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スピノザの診察室



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【この小説が収録されている参考書籍】
スピノザの診察室

スピノザの診察室の評価: 4.58/5点 レビュー 88件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 21~40 2/4ページ
No.58:
(4pt)

面白いが ネタバレ

西島医師のその後とか、アメリカでのライブの評価とか、気になる伏線が回収されずに終わるのが惜しい
スピノザの診察室Amazon書評・レビュー:スピノザの診察室より
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No.57:
(4pt)

続編も楽しみ!

"『たとえ病が治らなくても、仮に残された時間が短くても、人は幸せに過ごすことができる。できるはずだ、というのが私なりの哲学でね。そのために自分ができることは何かと、私はずっと考え続けているんだ』"2023年発刊の本書は京都で働く内科医が主人公の医療小説、映画化決定作品。⁣

個人的には京都を舞台にした小説が読みたくなったので本書を手にとりました。⁣

さて、そんな本書は医師としても20年間勤務するかたわら、2009年に『神様のカルテ』でデビューした著者による一冊で。かつては大学病院で数々の難手術を成功させて将来を嘱望された凄腕医師だったにも関わらず、最愛の妹の早すぎる死がきっかけで、今は京都の地域病院で働く内科医をしている雄町哲郎。哲学者のスピノザに『(希望のない宿命論を提示しながら)人間の努力というものを肯定している』と興味を示す哲郎の患者たちとの別れ、かっての同僚たちとの絡みを京都の行事や風景と共に描いているのですが。⁣

やはり、京都に縁ある私にとっては(その方が効率がいい)と、高級車を乗り回す同僚医師とは別に、街中を自転車で駆け回る哲郎の姿が情景と共に浮かんできて、大の甘党という設定とともに紹介されるお菓子も含めて写実的に楽しめました。⁣

また、かっての大学病院では患者の『名前も覚えてなかった』と告白する哲郎が、地域病院では治ることもなく、最期を迎えていく患者たちの名前を一人一人覚えて、向き合って言葉をかけていく姿には、難病を治療する医師とも違う在り方みたいなものを問いかけているように思いました。⁣

京都市内を舞台にした、また医療現場に興味ある方にオススメ。
スピノザの診察室Amazon書評・レビュー:スピノザの診察室より
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No.56:
(5pt)

考えさせられる

「神様のカルテ」に比べ、なかなかに考えさせられる部分があり、面白かった
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No.55:
(5pt)

医療従事者なら読んで。

読まないとわからない、とにかく読んで欲しい、医療従事者の方は、お勧めの本です。
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4164010061
No.54:
(5pt)

一気に読めました。
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No.53:
(5pt)

頑張ろうと思える話でした

終盤に「運命は決まっていて人間に自由にできることなどない」と主人公の哲郎が甥の龍之介に語るシーンがあります。哲郎は一見してどこか気怠げで頼りなく、助手としてきた後輩に舐められることもあります。それでも飄々としている哲郎が、どこかで見たことある人に似ているなと思っていました。終盤に思い出しました。河合隼雄さんですね。
河合隼雄さんの本(こころの処方箋だったかな?)の一節が哲郎に重なります。「努力によってものごとは解決しない、とよくわかっているのだけど、私には努力ぐらいしかすることがないのでやらせて頂いている」
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No.52:
(5pt)

良かった

最初は、話が難しかったですが、段々、読んでいくと色んな患者の話やマチ先生の話が凄く勉強になる話でした
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No.51:
(4pt)

この爽やかさに続編も期待大

「神様のカルテ」の栗原一止先生は封印されて、
京都の病院の消化器内科医の雄町哲郎先生が、今の医療現場で患者と向き合う
どうやら夏川草介自身も病院が変わり、本人曰く、少し執筆に割く時間が増えましたとのこと
二足の草鞋ながら、小説にやや比重をかけたのか?
そんな意気込みも感じられる内容になっていたような
「病気が治ることが幸福だという考え方では、どうしても行き詰まることがある。つまり病気が治らない人はみんな不幸なままなのかとね。治らない病気の人や、余命が限られている人が、幸せに日々を過ごすことはできないのかと」
その哲郎のつぶやきに
レンズ磨きを生業の一つとし、思索と執筆に専念した哲学者スピノザの言葉を響かせる作者の文章が爽やかだった。
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No.50:
(5pt)

