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アイアムハウス
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アイアムハウスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 21~40 2/5ページ
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美しい藤湖を見渡す高級住宅街で起きた一家惨殺事件を舞台に、事件の生き残りである息子と、真実を追う刑事の視点で物語が展開するミステリーです。美しい景観と凄惨な事件の対比が印象的で、巧妙に仕組まれた伏線やミスリードにより、最後まで引き込まれました。 登場人物たちの複雑な関係や過去の事件のつながりが少しずつ明かされ、やがて衝撃的な真実が明らかになるラストが秀逸です。人間の心の闇や葛藤をリアルに描いた、スリリングで読み応えのある一冊です。 | ||||
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終盤の伏線回収?は、背景に登場人物の「こんな事情があったんか!」の説明も入れつつその量が多いため、かなり細かく書いてあり面白かったです。(濃密だったのでもっとページ増やして書いても良いと思っいました)。 中盤までタイトルのことをすっかり忘れてて、終盤からどこで繋がるんだと思って読み進めてたけど、ちゃんと回収してくれたんでほっとしました(and納得)。それが作者らしさかも。 6話くらいの映像化してより面白くなりそう! | ||||
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アイアムハウス。 この謎めいたタイトルに、 読む前の段階から まず興味を引かれてしまう。 人の疑惑が疑惑へと次から次へと変わり、 事件が事件を招んでいく。 やがてラストに向かって一気に伏線回収が 畳みかけ驚きの真相に辿り着くことになります。 深瀬刑事の捜査はまだまだ続きそうだ。何度でも読み返したい一冊。 ぜひ「アイアムハウス」映像化して欲しい、、。 | ||||
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普段あまり小説を読まないのですが、知人の紹介で1作目から読ませて頂いております。 仕事の合間に読み始めましたが、どんどん物語に引き込まれてあっという間に半分以上読んでしまったので、後半は味わいながらじっくり読ませて頂きました。 殺人事件特有のおどろおどろしい描写もありますが、登場人物が見事に描かれており、詳細な場面が目に浮かぶようでした。 是非ドラマ化を期待いたします。 圧巻のラストは家族への愛に溢れた筆者の優しい眼差しに涙が止まらなかったです。 どんどん進化されている由野先生の今後のご活躍が楽しみです。 | ||||
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今月読んだ『再愛なる聖槍』のように、過去の事件が絡み合って警察の捜査が輪をかけて複雑になっていきます。また、唯我独尊や私利私欲と言った人間の闇を潜んでいるキャラクターが何人か登場します。不穏な空気が漂っているその中、三人の警察官の目線から物語が交互に語られます。証言の白黒をはっきりさせることがどんどん困難になります。果たして、誰が悲惨な一家殺人事件を起こしたのだろうか。 会話でのやりとりがベースで推察、邪推、詭弁などが小説の殆どを占めています。脳みそを絞りながら読者が錯綜する事件の犯人の正体を突き止めようとしていますが、実のところ、私は全く看破できませんでした。 全てがスムーズに運ばれて、物語の展開の流れが少し順調すぎる気もしました。 ラストで悲痛に暴露される最後の真実にうるうるしてしまいました。「家」の大切さを思い知らされました。 | ||||
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高級住宅街で発生した猟奇殺人の謎を追う本格ミステリ作品。舞台は裕福な方しか住めない閉鎖的な街。アクセスルートも限られており、まるで兵庫県芦屋市にある某高級住宅街のようだ。 本作は刑事目線で事件を追いかけ、現場付近での事情聴取がメインとなる。そのため物語に大きな展開は少ないものの、聴取するたびに新たな供述が取れ、少しずつ真相に近づいていくスリル感が味わえる。 怪しい行動をする登場人物たち、過去の事件との関連、独特の雰囲気がある街。様々な要素が組み合わさり、容疑者が次々と入れ替わることで終盤まで犯人が読めなかった。 また単なる推理小説に留まらず、裏テーマ(?)でもある「家族の絆」は琴線に触れるシーンが描かれていた。特に最後の1ページは良かった。前作『再愛なる聖槍』もそうだが、タイトルを含めた伏線回収がうまい作家である。 | ||||
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なんの目的で、誰が、なぜ今なのか何もわからない。色々推理して読むものの全て当てられませんでした。もう少し一人一人に深みが欲しいところでもあるが、スピード感的に致し方ない。描写力が磨かれさらに映像化を見たくなった。 | ||||
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途中で日を跨ぎましたが、続きが気になりすぎて一度仕事を中断して読了しました。終始ハラハラしながら読み進めました。前作に続き、ユニークな題材のミステリーでした。 分量もサクッと読める程度なので、「久しぶりに小説を読もうかな」と思い立った方はぜひ手に取ってみて欲しいです。小説ならではのドキドキ感を、思い出すことができました。 | ||||
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本作も躍動感のある作品で一気読みでした。ページを捲る手が止まりません。描写や深みも増してこれからがますます楽しみです。映画化してほしい | ||||
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終盤のたたみかけるような展開にドキドキハラハラしつつも、最後の数ページで感動しました。 前作も今作もサスペンスの中に愛を感じる作品でした。 | ||||
