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アイアムハウス
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アイアムハウスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 61~80 4/5ページ
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この高級住宅街の独特の不自然な雰囲気が、冒頭から印象的。誰もが怪しくて、誰が犯人なのか全く予想がつかない…!そしてラストまで読むと、タイトルがちゃんと回収されていて、なんとも爽快です。いや、最後の最後は不穏なんですが。それも含めて面白かったです。 | ||||
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まずタイトルに興味をそそられました。アイアムハウス……「私は家です」? なんだそれ、という疑問とともに本書を手に取ってあっという間に読み切りました。 序盤からいろいろな謎が浮かんでは絡み合い、後半にかけて徐々に解かれていく流れにカタルシスがあり、ページをめくる手が止まらなかったのです。ある程度長編の推理小説だとミスリードを誘うための伏線めいた描写があっても、それが些細なものだと特に解決を示すことなく物語が終わってしまうこともあるのですが、この本はきっちり辻褄を合わせてくれるのでストレスフリーでした! もちろん奇妙なタイトルにもちゃんと意味があり、そこを読んだときには「やられた感」だけでなく、……あまりネタバレになるようなことは書きたくないので伏せますが、私にとっては衝撃的なものでした。 各キャラクターの性格や設定に、いい意味で裏切られ続けるのもミステリーの醍醐味ですね。自分なりに事件の真相や犯人を想像しながら読み進め、ある部分は当たっていたけどこっちはこうだったか!を幾度も楽しめました。エンターテイメント小説としてレベルが高いと思います。費やした時間と費用に後悔がありません。 アンニュイな美女や溌剌とした好青年、敵味方どう転のぶか油断のならない同僚……各キャラがしっかりと立った上で、主人公の刑事が他の誰にも負けない個性を持っていたところもよかったです。 「死神」の二つ名がつくような風貌と過去、そして怪しい言動。主人公の深瀬は作中であまり自語りをしないので、読者との間に距離感が出るのですが私はその点にも魅力を感じました。全ての真相が明らかになる終局まで興味を惹き付けて離さず、しかも「答え」が出た後でも嫌な気持ちにならないどころか、むしろ一層好ましく思える性格設定は見事です。中年過ぎの年齢となっていますが、深瀬さんのお若い頃はどんな活躍をしていたのか別途読みたくなってしまいました。 犯人の動機や心境、背景事情を知ったときには背筋がうすら寒くなりました。あくまでフィクションなのでしょうが、妙に生々しくリアルで……とはいえ陰鬱なだけでは終わらないラストに、一筋の救いと光が見いだせたので読後感は決して悪くないと思います。 ……最後の一行が示唆する可能性を考えて震えてしまうかもわかりませんけれど笑。私は読んでいて始終楽しかったです。おすすめです! | ||||
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高級住宅地に住まう一家を襲った猟奇殺人事件。 そこの住民たちには独特のルールが存在し、排他的で他者を寄せ付けない。 捜査するのは人と組むことを嫌う、癖のある刑事と、その刑事に憧れる新米刑事。最初は鬱陶しい風にしていた癖のある刑事だが。 二転三転する捜査と、最後に待つ意外な結末。 ミステリの魅力がたっぷりと詰まった一冊だった。 | ||||
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久しぶりにラストに胸を打たれる小説を読みました。途中はモヤモヤすることや、さまざまな情報が錯綜しますが、後半に全てが集約されていく様は圧巻です。一気読み必須のミステリーです!!前作の再愛なる聖槍に続き次回作も楽しみです〜由野先生の大ファンとなっております!! | ||||
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いやー痺れましたっ!読みやすさも物語の構成も格段に上がっていると感じました。ミステリー感もありドキドキ感もあり、網羅的に楽しめました。そしてちゃんと怖い。深瀬刑事の今後、そしてこの先のストーリーが気になりすぎます。続編期待、、これは映像化して欲しいイチオシのミステリー小説です | ||||
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高級別荘地『十燈荘』で、 ある一家が惨殺される事件が起こった。 4人家族で息子は意識不明の重症であるが、 他の家族は全員死亡。 それぞれが自分の好きな趣味まつわる形で 殺されたのだった。 この事件を追っていくうちに、 十燈荘に住む人達の異様な雰囲気を感じ、 過去に十燈荘で起きた妊婦連続殺人事件との 繋がりも見えてきて…と言うお話。 深瀬と笹井のコンビがよかったし、 今後にも期待してる! ぜひシリーズ化して欲しいほどでした。 やっぱりお金持ちの人たちって なんかカースト的な… お金ない人を見下したりとか… そんなイメージが拭いきれない | ||||
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二重にも三重にも仕掛けられた罠、ラストには激震しました。 過去と現在の事件が繋がって謎が解けてく系が大好物なので、たまりせんでした。 見事な伏線の回収は震えます。 前作よりも更に読みやすくなっていて、次回作も楽しみです。 | ||||
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紙の本で購入して読みましたが、今になってKindle版にすればよかったと思っています。紙の本だと、残りのページ数が視覚的にも手の感覚的にもわかってしまい、終わってほしくないのに「もうすぐ終わるんだ」と実感してしまいます。とても面白いミステリで、物語の世界に没頭できる時間がもっと長く続いてほしいと思うほどでした。内容が魅力的で、気づけばどんどん読み進めてしまい、終わりが近づくことを残念に感じました。 次回作にも期待しています。 | ||||
