と苦労性は別だ」 「人間が堕落して礼が廃れたから、法ができた」(=人がみな神に近かった清廉な時代には、法によって戒める必要などなかったから。) | ||||
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武家社会の武士はさぞかし結構な暮らしをしていたと誤解していたが、本書を読むとそうではない。次男坊以下は部屋住みでよほどしっかりとしていないといじけてしまう。又、260年もの歴史の重みで人は堕落する。江戸幕府崩壊は、黒船来航をきっかけに自壊したと言って良い。 | ||||
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読売新聞連載時に拝読しました。当初は旗本なのに切腹を拒み流人となった青山さんを嫌悪しておりました。新聞の挿絵の人相もいかにも悪人、卑怯者といった印象でしたが読み進むにつれ引き込まれていきました。最終話でそれまで流人、あんたという呼称が「青山様」と呼ばれたのもかくあるかなです。 かなりの長編ですが最後まで読み切ってください、途中で投げ出しては価値がありません。 | ||||
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こういう物語を書かせたら、さすがに上手い!と言わざるを得ません。しかも、時代物なのに語り手の若与力に「僕」という人称を使わせているのも、優れたテクニックでしょう。それに違和感を感じる面もあるのでしょうが、この作品では成功しています。読売新聞の連載だった様ですが、それだけに、一層、話の興味を繋いで行くのが巧みです。ただ、時として一つの価値観で話を貫いていく傾向が、この作家にはあるだけに、時として荒業めいた展開を感じることがあります。後半がどうなるか? | ||||
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こういう物語を書かせたら、さすがに上手い!と言わざるを得ません。しかも、時代物なのに語り手の若与力に「僕」という人称を使わせているのも、優れたテクニックでしょう。それに違和感を感じる面もあるのでしょうが、この作品では成功しています。読売新聞の連載だった様ですが、それだけに、一層、話の興味を繋いで行くのが巧みです。 ただ、時として一つの価値観で話を貫いていく傾向が、最近のこの作家にはあるだけに、時として荒業めいた展開を感じることがあります。どうも、時代物の傑作「壬生義士伝」に較べると、少々そんな面を感じて仕方がないのです。加えて、妙に教訓めいた、説明調の文章が退屈です。 | ||||
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大名が不倫をして、位を剥奪され、島送りに成り、 若い役人が元大名を島送りの場所まで、護送していく。 道中で起こる、ごたごたを元大名が人間味溢れる方法で解決していく。 終いには、若い役人が元大名の人柄惹かれていく。 | ||||
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一路をドラマで見て以来、浅田次郎さんの時代小説にはまってしまいました。道中記というところは一路と同じで、もともと地図、特に江戸時代の街道に興味がある私にはとても楽しめました。ただ、他のレビューでもあるように、なぜ青山玄蕃がちゃんと自分に非がないことを明らかにせず家をつぶし、家来を路頭に迷わせたのかが全然納得がいきませんでしたが。特に、青山玄蕃の人柄がとても好ましいからなおさら歯痒く、非常にフラストレーションを感じてしまいました。時代背景が、激動の幕末、是非この続きが読みたいなあと思いました。そして、是非ドラマ、ないしは映画化してほしいです。その場合、青山玄蕃は小栗旬さん、乙さんは菅田将暉さんかな。。と、勝手に妄想中。 | ||||
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大変満足して居ます。丁寧な対応でした。 | ||||
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青山玄番の座った肝が素晴らしい | ||||
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玄蕃の魅力が半端ない。 最初から最後まで、まるで一緒に旅してる気分で読んでいた。 著者の博識にも関心するが、物語の面白さ、心が温まる話の数々、「一路」に続いて読んだが、本当に楽しかった。 旅が終わるのが寂しくて先を読むのが惜しいくらい。 そして、最後の押送人の気持ちに共感。(涙) | ||||
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SPECIAL THANKS Rokube Matoya (黒書院の六兵衛) Hairdressing Shinza (一路) | ||||
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主人公の人間味と共をした役人の人柄の混じり合いが興味深かった。 | ||||
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蝦夷までの道程で待ち受ける「人情劇」のオムニバス。 その一つ一つが浅田次郎さんの真骨頂。 貧しさの極みを経験した男だからこそ、人に優しくなれる。 「苦労は人を磨くとは限らない、時に小さくする」 苦労したから出世の免罪符を勝ち取れたのでは無い。 「弱気を助け強きを挫く」これを行動せいと乙に伝える。 玄蕃と俺も一緒に旅をしたかった。 最高のメンターだと思う。 | ||||
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