安心をくれる医者

歳老いていくことも、病気と向き合うことも、悔やむ事などない。それでも出来る事ある。今日も朝日が美しい事が幸せと思わせてくれる、優しく感動をいただけた作品でした。
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No.49:
(5pt)

医療の本質

理想ではあるが医者の良心、医療の本質を感じる。大病院から小さな診療所に至るまで、それぞれの医者が医者の良心を高めて欲しいものだ。
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No.48:
(5pt)

良い作品です。

少し風変わりな医療系小説です。
患者を生かせる医療の根源的な意味を問いかける深い内容で素晴らしかったです。
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No.47:
(5pt)

人の死をゆっくり考える一冊

京都を舞台に繰り広げられる、患者の生に対面する医師の崇高な技術と精神の物語。患者を生かし続ける意味合い、80,90歳の老齢で末期癌を患うもいくつもの峠を医療技術で克服したケース、一方若年で奇しくも前例を見ない高難易度患者を死の淵から生還させたケース・・・。手術は『成功して当たり前』そのプレッシャーの狭間で努力を重ねる現場医師のみなさん。果たしてこの努力は意味があるのか??
哲学者のスピノザの思想を引用しながら、読み手にそれでも努力することの大切さを訴える。その先に見えるかもしれない、もしかすると見えないかも知れない『新しい未来』、我々人類はこの葛藤繰り今を生きている。
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No.46:
(4pt)

とてもいい本です

気になっていた本を即購入できたので助かりました。どうもありがとうございます
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No.45:
(5pt)

いい本です。

余計な言葉は不要です。実に”いい本”です。
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No.44:
(5pt)

阿闍梨餅は賞味期限が2日しかない

「阿闍梨餅は賞味期限が2日しかないんだ、1分1秒でも食べるのが遅れればその分味が落ちてしまう」
知らなかった・・・
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No.43:
(5pt)

哲学と精神の治療

この本は、17世紀の哲学者バールーフ・スピノザの思想を現代の心理学と結びつけた一冊です。この本は、スピノザの倫理学がいかに現代人の精神的な問題に対して有効かを探ります。特に、スピノザの情念に関する洞察が、自己理解や他者との関係改善にどう役立つかが丁寧に説明されています。

著者は、スピノザの「感情の治療法」としての哲学を実生活に応用する方法を提供し、読者に自己認識を深めるツールを手渡します。本書は、哲学的な理論だけでなく、具体的な実践指南も含むため、哲学に馴染みのない人々にもアクセスしやすい内容となっています。

『スピノザの診察室』は、個人の内面的な成長を求めるすべての読者にとって、思考の枠組みを広げ、新たな視点を提供する一冊です。スピノザの理論を通じて、現代の心理的な課題に光を当て、解決の道を示すこの書籍は、心と魂の探求者にとって必読の作品です。
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No.42:
(5pt)

安い早い、面白かった。トレンド3月

安い早い、面白かった。トレンド3月
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No.41:
(5pt)

こんな哲学しながら生きたい

主人公の物事への捉え方に感銘を受けました。魅力的な内面を持っている。そこに惹かれる作品でした。
なにかに懸命に取り組み、修羅場や辛い経験を乗り越えて辿り着いた人間性なんだろうなぁと。達観してるというか
こんな人間になりたいです。
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No.40:
(5pt)

良い。皆さんも是非読んでください

夏川先生の作品は全て呼んでいますが、今回も楽しく、涙を流しながら読みました。ありがとうございました。大学病院も地域密着の病院もそれぞれ必要であり、感慨深く読めました。マチ先生と南先生も、気になりますし、今後も大学病院で凄腕を見せて欲しいです。続編も期待してしまいます。
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No.39:
(5pt)

今年いちばん

良い本でした。ありがとうございました。
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