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不気味な雰囲気が漂う場所で人間の表と裏が丁寧に描かれ裏切られて続けます。途中何度も振り回されました。絶望的な状況の中で少しだけ光が見える形が良かったです。 なんとも言えない読後感でした | ||||
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面白かったーー!ミステリー要素たっぷりな作品です。 | ||||
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圧巻。この一言に尽きる。ミステリー小説の類はどうしても張り巡らされた伏線でごちゃごちゃしがちで、途中で飽きて中だるみしてしまうことも多いが、こちらの作品は読者の手を止めることなくむしろついていくのに必死になってしまう面白さだった。 ページをめくる手が止まらないほど、ストーリー展開が意外性の連続。 誰もが羨む高級住宅街で起きた猟奇的な殺人事件。 住人たちに聞き取り調査をするうちに、殺された秋吉家の家族の裏の顔が見えてきて、、、?SNSがもはや当たり前になっている現代を生きる人々の、闇の部分を炙り出した今作。 伏線回収と人間ドラマ、社会風刺の織り交ぜ方が絶妙です。 | ||||
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王道ミステリーの要素と、現代の問題が合わさったような作品。最初から最後まで不穏な空気が漂い終わりの1行まで目が離せません。ミステリーを読み慣れていない方にもお勧めです。 | ||||
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本作は架空の高級住宅街、十燈荘を舞台とした警察物のミステリー小説です。 十燈荘に住んでいた秋吉一家が猟奇的な殺され方をされたことが発覚し、静岡県警の刑事・深瀬肇が現場に到着したところから物語が始まります。 閉鎖的で特殊なコミュニティとして描かれる十燈荘。 それは秋吉一家の殺人が単純なものではなく、その裏には何か大きな陰謀があることをひしひしと感じさせました。 注目のポイントは「不可解な事件に特徴的な殺害方法」「怒涛の展開」「映画やドラマを感じさせる、巧みな描写力で書かれた文章」の三点です。 十燈荘というコミュニティには一体、何が秘められているのか。 そして、秋吉一家を殺害した事件の犯人は誰なのか。 著者の手によって紡がれた見事なミステリーをぜひご堪能ください。 | ||||
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【本作を一言で言い合わらすならば】 「SNS時代の闇と人間関係を巧みに描いた、多重解決ミステリの傑作」 【著書のポイント】 ・複雑な事件の絡み合い:過去と現在の事件が交差し、驚愕の真実が次々と暴かれる展開 ・SNSをテーマにした社会的洞察:SNSに潜む恐怖と現代社会の人間関係の闇を 巧みに描写 ・予想を裏切るクライマックス:ラストまで至る箇所に伏線 以上の3点です。 【初読時の感想】 読者は展開に振り回され、没入感が非常に強いと感じます。 頭の中に「犯人は誰か?」という疑問が次々に浮かび、展開が早く、 気づいたら一気読みしてしまうような作品です。 最後の2行の不穏な終わり方が続編を期待させるものとして特に印象的でした。 【オススメPR】 スリリングなミステリを楽しみたい方、SNS時代の人間関係や社会の闇に興味がある方 にオススメです。緻密なストーリーと驚愕の結末を求める読者にはぴったりの一冊で、 映像化にも期待が寄せられる作品です。 | ||||
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高級住宅街・十燈荘で起きた一家殺人事件は、被害者がそれぞれの「趣味」に関係した死因で亡くなるという残忍なもの。被害者の一人が死の直前に助けをもとめたチャット相手「house」とは? 次々に明らかになる謎に引き込まれ、気が付けば物語の半分以上を読み進めていました。 物語は、16年前に起きた妊婦連続殺人事件にもつながり、さらには深瀬自身が抱える個人的な事情も絡み合い、ますます混沌としていきます。 SNSを巧みに取り入れつつ、古くからある人間の嫉妬や憎しみをリアルに描いている点が印象的。 深瀬と笹井のバディによる捜査も非常に読み応えがあり、警察小説としても楽しめる一作です。 すべての伏線が結末で見事に回収される爽快感は、一度味わったら忘れられません。 | ||||
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処女作でもある再愛なる聖槍に比べ、格段にリアリティや読みやすさも向上し、さらに練り上げられたストーリーだと感じました。最後には胸が締め付けられるような感情を覚えましたが、とてみ良かった! | ||||
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刑事モノ✕ミステリー。 「一体犯人は誰なの?」「なんで!?」 と、めちゃめちゃ振り回された | ||||
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これほど巧みに積み上げられている多重解決ミステリを久しぶりに読みました。 刃物に炎、物騒なものだらけの舞台は国内トップクラスに美しい景観が望める高級住宅街? 最後2ページの真相にはあまりに驚きました。 挟まっていた栞、とてもかわいかったです。大切にします。 | ||||
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ミステリー要素あり刑事ドラマのような場面もあり一気に読みました。ラストは愛を感じる構成になっているのは特徴的ですね! | ||||
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登場人物たちがどういう背景をもって事件に絡みあっていくのか。結末は見えず最初から最後まで愉しめる作品。2作目の今作も、短くもなく、長くもなく、ちょどいいボリューム。映像化したら面白そうだなぁ、と想った。 | ||||
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