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本作も期待を裏切らない予想外の展開で物語が進んでいきました!登場人物全員が重要な役割を果たしており、物語に無駄がありません。そのせいか息をつく間もない展開が待っています。時間がある時に読むのをお勧めします。深瀬をスクリーンで見てみたい。 そう思わせるほど個性が輝いていました!! | ||||
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由野さんの二作目。前作に続いて評価が高めな作品だけあって期待してよみました。読み始めたらあっという間で読む手が止まりません、、笑個人的には前作を超える面白さでした。私はこの作品の方が映像化して欲しいなーー!(予算的にも笑) 読んで損のない一冊。今後の作品に早くも期待大ですっ!! | ||||
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久しぶりに純粋なミステリーを読みました。前作に続いて映像化が眼に浮かぶ描写力やストーリー展開。そしてキャラクターの魅力が存分に味わえる一冊です。物語には序盤から良い意味で混乱しまくりました。え?この人が、え?と。全体的に不穏な世界観でありますが、若手の笹井のキャラクターが読者にとっても良いバロメーターとなっていたと感じます。また最後に明かされるタイトルの意味は切ない。家という価値観。そして家族の在り方。背伸びをして偽りばかりに見えていたけど、、、、。本当に読んでよかった一冊でした! | ||||
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前作より格段にパワーアップしたと感じた本作。クローズドサークルでも多重解決型ミステリーでもあり。とんでもない数の伏線が徐々に集約されている様は映画を見ているようでした!!また最後に明かされる「アイアムハウス」の意味。これが由野作品ですね。 | ||||
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またまた1作目に続いてどはまりした小説。のめり込みすぎて朝になっていた!! | ||||
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世界遺産・藤湖の高級住宅街に佇む十燈荘で、一家が襲われる事件が発生。奇妙な手口に疑問を抱いた静岡県警の深瀬が捜査を進めるが、住民たちの監視に阻まれ難航する。 美しい湖の景観とは裏腹に、隔離された異常な空間に漂う不穏な空気に引き込まれました! 怖いけどページを捲る手が止まらなかったです。 何度も予想を覆し、最後まで展開が読めないストーリーがスリル満点。ホラーや謎解きだけでなく、感情を揺さぶる人間ドラマも待っていて、外界から切り離されたような没入感を味わえました。 前作よりかなりパワーアップしてます!3時間くらいの新幹線の移動中で読み終わっちゃいました。 人の心に巣くう闇や狂気にゾクゾクしたい方、本格推理ミステリーを楽しみたい方にぴったりの一冊です。 | ||||
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由野先生の2作目。内容や世界観はあるだろうなーという感じだったが、読み始めたら朝になっていた。ここまでのめり込んでしまったのには驚きました。 人は見かけじゃわからない、裏の顔とは言わなくても誰にでも違う見え方があるのかもしれない。 多重解決型ミステリーのその先を堪能ください! | ||||
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人間の欲深さといった人間模様がリアルに描かれた一冊です。 1つ事実が明るみになると1つ謎が浮かび上がってくる、最後の最後まで引き込まれるようなストーリー展開が見どころです。 会話形式で話が進むため読みやすく、数日で読了いたしました。 また、登場人物と事件の関係性が読み進んでいくと明らかになっていくため、続きが気になり時間を忘れて読み進めておりました。 この本は、人間関係の複雑な心理に関心がある方におすすめです。 | ||||
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不気味な雰囲気の漂う場所で、『死神』と呼ばれながらも誰よりも鋭い嗅覚と、正義感を持つ深瀬。そして熱血な若き新米刑事と事件を追っていきます。深瀬の先を行こうと思ってもこれがなかなか難しい。多重解決型ミステリーの中でも一級品。しばらく余韻にひたれそうだ。 | ||||
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自然に恵まれた別荘地のような場所、十燈荘は富裕層が住む高級住宅街。 世界遺産の藤湖を除けば、周辺にスーパーもないやや生活が不便な場所だった。 娯楽が少ない環境では、近所の人の暮らしぶりが気になり、自然と監視的な環境を形成してしまう。 十燈荘では、回覧板代わりにつくられた住民専用のオンラインコミュニティが存在し、住民はそこで情報を共有し合っていた。しかし今回事件に巻き込まれた秋吉一家の妻は、その掲示板で住民らから誹謗中傷を受けていた。 なぜか? 秋吉一家は、裕福で平和な家族として振る舞ってきたが、実は十燈荘でギリギリ生活できる程度の経済状況だったことが発覚してしまったからである。 特に新参者や外部出身の人間に排他的な十燈荘では、藤湖出身の夫より、外部出身の妻が攻撃の的となってしまった。 ではなぜ一家は虚勢を張っていたのか?本当の彼らはどのような実態だったのか?誰に、なぜ残酷な方法で殺害されてしまったのか? 最後まで犯人が分からず、結末が気になって一気読みしました。 この作品は家や家族といった言葉が頻出します。タイトルのハウスにはそのどちらの意味も存在しますが、やや切ないラストを読むと「アイアムハウス」を「君はいつまでもこの家の一員だよ」と意訳したくなりました。 | ||||
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